決闘
オルブライト卿の私室だという部屋は、異様な空気に包まれていた。
部屋の中央に立つジャンヌとリバル、互いがその身から発する闘気が空気を震わせ、その場に居合わせている人間の肌をジリジリと焼いていた。
その気迫に誰もが身動き一つせず、呼吸をすることすら忘れていた。
唯一人、間に立ったライルだけが涼しげな顔で二人にルールの確認をする。
「いいな。この金貨が地に落ちた時が勝負の開始の合図だ」
ライルの言に、二人は無言で頷く。
「よし、ではいくぞ」
そう言って、ライルは金貨を指で弾いた。
回転しながら真上に上がった金貨は天井近くで加速を止めると、後は引力によって地面へと吸い寄せられる。そのまま加速を続け、あっという間にライルの頭、胴、足の前を通り過ぎ、金属の澄んだ音を辺りに響かせた瞬間、
「参ります!」
「いざっ!」
限界まで力を溜めていた二人が、矢のように飛び出した。
そのまま彼我の距離を詰めた二人は、互いに武器を振り被り、渾身の一撃を振り下ろす。
二人の闘気を体現したような火花と共に、金属が激しくぶつかる音が室内に響く。
「……何!?」
ファーストコンタクトの後、驚いた声を上げたのはリバルだ。
二人はぶつかった位置から一歩も下がっていなかった。
つまりこれは、二人の力は互角だということを示していた。
しかも、バスタードソードという大剣を相手に、ごく普通の剣を用いて、だ。
「チッ、だからと言って……」
予想外の展開に驚くリバルだったが、
「我々は、負けるわけにはいかないのだよ!」
気持ちを切り替えてジャンヌに斬りかかった。
「そんなの、私だって同じなんだから!」
リバルの猛攻に、ジャンヌも負けまいと反撃を仕掛ける。
そこからは小技の応酬による、互いの体力の削りあいとなった。
「これは……驚いたな」
斬り合いを続ける二人を見て、ソファに座るオルブライト卿が驚嘆の声を上げる。
「リバルは私の騎士の中でも、頭一つ抜きん出た実力の持ち主だったのだ。そのリバルにあそこまで拮抗出来る人物が、しかもあんな年端も行かない少女なんかに……」
「なんか……とは失礼だな」
「いや、失礼。そんなつもりはないのだが……その……人は見た目によらないものだな」
「フン、卿よ。耄碌したな。そんなことだか臣下に裏切られるのではないか?」
「……痛いところを突く男じゃの」
ライルからの冷たい指摘に、オルブライト卿は視線を外して渋面をつくっていた。
ライルとオルブライト卿が話している間にも、剣のぶつかる金属音が室内に響く。
「クッ……手強い」
振り下ろされたリバルの攻撃を剣で受け流しながらジャンヌが舌打ちする。
最初こそ互角だった二人の対決は、今やその均衡が崩れつつあった。
ジャンヌにとって不利な方向へと――
この要因には、二人の筋力差が大きく関係していた。
最初の激突で互角になったのは、リバルが腕の力だけで剣を振り下ろしたのに対し、ジャンヌは体全体を使って剣を振り下ろしたからだった。
故に、硬直状態が長く続けば、一撃に体力を使うジャンヌが不利になるのは必然だった。
そして、ジャンヌにとって不利な点がもう一つあった。
それは互いの装備。リバルが体の要所を白銀の甲冑で覆っているのに対し、ジャンヌはいつもの服だった。故にジャンヌの攻撃は、自然と甲冑で覆われていない部分に制限されてしまうが、リバルはジャンヌの体、何処を狙っても必殺と成り得た。
このままではジリ貧になってしまう。ジャンヌ自身もこのままではいけないと思い、リバルの猛攻を必死に捌きながら打開策を思案していた。
「この、ちょこまかと……いい加減に倒れろ!」
すると、攻撃が弾かれ続ける事に業を煮やしたリバルが、バスタードソードを大きく後ろに振りかぶると、雄叫びを上げながら剣を横薙ぎにする。
まともに受ければ剣を叩き折られ、体を真っ二つにされかねない程の威力だが、
「……ここっ!」
そんな大振りな攻撃が早々当たる筈もなく、ジャンヌは体を沈めて紙一重で攻撃を回避すると、チャンスとばかりにリバルに肉薄する。
距離さえ詰めてしまえば、大剣を用いるリバルには為す術がない。そう思っての行動だった。
横薙ぎの一撃を行ったリバルは、回避されたバスタードソードを振り抜くと、その勢いのまま自分の体を一回転させて剣の軌道を変える。
すると、攻撃の隙を突いてリバルの懐に飛び込んだジャンヌの眼前に、上段に構えて今にも剣を振り下ろそうとするリバルの姿が映る。
「っ!?」
ここに来て、ジャンヌは自分の考えが間違っていた事を理解した。
リバルはジャンヌを誘う為、わざと大降りの攻撃を仕掛けたのだ。
「フン、今更気付いた所でもう遅い」
リバルは犬歯をむき出しにして獰猛に笑うと、全身の筋肉に血を巡らせて剣を振り下ろす。
「くらえ! 我が秘剣、シャルフリヒター!!」
「クッ……」
まるで、断頭台の様に風を切り裂きながら迫る刃に、命の危機を感じたジャンヌは、なりふり構わず身を投げ出してその場から離脱する。
次の瞬間、ジャンヌの居た場所にリバルのバスタードソードが振り下ろされ、とんでもない轟音を辺りに響かせた。
何とか剣の直撃だけは避けられたジャンヌだったが、リバルが振り下ろした剣が床を砕き、その破片が礫となって襲いかかって来る。
「が……あがっ!?」
流石のジャンヌもこれには対応出来ず、いくつもの破片で体を強かに打ちつけ、床を無様に転がった。
「ジャンヌ!」
吹き飛ばされたジャンヌの身を案じたルシオが悲痛な叫び声を上げる。
その言葉にも反応しないジャンヌに、ルシオは思わずジャンヌに駆け寄りそうになるが、
「弟よ、辛いだろうが、耐えるんだ」
ミシェルに肩を強く掴まれ、動くなと厳命される。
「でも、このままじゃ、ジャンヌが……」
ジャンヌは破片の一つが額に当たった所為で意識が朦朧としているのか、どうにか立ち上がっても、足取りが覚束ないようだった。
今のジャンヌがリバルに襲われれば、為すすべなく殺されてしまうだろう。
最悪の事態を想定して慌てているルシオに対し、ミシェルは静かに語りかける。
「大丈夫だ、見てみろ」
ミシェルは今にも泣き出しそうなルシオを宥めながら、リバルを顎で示す。
そこには、剣を床に刺し、腕を組んでジャンヌを凝視するリバルの姿があった。
動く様子を見せないリバルに、ルシオは困惑した表情を見せる。
「な、何で奴は止めを刺そうとしないんだ?」
「馬鹿にしないでもらおう」
ルシオの言葉に目敏く反応したリバルが、猛禽類を思わせる目でルシオを睨む。
「俺は騎士として決闘に挑んでいるのだ。卑怯な手で手にした勝利などに興味はない。俺が望むのは、互いが持てる技を全て用いた正々堂々とした勝負での決着のみだ」
「そう……心構えは立派なものね」
ようやく意識がはっきりしたのか、額から流れる血を乱暴に拭うと、ジャンヌは剣を構え直してリバルと再び対峙する。
「ジャンヌ!? 大丈夫なのか?」
「ええ、もう大丈夫だから。心配かけてゴメンね」
自分の無事をアピールするように、ジャンヌはルシオに気丈に笑ってみせた。
しかし、その笑顔とは裏腹に、ジャンヌの心境は穏やかでなかった。
主に刃を向ける、そんな騎士に負けるはずがないと挑んだ決闘は、リバルの予想以上の攻守によって予想以上に苦戦し、先程の一撃で勝負が決していてもおかしくなかった。
今生きていられるのは、正々堂々とした勝負がしたいというリバルの騎士道精神のお陰だ。もう同じ轍は踏まない。そう思い、気持ちも新たに武器を構えなおすジャンヌだったが、リバルに対して、これまで有効な攻撃手段を見つけられていなかった。
攻撃を掻い潜って剣をリバルへと当てても、その全てが体を覆う鎧に阻まれてしまう。
ジャンヌが使える唯一の剣技、エトワール・フィラントを繰り出そうにも、そんな大技を使う隙をリバルが与えてくれるとは思えないし、手数優先で一発一発の威力が弱いエトワール・フィラントでは、リバルが振るう暴風のような一撃で持って技ごと粉砕されそうだった。
「でも、勝つ術が全くないわけじゃない……」
一つはリバルが騎士道精神を重んじる人物であるという事。その騎士道精神に従順な余り、彼の攻撃は速く鋭いが、何処までも愚直で真っ直だった。余程の下手を打たない限り、彼の攻撃がジャンヌに致命傷を与えることはない。
そして、もう一つは、
「こればっかりは、やってみるしかないか……」
ジャンヌは少しでも作戦が成功するよう、何度も頭の中で理想の動きを思い描いた。
「おい、いつまで待たせるつもりだ」
すると、ジャンヌが剣を構えたまま微動だにしないので、苛立ちを露わにしたリバルから声が掛かった。
「まさか、このまま勝負をうやむやにする気ではあるまいな」
「フン、馬鹿にしないで頂戴」
これ以上の時間の引き伸ばしは出来そうにない。
後はぶっつけ本番でやるしかない。ジャンヌはそう心に決め、大きく深呼吸をすると、腰を落として臨戦態勢に入る。
「一つ言っておくけど、後悔しても知らないわよ」
「……何がだ?」
ジャンヌの言葉に、リバルは眉根を寄せる。
「モチロン、さっき止めを刺さなかったことよ」
「ハッ、そういう言葉は俺を圧倒してから言うんだな」
「そうさせてもらうわ!」
そう宣言すると、ジャンヌは足に溜めていた力を一気に解放した。
「はああああああああああああああああ、やあっ!」
ジャンヌは距離を一瞬で詰めると、下から斬り上げるように襲い掛かる。
リバルの首元を狙ったその攻撃の速さたるや、正に目にも留まらぬ速さと形容しても充分だったが、
「甘い!」
動きが直線的過ぎた所為か、リバルによってあっさりと弾かれた。
「――っ!? まだよっ!」
攻撃が弾かれた勢いで後ろに倒れそうになるが、ジャンヌはその勢いに逆らわず、流れるような動作で回転すると、リバルが攻勢に出る前に再度攻撃を仕掛ける。
その攻撃も、リバルの膂力を活かした強引な防御で弾かれるが、ジャンヌは三度、弾かれた勢いを利用して攻勢に打って出た。
「チッ、しつこい!」
反撃に出ようにも、ジャンヌの執拗な攻撃を防ぐので手一杯で、リバルは苛立ちを露わにする。
その間にも、ジャンヌは上下左右、あらゆる角度から体重を乗せた重い攻撃を仕掛け、リバルはその度に膂力で弾くという行為を繰り返す。
一撃の威力は重いが、直線的で単調な攻撃を繰り出し続けるジャンヌの意図が読めず、リバルは今後の展開が読めずにいたが、
「……もういい」
そう呟くと、この決闘を終わらせる決意をする。
相手の攻撃はこちらに勝るとも劣らない力で押してくるが、同じ場所ばかりを狙ってくる所為で手持ちのバスタードソードで容易に弾き返せている。今しがた弾き返した攻撃もこれまで同様、弾かれた勢いを利用して周り、反対側から再び攻撃を仕掛けようとしていた。
今までなら、不測の事態に備えながらその攻撃を弾き返し、相手の次の出方を伺うのだが、リバルはそこで初めて違う行動へと出た。
武器を構え、ジャンヌの攻撃に合わせて武器を振る……と見せかけ、大きく後ろへ跳ぶ。
「なっ!?」
リバルの突然の行動に、ジャンヌは驚きの声を上げる。
ジャンヌが振るった剣は、リバルが回避した事によって当然ながら空を切る。しかも、体重を乗せて剣を振った所為でバランスを崩し、前のめりに倒れそうになる。
その先には、リバルがバスタードソードを振りかぶった姿で立っていた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
雄叫びを上げながら、リバルがバスタードソードを横薙ぎにする。
「クッ……」
まるで暴風のように激しい唸りを上げながら迫るバスタードソードに、ジャンヌは身を投げ出すように前転する事でどうにか回避する。
しかし、その回避行動は、この場合に限っては下策中の下策だった。
リバルは剣を横薙ぎに払った勢いそのままにバスタードソードを豪快に回転させ、上段の構えを取る。
横薙ぎの勢いを利用した強烈な振り下ろし攻撃、リバルの剣技、シャルフリヒターだ。
「これで、終わりだあああああああああああああああああああっ!!」
雄叫びを上げながら、リバルが処刑人の如く断罪の刃を振り下ろす。
例え回避しても床を破壊し、その破砕した破片が襲い掛かってくるリバルの必殺攻撃……、
だが、ジャンヌはこの瞬間を待っていた。
「ここっ!」
ジャンヌは前転した姿勢から回避を行うどころか、床を蹴って更に前へと打って出る。
地面スレスレを進んでリバルとの間合いを一気に詰めると、剣を水平にし、振り下ろされたバスタードソードに向かって思いっきり下から突き上げる。
「くう……」
剣が交錯した瞬間、火花が散り、けたたましい金属音と共にジャンヌの両手にとんでもない重圧がかかるが、歯を食いしばり、腰を落としながら衝撃を少しでも逃がそうと努力する。同時に、バスタードソードの腹を滑らすようにして更にリバルとの間合いを詰める。
そのまま、大剣の柄まで剣を滑らせたジャンヌは、
「いっけええええええええええ!!」
気合一閃、剣を大きく振ってバスタードソードを弾き飛ばした。
すると、弾き飛ばされたバスタードソードは回転しながら天井へと突き刺さった。
「な……何だと!?」
突然消え失せた愛用の剣の行方を見て、リバルが驚愕に目を見開く。
呆然と天井を見上げるリバルの眼前に、ジャンヌは剣を突きつける。
「勝負はついたわ。あなたの、負けよ!」
「クッ…………無念」
剣を突き付けられたリバルは敗北を認め、その場に膝を着いた。
膝を着いたリバルを見て、ジャンヌは大きく嘆息する。
その顔には、自分の思い通りの成果が出たことへの安堵が浮かんでいた。
「爺……私、やったよ」
ここにはいない恩師に向けて、ジャンヌは小さく感謝の意を伝える。
リバルとの決闘に勝てたのは、クラフトの存在が大きかったからだ。
ジャンヌが持っている唯一の技が通用しない以上、彼女が勝つ為に次に頼ったのは、自分の剣の師匠であるクラフトだった。クラフトは自分の身長程の長槍を巧みに使い、どんな相手が、どんな武器で襲い掛かっても攻撃をいなす、パリィだけで相手を圧倒してみせたという。
しかも、クラフトのパリィはただ、武器を巧みにいなすだけではなかった。
いなすと同時に相手の手から武器を弾き飛ばし、一瞬にして無力化させるのだ。
これこそが、ジャンヌが決闘の最中に見出した、勝つ為のもう一つの方策だった。
クラフトのパリィの技術がいかに凄いものかは、幼少の時から身を持って実感している。
目を閉じれば、今でもその姿をハッキリと思い浮かべることが出来るほどだ。
そして鮮明な技の記憶と共に、クラフトから送られた言葉も思い出した。
「壁は乗り越えられる。やってやれないことは無い」
その言葉はジャンヌ……いや、プリマヴェーラという人間が騎士を目指して毎日鍛錬に勤しみ、体が傷つき疲れ果てても、その言葉を思い出すことでいくらでも立ち上がれる、言わば彼女にとっての原動力となる魔法の言葉だった。
後、必要なのは、絶対に出来ると信じて、勇気を持って実行に移すだけ。
そしてジャンヌは、自分が最も信頼する、最も強いと思う師の技に全てを賭けた。
先ずは、力に任せた単調な攻撃を繰り出し、リバルにわざとその攻撃を受けさせる。この攻撃の目的は、リバルの握力を奪うこと。そして、リバルが剣技、シャルフリヒターを放つタイミングを計る為だった。かくして、ジャンヌの読み通り、業を煮やしたリバルの放ったシャルフリヒターは、握力の低下でその威力を十二分に発揮出来ず、クラフトの見よう見まねで放ったパリィでもその攻撃を受け止め、弾き返す事に成功し、見事、決闘に勝利したのだった。
「情けは無用だ……殺せ」
項垂れた姿勢のリバルが、ジャンヌに自分の命を絶つように言う。
「「「リ、リバル様!」」」
「手を出すな!!」
リバルの部下が咄嗟に武器を構えようとしたが、リバルが大声でそれを制す。
「これは正式な騎士の決闘だ。正々堂々と勝負し、俺が負けた。いくら結果に不満があろうとも、決闘を汚す様な真似だけはするな!」
リバルはジャンヌを見上げると、改めて「すまなかった」と頭を下げる。
「部下が失礼した。この勝負、俺の負けだ……この命、持っていくがいい」
拳を床に着き、俯いた姿勢でゆっくりと目を閉じるリバル。
「そう……では、お望み通り、好きにさせてもらうわ」
そう言ったジャンヌは、ちらとライルを見る。
目が合ったライルは、ジャンヌがこれから言うであろうことに気付いて眉をしかめたが、好きにしろと言わんばかりに手を振った。
ライルからの了承を汲み取ったジャンヌは、リバルを見下ろすと声高々に宣言した。
「私はあなたを手にかけるつもりはありません」
「なっ!?」
死ぬ覚悟をしていたリバルは、みるみる顔を赤くして怒りの表情を浮かべる。
「ふざけるな! 騎士が命を賭けて決闘したのだ。勝者の情けによって生かされるなんて、何たる屈辱! お前は俺に生き恥を晒せと言うのか!?」
「そう思ってもらって構わないわ。でも、ここからの話は悪い話じゃないはずよ」
ジャンヌはそう前置きして本題に入る。
「私の願いは、話を聞いて欲しい。そして、この国で起きていることを知って欲しいの。その上で、騎士として何をするのが正しいのか考えて頂戴。その結果、あなたが自害しても私はあなたを蔑まないし、再び敵対すると言っても止めはしないわ」
「……………………俺に道を選ばせる権利を与えると言うのか?」
「端的に言って、そう解釈してもらって構わないわ」
「…………」
予想外の展開に、リバルは面食らった様に呆けていたが、ジャンヌの表情から決して嘘や冗談で出た言葉ではないと悟り、真剣な表情に戻る。
たっぷり五分、座ったままの姿勢で考え込んでいたリバルは、
「わかった。話を聞かせてもらおう」
床に胡坐をかき、話を聞く姿勢を取った。
それを聞いてリバルの部下達は安堵の溜め息をつくと、リバルに習って同じ様に座った。
「ありがとう。それじゃあ聞いてもらえる?」
ジャンヌはここにいる騎士四人を説得する為に話を始めた。




