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傷は傷のままなのかも知れない

作者: 小波

傷が癒えるという言い方がある。体なんかは見たまんまそうかも知れない。問題はこころだ。


心の傷って一生傷のままなんではないかと思う。傷の上に絆創膏を貼ったり、その後心の違う場所に喜びの色をのせたり、、


私のこころはまん丸い地球みたいなものだと思う。


砂漠もある。湖もある。穏やかな草原で家庭をいとなむ夫婦がいる。

戦争中の大地は焼けた色をしている。

森の奥には白骨化した何かが転がる。


それはいつもそこにある。


わたしはいま地球の中を歩いてる。


自分を愛せる。


歩くところは選べる。


歩くという行動が自分に返せる愛だ。



(いててててて涙)




追記

そのまま、残ってるのは少し安心してる。傷。記憶。


傷は癒えないものなのか。


そこに手を伸ばすとその場所、その年齢、色んな私が待っていて。待っているな、という気持ち。


人それぞれ苦労の質が違う。同じであれば分かり合えるのは簡単なのに、そうではない。ゆっくり息を吸う。







#自分

#地球

#安心

#場所

#感嘆






永野 彗

永野 彗

現在ショートショートの魅力にハマっています。気象病、台風、満月。頭痛。 自然豊かな場所に移住希望。 X、小説家になろう、持ってます。 なろうの「小波」です。「名前を知りたい。」の作者です。


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