人体実験の土壌
731部隊を調べてると、凍傷になるメカニズムついても非常に興味を抱き研究していた様子が知れる。
実際に彼らが人体で凍傷実験していたことは判明している。子どもまでもが犠牲となる大変残酷な実験だったようだ。
当時は、ソ連のような永久凍土の寒冷地戦に備えるため、ぜひとも凍傷のメカニズムを解明し、兵士の個々の戦力保持に必要である凍傷予防薬開発は必須だと見なしてたのだろう。成功すれば大変な手柄も手に入れられる。
なんと表現すればいいのかな? 権力と大義を手に入れた人間は、目的を果たす為なら、何しても許されると信じるようになるようだ。
自分ら以外は人間ではなくなった。自分と同じ生きた人間さえ、使い捨ての『消耗品』と見なしてる。
731部隊に所属していた人たちの散らばった先を知るべきだろう。戦後からの保健行政、現在の医薬品、医療関係の企業、大学、研究所等のアカデミー等、知識を生かした専門職に復帰したことを知るから。
倫理を無くした精神は戦後も続き、人体実験は場所を変え、昭和47年まで続いてたことが判明した。
つい半世紀前までハンセン病で隔離された患者を使い「虹波」と呼ばれていた激しい副作用がある開発中の薬で、人体実験が繰り返されていたのだ。
6歳の子どもを含む、判明しただけでも472人の人の被害の中間報告を、資料を精査した学芸員らが公表した。塗り薬で、注射で、吸入で、浣腸など様々な投与を実験し、深刻な副作用と死亡の実態があったようだ。
今年は昭和では99年なので、昭和47年ならば、52年前だ。なれば人体実験してた医学者やその直の弟子や教え子は、まだ十分生存してて、ちょうどその界隈の重鎮になってる頃じゃないかな。
例えば、政府にアドバイスするようなリーダー的立場とか。例えば、特定の分野の権威だとか。例えば、界隈の人事を掌握する権力者とか。
そういう人らがどこかしらのあちこちの公的保健機関や医学界、薬学界、大学に関わってるならば、今置かれてる日本の状況に俺は納得してしまうんだよな。
もう、レプリコンまでカウントダウンの状況だ。
厚労大臣の会見のしれっとした顔が思い浮かぶ。国民を見下し、いつも薄ら嗤いを隠してるような、あの表情。
***
WW2の敗戦時に隠滅されたと思われていた第9陸軍技術研究所、いわゆる登戸研究所の幹部名簿が発見されていたらしい。
ここもマジでヤバい研究をあれこれしてたことがわかっている。スパイ用機器、暗殺用毒物、風船爆弾などの爆発物、生物兵器開発、経済を混乱させるために中国紙幣の偽造までしてたという。
当時は近隣農村からは憧れの職場だったらしいよ。徴兵も逃れられるし現金が手に入るから。
登戸会っていうOB会が存在するらしいけど、大半は登戸研究所の全容は知らないという。機密組織だもんね。
俺が注目度してるのは1937年には既に、強力な電磁波にて、人や飛行機を攻撃する兵器の実験場が作られたことかな。殺人光線の開発。動物実験で至近から猿を殺傷することは出来るまでになったらしいが、実用化までには至らなかったようだ。が、現代では?
急性には殺傷できなくとも、慢性的に与えればどうなるのか興味深い。
戦後はGHQに研究成果を渡し、戦犯免責となったとされている。登戸研究所関係者の特殊技術を持つ所員の少なくない人たちが、その後も米軍組織下で研究を続けたということなので、旧日本陸軍の研究って結構現在の世界の生物兵器とか、秘密兵器の礎になってんじゃね?
そして、今頃になって登戸研究所に関する文書が発見された事実が公表され、資料集として今月出版された理由だよな。
───今回は、レプリコンを自国民で。
過去を掘り返されて現代医療の原点が求められてるっていうのは、目的達成や金や保身のために、人間の心とか倫理観を欠いてるような今の保健行政を、憂いている人たちが増えてる表れだと思うのは気のせいなのかな?
登戸研究所の資料集は3万800円するから、俺には買えない ( ´ー`)φ




