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幻視

作者: 秋葉竹





明るい夜に

罪は生まれる


光のあとに

罪は生まれる


瞳の中に視える傷

てのひらを刺す凍る針



知らないことがない星が

夢より輝くような夢


傷も痛みも癒やしも知らず

片頬笑みで笑ってる


光を語るな

闇を語るな


世界を語るな

夜を語るな



夜を甘いと云う君を

しっかり抱きしめ歌いたい


やさしさの果て

親が子に


与える愛より愛してる

ただ子守唄を歌いたい


君の髪の毛撫であげて

額にそっとキスをする


罪は私が吸い取った

神さまもそれを許す夜


夜を傾げる罪と罰

神も欺く罪と罰


私が頬張る快楽は

満足できない星の砂


鳴らない鈴が鳴るときに

砂は舞い散り夢を切る


片想いでもまだ好きな

想いをそっと込めた朝


光も闇も語らずに

明るい未来を夢に視る







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