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貴女を僕は大好きだけど? 僕の事を君はどう想ってるかは分からない!

作者: 七瀬







僕は、好きな女性ひとがいるのだけど、、、?

彼女が僕の事が好きなのかは、分からない。

彼女は、誰にでも優しく誰にでも同じ目線で話しかける。

僕も、最初はそうだった。

僕は既に、彼女に好意を持っていた。

彼女は僕を、数多くいる友達の一人にしか見ていなかったのだろう。

何処で、どうなったのか?

僕は、彼女と仲良くなるキッカケができて、そこから二人で一緒に

居る事が増えていったのだけど、、、?

やっぱり、彼女の気持ちを僕が知る事は出来なかった。

誰と会っていても、彼女は変わらないからだ。

いつもニコニコして、楽しそうに話しかけている。

彼女は僕の時も、同じ顔をするよ。

君は、誰に対しても一緒の態度が取れる女性ひとなのだけど?

“僕だけが特別か?”と言われれば分からないよ。

僕も、他の人達と一緒なのかもしれないね。




・・・もっと言えば?

僕より他の人達の方が特別なんじゃないのかな?

何も変わらないという事は、“彼女にとって僕じゃなくてもいい”

という事にも捉えられる。

人は! 【その人にとって特別な存在】だから、傍に居たいと想う。

そうじゃないと? 自信も確証もないモノにどうして、そこに居れるのか?




僕の心は、不安に飲み込まれそうになっていた。

彼女は、いつものように僕に優しく話しかけ笑顔で笑いかけてくれる。

【僕は、他の人達と一緒なの?】何度この言葉を君に聞こうと思った

事か? 君は知らないよね。





・・・それでも?

僕は君の事が大好きだから、ずっと我慢してきた。

その我慢が、もう限界に近づいてきているんだ。

自分を誤魔化せないよ! もう、本当の自分がそこまで出てきている。

僕は僕だけを愛してくれる女性ひとを愛したいだけだ!

どんな時も、何があっても、僕だけは君の傍に居る。

それだけは、間違いないよ。

僕の意志でそう決めたのだから。迷いはない!

今はないけど? 君は僕を見つけると、いつもこう言うよね。 



『おはよう、元気?』

『おやすみ、またね。』




・・・そうだね。

僕も、その時ばかりは君の気持ちと重なるような感覚を受けるよ。

君の中に、僕が溶け込んでいく。

一緒の気持ちでいる事は難しい。

だけど? 同じ気持ちになれると安心する。

誰かじゃないんだ! 僕は君だから好きなんだよ。

それだけでも、君に分かってほしいだけだ!

僕は、誰かと君を比べたりしない。

他の人じゃない君が好きなんだから!





・・・でも?

君は、そうじゃないかもしれない。

僕じゃなくても、君はいいのかもしれないね。

それでも、僕は君の傍にずっと居る事が出来るのかな?



いや? それは無理かもしれない。

もう、君の傍に居たら! 僕じゃなくなってしまうから。

ごめんね、君が望んでくれれば僕は君の傍に居れるのに...。

そう、君が僕を必要としてくれるのなら、僕はずっと君の傍に。

恋の魔法が解けないように、僕は魔法にずっとかかりつけるだろう。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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