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【旧版】魔法の世界でテロリズム【更新停止】  作者: 雛星のえ
第3章 / 離島へゾンビ撃滅!
17/60

17話:依頼は勿論

「ふうん、それはなかなかに興味深いね」

 瀬音から聞いた話を2人にすると、岳が興味を示してくれた。

「へえ! 面白そうじゃない! ゾンビ撃滅かぁ……うん、楽しそうね」

 雅華も同様、興味を示す。しかも、ソファから身を乗り出してまで。少しというか、結構以外。

「ちょ、星夜。何よ、そんなに目見開いちゃって。何がそんなに驚いたの?」

「え、えっ。ごめんごめん。いやー、雅華、こういうの嫌がるかと思ってたんだ」

 僕が返すと、雅華は困ったような顔をした。

「そうかしらね。でも、檻の中よりはよっぽどいいわ。それで、ゾンビ撃滅なんでしょ?」

 彼女の言葉に、僕は頷く。

「うん。でもこれは、依頼人から直接受けたわけじゃないから、実行するか否かは自由なんだって。……どうする?」

 2人に問うと、岳が呆れたように溜息をつきながら、雅華が可愛らしくウインクをしながら答えてくれた。

「どうするも何も。困っている人がいるんだから、それは助けないとだよね」

「私も岳に同意よッ」

 どうやら、2人の意思は固まった様子。となると、僕の意見は勿論。


「よーっし! んじゃ行きますか! 場所はここから少し離れた島、ルフリア島だって」

 僕が胸元でガッツポーズを作って意気込むと、雅華が突如、驚いたような顔をした。

「ルフリア……って、ええ!? こ、ここ確か、アケーディア、よね……? 全然、少しって距離じゃないわよ……? そこに一体、どうやって行くっていうの……?」

 確かに、ここ、アケーディアから、ルフリア島はかなりの距離がある。だけど、移動手段はある程度決まっていた。彼女の言葉に、ウインクで返す。……彼女みたいに、かわいくはできないけども。

「ついてきてっ」


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