1.プロローグ
前の話は変でしたけど、これからはよろしくお願いします。
「お前うざいんだよ。お前さえいなければ』
<擬真流剣術>を作った者の直系、現当主の末っ子、擬真臥流は、今日も他の4兄弟、長男、武流,次男、翔流,三男、須玖流,四男、陰蔵,に、いじめられていた。
最初は、陰口から始まった。それから、どんどん悪化していって今は、暴力を振るわれている。これは、父や祖父が死んでしまった後から悪化した。だが、俺は反撃をしていない。なぜなら俺は兄達に関わることが嫌になってきたからだ。
自分より歳がしたで、自分より才能があり、自分達が後継者になれなさそうだからって、人を痛めつけ、やめさせようとしてくる最低なやつだからだ。
俺はいつも道理に稽古を続けていた。その時、兄から呼び出しを受けた。そして、指定された場所に行くと、兄達が真剣を持って待っていた。
『はぁぁぁぁ』ぶしゃぁぁ
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」これには俺も声を出してしまった。
斬られたのだった。俺が倒れたのをみて惨忍な笑みを浮かばせながら立ち去っていくのをみて、俺は気を失った。
『臥流よ、臥流よ。』といきなり俺を呼ぶ声がした。
『臥流よ、お前はまだ死んではならない。地球ではない違う世界で強くなれ』
そこで俺の意識はが戻った。
「父上、おじいさまなぜここに?そしてさっきの言葉はどういう意味なのですか?」
そして俺はまた意識が途切れた。