Two episode
エルはテレビをつけた
天気予報をしていた
「明日、晴れか・・・」
独り言を言って手に持っていた麦茶を飲んだ
その時
プルルルルルルルルルルル―――――――――――――っ
電話が鳴った
エルは受話器をとった
「もしもし?枝江狸ですけど?」
「たっ助けてくれェェェェっ」
大声で叫ばれた
耳がキ―――――――ンとなった
「どなたですか?」
エルが聞く
「とっ、とにか―――――――――――――――――――」
言葉が切れた
エルは受話器を耳にぎゅっと押し当てた
向こうでプシュゥゥゥゥ―――と言う音が聞こえている
「あのぉ?」
エルがこういった瞬間
「ふっふはははははははははっ」
笑い声が聞こえた
男だ
「これで炎の国を・・・さくな様に」
炎の国?どこだ?
「炎警察も腕が落ちたものね・・・ふふっ」
女の声が聞こえる
「こいつ、応援を呼んでたみたいだぞ?」
又男の声が聞こえた
男と女がいるようだ
「もっしも―しっ警察ですかぁ?」
女だ
エルは何も言えず黙っていた
「返事がなぁい」
女が言う
「かりん、切って」
男が言う
「はーいっ」
かりんと呼ばれた女がこう言ったとたん
電話は切られた
「なんだ?いまの?炎の国?」
頭がこんがらがったが
「まっいっか」
と、間違い電話ということに頭を切り替えた
――――――――――4日後――――――――――
「エルゥ〜」
五郎が来た
「最近顔色悪いよ?大丈夫?」
「大丈夫、ゴホッゲホッ、だ」
「風邪引いててるんじゃ?」
五郎が首をかしげて言う
「大丈夫だ」
もう一度言った
「あっ今日家行っていい?」
五郎が聞く
「なんでだ?」
「遊ぼうよ、明るく楽しくパーっと」
五郎が手をヒラヒラと空中を泳がせた
「いいぞ」
「やったー」
五郎が飛び跳ねた
なんか意味不明になってきました(汗