旦那ちゃんと嫁ちゃん~ソナタのちくびの名は~
だって、しようがないじゃないか。
夕飯後のまったりとした時間にて。
「旦那ちゃんさあ」
おもむろに嫁ちゃんは、旦那ちゃんの胸板をじっと見ている。
「なんだい嫁ちゃん。俺に惚れ直したのかい」
と、つまんない旦那ちゃんの返し。
「うんにゃ。あのさぁ乳首立っとるよ」
嫁ちゃんは指さす。
Tシャツから浮き出るてぃくび。
「だから~常時こうなの、ワシの乳首の平常運転なの。何度も言っているっしょ」
旦那ちゃんは諭すように伝える。
「興奮してるんでしょ」
全く耳を貸さない嫁ちゃんなのである。
「誰が」
「あなた」
「誰に」
「あたし」
「違う」
「そ」
次の瞬間、嫁ちゃんの手が旦那ちゃんの乳首目掛けてピンポイントに飛んでくる。
身を固くして攻撃を避けようとする旦那ちゃん。
「やめれ」
「またまた~嫌いじゃあるまいし」
「乳首掴まれても男は喜ばないの」
「じゃ、女は喜ぶの?」
「だって、そうじゃないか」
「はい。偏見~今時、そんな考えアウトだよ」
「だって・・・」
と旦那ちゃんが油断した隙に、嫁ちゃんの手刀が乳首にクリティカルヒット。
「あふっ!」
「お~い、やっぱ、おっ立ててる~」
会心の笑みを浮かべる嫁ちゃん。
「だから、元からだって」
旦那ちゃんは乳首を両手で抑え訴え続けた。
「旦那ちゃんのさぁ、乳首って枯れたグリンピースみたいだよね」
「なにを突然・・・じゃ、アンタは干しレーズンだ。♪東◯オール〇ーズン~♪」
「あんたあ?その言い方・・・そんなにでかくないよ、あなたの方が♪オールドレーズン」
「やるな」
「それほどでも~」
「またまた~」
「いやいや~」
と互いを変に謙遜し合うおバカさん2人なのであった。
乳首・・・てぃくびいって不思議だね。
ちゃん、ちゃん。
そんなもんなんだもん。




