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第82話 怪しい魔像の噂

今回の話ではありませんが、最近文章量を増やそうとしてめちゃくちゃつまらない話になりつつあります。

やっぱり2000文字ぐらいの話を量産した方が個人的にはいいなと感じました。

そんな夜です。

 俺は1人、冒険者ギルドに足を運んでいた。

 基本的に俺は1人で活動している。縛られたくないからだ。

 しかしそんな俺を阻む奴が現れた。


「あっ、カイくーん!」

「チッ」


 俺は舌打ちをした。多分本人には聞こえていない。

 振り返る気もない。何故なら、アイツしかいないからだ。


「丁度いいところに居たね。ねえカイ君、一緒に依頼受けよう」

「黙れ」

「もう、酷いな!」


 エクレアはぷくっと頬を膨らませた。

 それから肩を掴んで揺すって来る。ウザい。ウザすぎる。


「離れろ。お前はショコラにだけベタベタしてろ」

「むっ。出もそっちの方がいいや」

「ならそうしてくれ。俺は人にべたべたされるのが嫌いなんだ」


 俺はショコラを振り払うと、キョロキョロしてショコラを探し出す。

 解放されてよかったと安堵し、俺はクエストボードから依頼書を探す。

 すると面白そうな依頼はなく、適当にアルミラージでも狩ることにした。


「よし、コイツでいいか」

「あっ、ショコラちゃん!」

「あっ、エクレア。どうして抱きつくの?」

「何でだろうねー。よしよーし」


 ウザい絡み声が聞こえてきた。

 俺は完全スルーして、受付に向かう。

 するとパフィが神妙な顔をして、考え事をしていた。


「ふーん。本当でしょうか?」

「どうしたんだ? 何か考え事か?」

「あっ、カイさん。おはようございます」


 パフィは俺の存在に気が付くと、考えることを止めて丁寧な挨拶をした。

 俺も「ああ」と相槌を打つと、俺の提出した依頼書を見て「はい、受注確認致しました」とテンプレートで返す。


 明らかにいつものテキパキとした動きではない。

 こうなるということは、きっと冒険者ギルドに何かあったんだ。

 とは言え俺が気にすることでもなく、受付を去ろうとした時、俺の耳に嫌なうわさ話が流れ込んできた。


「はっ、やっぱりか!」

「ああそうなんだよな。まさかこの近くにあんなものがあるとか知らなかったぜ」


 男2人の冒険者がゴタゴタと話し込んでいる。

 俺はこれだけの情報で“最悪”を察知した。

 無視して早く行こう。そう思い冒険者ギルドを後にしようとしたが。パフィに止められてしまった。


「そうなんすよね。まさか、あんなものがあったなんて……」


 明らかに俺に話している。

 本人は頬杖を突き、独り言のふりをしているが、チラチラと俺の方を見てくる。

 「チラッ、チラッチラッ」と口にしているので、流石に聞いてやることにした。

 立ち止まり話が進むのを待っていると、エクレアが割り込んだ。


「ねえ、何の話をしているの?」

「おっ、エクレアじゃないか。いやな、最近変なもん見つけた奴がいるんだってよ

「変なもん? 何か面白い物でもあったの?」

「それがわかってねえんだよ。ただ森の奥の方に人目を避けるみたいに広い面積の土地の木が無くなっているんだってよ」

「それって意図的だよね? なのに人目を避けているの?」

「ああ。まあ変な話だよな」


 確かに変な話だ。

 本来人目を避けたいなら木は生やしたままにするべきだ。

 とは言え、広い敷地の木が無くなっているのは、何か意図があると見て言い。

 例えば——


「もしかして遺跡の跡地か何かかな?」


 俺も同意見だ。

 人為的に気が無くなっていて、なだらかになっているのなら何かあっても無理はない。

 そう考えると特別な儀式をする場所、もしくは儀式の対象を祀り上げるための場所に決まっている。


「くだらないな」


 面白いもない。俺はそう思った。

 するとパフィが俺に聞こえる声で話しかける。


「でも、その場所を発見した冒険者たちは“像が置いてあった”って報告しているわね」

「像が置いてある? ってことはやっぱり信仰意識の問題だな。その名残の産物だろう」


 俺は非常に冷めていた。

 するとパフィは俺の態度が気に食わないのか、さらに気になることを言った。


「しかも、発見した冒険者さん達が調査のために向かったんですよ」

「調査に? それなら別に構わないだろ。それじゃあ俺は……」

「ですが問題なのは、像がただの像ではなく、魔物を模ったと思しき、一種の魔像だとおっしゃっていたんですよ」


 魔像だと? それはおかしな話だ。

 魔像と言うものは魔物を模って作られたもので、単に神を信仰する目的とは違う。

 つまるところ、その場所は何か意味があると見た。


「なるほどな。最悪死ぬかもしれないぞ」

「えっ!?」

「当然だろ。神を崇めるわけでもない、魔像を置くような場所が単なる信仰の地とは考えにくい。これは裏があるな」


 俺はパフィに聞こえる声で1人そう語った。

 もちろん確証はないし、調べる気もない。単なる俺の考えにしか至らないのだが、パフィは心配した。

 それから俺にこう尋ねる。


「カイさん。場所は丁度カイさんがこれから向かおうと思っている森です。できれば……」

「断る。わざわざ危険に片足を突っ込むほど、俺は暇でも好奇心の獣でもないからな」


 それだけ伝え、俺は1人森に向かった。

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