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第30話 黄金龍の後始末

寒いですね。寒すぎてプロットも書いてないせいか、小説のオチが頭から抜け落ちてます。書くものがわからなくなってきた。

 俺は黄金龍の後始末を考えていた。

 このままここに放置していてももったいない。

 そこで黄金の龍ファフニールをどう使うか考える。


「このまま放置してもな。魔石は手に入ったから残りをどうするかだが……」


 とは言えってもほとんど残っていない。

 魔石になる気らなかった部分が溜まっているだけだ。

 例えば頭蓋骨。それから引きちぎられた翼や左前脚の爪。一回本体から切り離されると魔石にはならない。そこに残り続けて腐敗するだけだ。その辺は生物と同じシステムになっている。


「これだけ大きいと皮を剥ぐのも大変だな。とは言え金にはなる」


 黄金の龍ファフニールはどこを取っても高値になる。

 金の翼は金箔と同じで本物の金。金鉱石を食い続けて成長段階だった証だ。

 純度は高くないものの、キロ5万はくだらない。

 これだけあれば相当数暮らせるだろう。


「ううっ……あ、あれ?」

「気が付いたか、エクレア」


 ふとエクレアが目を覚ました。気絶していただけなのですぐにとは思っていたが、あまりに速い復帰に正直驚く。

 エクレアは何が起きたのか覚えていないらしく、仰向けのまま左右に首を動かすとファフニールのもげた翼を見てすぐさま立ち上がる。

 急な動きのため、頭がキーンとしてしまった。体がよろけて転びそうになるところを俺は見逃さずに手を差し伸べる。

 エクレアのまだ熱い手が俺の手と繋がれた。


「あ、ありがとうカイ君」

「目が覚めたんだな。体の調子はどうだ?」

「う、うん。悪くはないよ……悪くはね。まだちょっとのぼせてるのかな?」


 《黄昏の陽射し》の影響が体に出ていた。いつも以上に魔法を多用したからだろう。

 その副作用で未だに脳に血が溜まっているのか、フラフラしている。

 エクレアは魔法の力で血溜まりを熱を加えて溶かせる。それを加味しても、あまりにも苦しそうだ。


「ゆっくり休め。体力を回復しろ」

「ご、ごめんね。私負けちゃった」

「そんなことはない。お前のおかげで情報が手に入った。そのおかげで俺が倒せたんだ。これはチームの勝利だ」

「チームの勝利……じゃあカイ君!」


 エクレアは目を丸くしたが、すぐに笑みを零す。

 何を今更なことを言っているんだ。こんな光景子供でも見れば一発でわかるだろう。

 目の前には大きな魔石が転がっている。どう見ても勝利をもぎ取ったことになる。

 流石にこの状況を見ればと思ったが、エクレアは俺の手を何故か掴んできた。


「な、なんだ?」

「今言ってくれたよね。チームの勝利だって」

「それがなんだ。何かおかしなことでもあるのか?」

「ううん、逆だよ逆!」


 逆って何だ。何かの頓智か。正直俺は苦手だぞ。

 けれどエクレアは嬉しそうで、俺に笑顔を見せる。


「だって今まで私のこと邪魔者って感じで見てたでしょ? それが急にパーティーメンバーとして見てくれるなって嬉しいに決まってるよ!」

「そこか。そんなに重要でもないだろ」

「そんなことないよ! 私のこと信じてくれてたんだよね。私嬉しかったよ。最後は見られなかったけど」


 頬を掻いて悔しそうに目を背ける。

 本当に読めない奴だ。俺にはやはりと言うか最初からわかっていたことだが、女心何て理解できない。

 だから俺はもう理解しない。

 腰に手を当てて、溜息を吐くとエクレアのジト目が飛んでくる。


「溜息何てつかないでよ!」

「仕方ないだろ。あまりにくだらないんだ」

「くだらなくないって!」


 エクレアの怒りの沸点がよくわからない。

 俺は今度は頭を押さえてエクレアに今すべきことを聞く。


「エクレア、今何をするべきかわかるか?」

「えっ? 鉄鉱石を運ぶことでしょ」

「そうじゃない。いいか、お前の左。見えるだろ、ファフニールの死骸の破片」


 人差し指を向け、エクレアにも気が付かせる。ごろごろ転がった翼の破片なんかが落ちている。

 俺はそのうちの1つを拾い上げると、採取を始めた。

 このまま放置はもったいない。有効活用の一つでも見出さないと、これじゃあ骨折り損だった。

 忙しくなるなと思い、少しわくわくしている。

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