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第27話 黄金の龍:ファフニール

ついにドラゴン出現。

面白いと思っていただけたら感想待ってます。

 黄金の龍。略称だと黄金龍と呼ばれている。

 それは体の色が黄金色に輝き、金色の姿を鎧として手に入れたようだった。

 けれどその姿は完全に金でできており、金メッキではない。

 実際に黄金を食うことでその姿を維持しており、口から吐くブレスは全てのものを金に変化させる。最強種の龍の一種類。

 それが今、俺達の前にいる。


「マジかよ、まさかこんなところであの龍に出会えるなんてな」

「でも少し小さいよ?」

「おそらく幼体のはずだ。だがその姿に威圧感は本物だよ、アレが黄金龍ファフニール」


 かつて大国を金に変貌させたとされる巨悪の龍。

 圧倒的な存在感を放ち、その姿は炎には脆いが全てを金に変化させてしまう。

 マジで最強。巷ではそんな風に言われている。


「とは言え巷も何もないか。何せこんなモンスター、普通相手にはしない」

「凄いね、迫力が圧倒的だよ」

「怖気づいたのか?」

「ううん、私今凄く楽しい。命が燃えて闘志が呼び起こされているのかな?」


 どうやら逃げる気はないらしい。それもそうか、こんな盛り上がる展開をエクレアが見逃す恥がない。

 本当は俺は逃げてもいい。何故ならこんな奴を相手にする義務はないからだ。

 本当はもっと高ランク。+でもいいところだ。

 幼体とは言え勝てるかどうか……いや、勝てるんだがな。俺1人でも。


「倒すんだな。それとも一撃当てて離脱か?」

「もちろん倒すに決まっているよ! こんなチャンス滅多にないんだよ?」

「そうだな。それで、策はあるのか?」

「ない! だから全力全開、全霊でぶった切る!」


 エクレアは太陽の聖剣を鞘から抜いた直後に、既に魔力を溜め込んでいた。

 太陽の聖剣が震えている。光に包まれて剣身(ブレード)が眩しい。


「おい、まさかとは思うが愚直にやる気か?」

「そうだよ。私にはこれしかないから」

「もう少し頭を使え……って聞いていないし。まあいいか、適当な所で助けてやるか」


 俺は腕組をしてエクレアの奮闘を見守ることにした。

 しかしあまりに単純な作戦に本当に突貫だと気が付いた。

 エクレアは右手をかざすと、《黄昏の陽射し》を発動した。


「行くよ! 太陽の聖剣。私に応えてくれる?」


 太陽の聖剣が《黄昏の陽射し》を受けて、剣はもっと輝く。

 眩しい光はファフニールの目にも届き、目障りに思ったのかブレスを吐こうとした。

 けれどエクレアの方が身のこなしが軽く、一歩先に移動した。


「せーのっ、からのも一回」


 エクレアはファフニールの懐に飛び込むと、腹を引き裂いた。

 ファフニールは痛みで絶叫し、間髪入れずに左翼をへし折る。これで飛ぶことはできない。逃げ道を完全に断った。

 だがこれで本気を出させ、怒らせたことになる。


グルガァァァァァァァァァァァァァァァ!


 (よだれ)をだらだらと垂らしながらファフニールは叫んだ。

 絶叫が飛び交い、一番近い距離にいたエクレアを睨みつける。

 右の前脚で踏みつけようとしたが、エクレアは身のこなしが軽く簡単に避けてしまった。無駄にバク転を決めている。本当に無駄な動きだ。パフォーマンスでしかない。


「おーい、エクレアその動きは無駄だぞ」

「いいよ。無駄な動きの方が好都合だもん」

「好都合? 馬鹿なことを言うな。お前は身のこなしが軽いんだ。しかもただでさえ目立つ。もっと小刻みにかわした方が的確だ。それとも何か? わざと攻撃を一手に引き受けるなんて真似をしているのか?」

「うわぁ、人の考えていることズバズバ当てるんだね」

「当たるのかよ……おっ、次来るな」

「嘘だ、立ち上がり早いよっ!」


 エクレアは意外過ぎて目を丸くした。

 それにしても楽しそうだ。本人のポテンシャルを最大限に引き出すのは良い薬になる。

 これはあれだ。今調子がかなり上がっている。ボルテージが上がりアドレナリンがドパドパ。もう凄い。モチベーションが最高潮で目がキマっていた。

 とは言え、ファフニールも這い出てきたのでここからが問題だ。俺も動かざるおえなくなるかもしれない。

少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです。


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