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15歳の美少女は、主人公の僕にストーカー行為をして困っています。

作者: 古川志穏

今日は、僕にとって時別な1日になりました。

僕の家族は、兄が1人と両親と仲よく暮らしています。兄は、来年に東京で独り暮らしをする予定です。僕は15歳で、受験です。


僕は、学校に向かう途中で、1人の美少女と一緒になります。彼女の名前は、ナツキちゃんと言います。ナツキちゃんは、僕と一緒に学校に行きたくて無理して僕の後を追いかけてくるようにします。僕はわざと早足で歩いて意地悪をしてしまいます。


ナツキちゃんは、僕の名前がリョウなので、リョウ様と読んできます。僕は、ナツキちゃんの友達のアイラちゃんと、付き合っているので、美少女でも、困ってしまいます。


ナツキちゃんが見えなくなるぐらい離れたところで、アイラちゃんが待っててくれます。


「おはようございます、リョウ様」アイラちゃんも、様をつけて呼んできます。

「おはよう、アイラちゃーん」と言って、抱きしめてハグをするのが日課です。

ナツキちゃんと違って、アイラちゃんとハグすると、おっぱいが大きいので、柔らかな温もりがたまりません。

ナツキちゃんは、痩せ気味なのでスタイルが良いのと、近くに寄られると、香水のほのかな甘い匂いがします。


アイラちゃんと、仲よく歩いていると、後ろから、

「リョウ様、待ってください。ナツキは体力ないのでおいていかないでください」

と言っていますが、アイラちゃんは、

「ナツキちゃんは友達でも、リョウ様と仲よくするのはダメですよ!」

と何時も言っています。


アイラちゃんは、嫉妬深いので、ナツキちゃんとはなるべく距離を置いています。でも、ナツキちゃんは、休み時間でも、何時も一緒にいたがり、逃げると追いかけてきます。困っています。


ナツキちゃんは、美少女でストレートのロングヘアーで、色白で痩せています。

アイラちゃんは、ぽっちゃりしていて、胸が大きな体も顔も色っぽいと言うのがぴったりです。


2人の女の子から好きだと言われて、困っています。


昼に、アイラちゃんがお弁当を何時ものように作ってくれました。砂糖たっぷりの卵焼きと、タコさんウインナーと、唐揚げなど僕の好きなものです。

ナツキちゃんは、サンドイッチを作ってくれました。ナツキちゃんと、アイラちゃんは、

「私の方を先に食べて!」と言ってきます。なぜかと言うと、僕は少食なのでそんなに食べられません。残されたら嫌なので先に食べてほしいと言うのだと思っています。けれど、納得がいかないのか、アイラちゃんは、


「私が彼女なんだから、ナツキちゃんはリョウ様と仲よくしないで!」

「独り占めしないで、リョウ様と仲よくするのは貴女だけなんて法律で決まってたかしら?」


アイラちゃんは、怒って、

「もう、ナツキちゃんは友達じゃない!」

「私は、もう前から友達とは、思ってなかった」

とナツキちゃんが言ったので、アイラちゃんは、ナツキちゃんの事を突き飛ばした。

「何するのよ! 危ないでしょう!」

とナツキちゃんは言うと、アイラちゃんは、

「リョウ様は、ナツキの事なんて何とも思ってないのよ、分からないの?」

とアイラちゃんが言うと、

「アイラより、私の方が好きなのよ」

と言い合いになってきたので、僕は、


「まあ、まあ、落ち着いて。僕は、どちらも選べないよ。ナツキちゃんは、可愛いし、アイラちゃんは、幼馴染みだし」

「ちょっと待って、私と付き合っているのでは、なかったの?」

とアイラちゃんが言ったので、僕は、正直に、

「どちらも、好きだとダメかな?」

「ダメです!」

と、2人そろって言った。


ナツキちゃんは、何時も僕の後をついてくる。休み時間になったら僕のいるクラスに来て、昼休みもずっと一緒。帰りも同じ道じゃないのに一緒に帰ろうとする。別に嫌じゃないけど、アイラちゃんが、嫉妬する。困ったな。


放課後に、雨が降っています。傘を持っていない僕は、どうしようか、悩んでいると、アイラちゃんが、

「リョウ様、一緒に傘に入って帰りましょう」

と言ってくれて、助かったと思っていると、ナツキちゃんが、

「私も傘持ってないんだけど。一緒に入ってもいい?」

と、言うと、アイラちゃんは、

「雨が止むまで、待っていたらー。じゃ、バイバイ」

と言って、僕はアイラちゃんと傘で帰ることになったが、ナツキちゃんが雨がザーザー降っているのに、傘もささずに、僕とアイラの後をつけてきたので、僕はナツキちゃんが可哀想になってきて、回りを見渡し、建物があるのを確認するとナツキちゃんを連れて建物に入った。


びしょ濡れになったナツキちゃんと、恐い顔で建物にくるアイラちゃんを見て、僕はとっさに、ナツキちゃんの事が好きなことに気がついた。

アイラちゃんは、


「どうして? ナツキなんかを...」と言いかけてアイラちゃんは、黙った。

僕を何時も追いかけてくる、ナツキちゃんが、可愛く見えて、登校の時も追い付かれないように、わざと早足で歩いて、楽しんでた。嬉しかったんだ。ストーカーのようにされることが。


僕は、アイラちゃんとは、幼馴染みには変わらない。そして、ナツキちゃんからストーカーを受ける事にもこれからも変わらないだろう。

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