いつだって人物描写は忘れずに
この先を見るにあたって、いろいろ重要なことを書いているので見てください。お願いします
【キャラクター紹介&設定】
―――ヴィルトス・ジェントジェミニス(男)17歳
『あだ名』:ヴィル
『能力』:隔絶された勇気
能力の補足:万象の効率化、自身や自分以外の物体、生物全ての行動、現象、原理をヴィルの裁量で効率化可能。
体力消費は少なめ。
ヴィルはよく筋力や勉強工程に対して能力を使う。
筋肉や空気抵抗、摩擦力を効率化すれば高速的な立体運動も可能。壁を蹴っての高速移動など
『設定』:普段のノリの良さやツッコミ癖を治すため、クールであることを日々心掛けているが、うまくいったためしがない。
顔の怖さから小さいころから友達が少なく、それが災いし人とのコミュニケーション能力が欠如していて特に女子に対しては免疫がないと言えるレベル。
コミュニケーション能力の欠如はもう一つの弊害を生み出し、ヴィルはいわゆるノリというものがあまり感じ取れない。
それでも、それは生徒会外の話であり、仲間内ではノリが良くて顔の怖い兄ちゃんである。
妹のことは周りが引くほど愛しており、世界か妹と問われたら即答で妹を選ぶと豪語しているほどである。
身長は一般的な高さより高く、顔も悪くはないのだが、なにぶん顔の圧迫感というのだろうか、そのオーラが彼を孤立させている。
学園での順位は『9位』筆記実技どちらも好成績であるが、どちらかというと実技が苦手、自身の能力の応用の悪さにはヴィル本人も辟易としていて、タッシ―やチェビなどの上手く扱えば派手なことが出来る組をずっと羨ましく思っている。
複雑な過去があり、それによってラーの家へ妹とともに居候している。
実はめんどくさがり屋。
本章の主人公
―――タシウム・フォト(男)17歳
『あだ名』:タッシー
『能力』:思い出の編集者
能力の補足:言ってしまえば万物を編集することができる。編集の内容は本人の自由意思で決まる。
物事が持つ性質や概念を編集可能。
体力消費は特大。
『設定』:クールを通り越して心が死んでる、そんな高身長メガネイケメン、ド腐れ外道。
メガネは伊達。
何かうれしいことがあっても声に出して喜ぶことはないが、内心はめちゃくちゃ喜んでたりする。メガネをカチャカチャとするのは彼の幼少のころからの癖であり、彼が眼鏡をくいっとしたときは嘘をついている時か、ウキウキとしている時である。
また、短気でせっかちな言動をとることが多いので、そういった意味では一番喜怒哀楽が激しい人物であると言えるかもしれない。
彼の能力の都合上、自分の記憶には限度があり、その余白をなるべく多く作るため、仲間たち以外、つまり仲間たちや友人たちを除いた第三者との記憶は大事なものを除いて軒並み削除している。
なのでもし仮に彼に惚れるきっかけがあってその思いを伝えに行こうとするのはやめておいた方がいいだろう。何故なら彼は覚えていないだろうから……。
学園での順位は『2位』彼にとってテストとは本の内容をそのまま模写するだけの穴埋めでしかなく、勉強などは能力が発現してから一度もしていないという、前日にその内容を記憶に保存しておけばいいのだからそれは簡単だろう。
しかし、ただ記憶しているだけなので、ひっかけや突発的なことに弱く満点は逃している。
そして、膨大な知識をただ記憶しているだけなので、結構頭が固く、融通が利かないこともあり、サブとはまた違ったバカと生徒会―――主にヴィルに揶揄されることがある。
―――イヴァン・サブライデンズ(男)17歳
『あだ名』:サブ
『能力』:御都合展開
能力の補足:一日に三回英雄的(笑)展開が起こる、以上。
体力消費:その都度変わる
『設定』:女子より可愛いかもしれない男子。
彼を知らずに見かけたなら、誰しもが女の子と見間違えるだろう。
一部の男子によって「ファンクラブ」もできている。
その性別詐欺な容姿をコンプレックスとしており、それを拗らせた挙句、二重人格になってしまった。
性格としては善良そのものであり、思いやりや謙虚さを持ち合わせている。
変化後は、元の内気な少年とは反して、大胆かつ豪快で、自分のコンプレックスを裏返したような性格である。
友達の数はヴィルより多く、まるでオタサーの姫のような扱いを受けていることもしばしば見受けられる。
本人はずっと遠慮しているが。
ちなみに、本人はただの友達と思っているようだが、その実、取り巻き全員がファンクラブ会員であり、彼らにとっての女神を日夜守り続けるために活動していることをサブ自身は知らない
学園の順位は『4位』根が真面目なので勉強はちゃんとしているようだが、それでも能力の補正がなければ、筆記はよくて中間。
しかし、ここは英雄そんなことはさせないぜと言わんばかりに、記憶の片隅にあったものを適当に記入、〇、わかんないから適当にウって書いとこ、〇、わかんないから適当に安堂寺の変って書いとこ、想像豊かでよろしい〇、こんな感じで筆記で高得点を出し、実技のほうはたまたま飛行訓練をしていた、女の子が空からたまたま事故で落ちてきて、たまたま落ちた場所が試験会場でそれをたまたま試験を受けていたサブが映画のワンシーンのように受けとめたのだから、試験官もびっくりである。
もちろん、高得点をもらえた。
まさに英雄(笑)。
―――オームニア・プレストーテ(男)17歳
『あだ名』:オム
『能力』:万物交番
能力補足:落とし物や持ち物を自分のところに持ってくる能力。
体力消費:普通
『設定』:元気でうるさい、大阪弁を喋るアホ。
っえ?なに?説明が雑?
……しょうがねぇなぁ、ったくよー
その元気の良さからムードメーカー的存在かというと、そうではなくむしろ邪魔。
明るいというのも丸く言っているだけで、実際はバカが正しいのかもしれない
肌はいい感じに焼けていて、髪の毛はツンツンしている。
その見た目通り、体を動かすのは好きなようでよくラーと一緒に朝走っているらしい。
身長は高くもなく低くもない、容姿はもう少し美意識をもてば改善するかもしれないが、その能天気そうな顔が、「こいつだけはないわ」と女子に思わせるようだ。
年がら年中“中二病”。
学園の順位は『6位』筆記では他の生徒の答えを自分に集める、カンニング魔。
ばれなきゃそれは自分の実力のうちなので怒られない。
実技では、試験官のゴシップネタを集めて披露したそうだ。
当然、大減点を食らったそうだ。
最近は、全生徒の個人情報を集めるのが日課だそう。
―――ラーティン・アウラム(男)17歳
『あだ名』:ラー
『能力』:俯瞰的戦争
能力補足:物事を第四者視点―――第三者すら超えた超常的視点―――から捉えられる能力。
ボードゲームが例えとして分かりやすいだろう、駒たちにとってはボードが自分たちの世界だが、人にとっては、ただの板。
駒は目の前しか見えないが、自分は全てを見ることができる。
駒は自分の動きしかわからないが、自分は全ての駒の能力を把握している。
自分は全てに命令ができ、全てを俯瞰して見ることができる。
だから、ある意味駒な生徒会メンバーは、どこにいても会話ができるし、ラーを通じてある程度の見たものを共有できる。
当たりくじ付きのお菓子があれば、それが当たりの性質を持つのか持たないのか、駒の認識を変えるだけで色々わかる。
体力消費:その都度変わる
『設定』:全てにおいて完璧という、素晴らしいほどの優秀さを誇っている生徒会長。
ラーの素顔を見たものはごく少数だが、ラーの家全体が有名なので女子たちは、ラーの家族の顔を頼りに想像で顔を書いていたりする。
実家は世界一の大企業であり、これは大戦があった後にできた会社で色々な商業に絡んでおり、国でその名前を知らないものがいない程である。
この生徒会というのもラーがつくったものであり、それを学校側に一人で認めさせたのだから、そのすごさは伝わるだろう。
実力、財力、権力その全てを兼ね備えているラーだから、実際女子からの人気はすさまじく、良家との縁談などもきているらしいが、そこは頼れる生徒会長、全て自分の力で黙らせているらしい。
貴族界隈では、なぜ身分の怪しい女と付き合っているのかと、たびたび話に挙がるそうだ。
それほどまでに、ラーの影響力は大きい。
ちなみに三男である。
学園の順位はぶっちぎりの1位、筆記は能力なしで満点、学者たちもラーに解いてもらうために未解問題を出している節がある。
実技も試験官が幼い頃に無くした大事なものを世界中から探し出して、誰にも拾われることのなかったそれを見つけたのだった。
もちろん、世界全体を範囲にして探したことが評価され満点だったという。
隙をついて何度も顔を見ようとしたが、成功したことはない。
次は女子です