表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第8章 2学期までに
51/212

51話 課題

51話 「課題」

「なんだよ。こんな時間に呼び出して。」

空乃は電話で真夜中の公園に来いと言った。

「いやー少し話がしたくてさ。」

「なら電話でいいだろ。」

「直接会いたかったんだよ。」

「……」

ループをしていた時、刀で頭を刺されたので不安でいっぱいだ。

「夏休みが始まって暇だと思うから私が課題を出してやろう。」

ドヤ顔でそんなことを言われても……

「課題?ただでさえ学校の宿題を終えていないのに一体何を出すつもりだ。」

「ほれっ。」

空乃は思いっきり刀を投げてきた。

「なっ!」

「それはまぁまぁレプリカだ。それを使って9個の心を切ってこい!もちろん夏休みが終わるまでに!」

「はぁ!?」

「切れなかった場合はお前を殺しに行く。いいな?」

「よくねーよ!だいたい9個の心ってなんだよ!」

「じゃあな。」

「ちょっ!おい待て!」

服の裾をなんとかつかまえたかと思いきや

まぁまぁレプリカを取られ手首を切り落とされた。

「うぎゃゃゃゃゃゃゃゃあ!……あれ?」

「手首は数時間経てば元に戻る。別にこのまぁまぁレプリカで切ったからって死にはしないし、痛みも感じない。所詮はレプリカだ。」

空乃は今度こそ去っていった。

「どうするんだよこれ。」

私の叫び声がうるさかったのか周りの家には明かりがついていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ