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あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第6章 さよならループ
38/212

38話 私の母

「お前さん。」

誰?

「私はお前さんが好きだった。でも思いは届かぬまま別れることになった。」

はい?

「さようなら」





「はっ」

私はどうやら夢を見ていたようだ。




38話 「私の母」

時間は……12:00ぴったり!?

カレーの匂いがする……昼ごはんかなー



「あーちゃん!ご飯できたから降りて来なさーい!」

「はいはーい。」


夢に出てきたあの少女は一体誰なんだろう……

気になる。









テーブルにはカレーとサラダが並べられていた。

「いただきます。」

「いただきます……あーちゃん。」

「何」

「さっきの子誰?」

「友達」

「えーそうは見えなかったけど……んー私が思うに、昔まぁまぁ友達だったけどなんかあって疎遠になっちゃった……とか?」

「ブフッ!!」

「あらもう、カレーを吐かないでくれる?」

「ケホケホ……なんで毎回当てに来るんだよ!」

「当たってた?」

「はぁ……そうだよ。」

「やった!」

席を立ってまでガッツポーズをするな。

「で、その子がなんで来たの?」

「なんか不思議なことが起こってるみたいで、」

「不思議なことー?近所に白馬に乗った人がいたり、同じしかもゴスロリを来てる双子がいたりとか?」

「もう怖いんだけど。」

「あらまた当たり?やった!」

「またガッツポーズするな……。で、明日◯◯駅に集合して何かやるんだとさ。」

「そう。ん?何故に◯◯駅?」

「知らん。」

私は食べ終わったので食器を片付けようと席を離れた時、

「雨璃。何かあったら私を頼りなさい。」

無表情でこちらを見つめていた。

怖い。




「お母さん。」

「?」

「大丈夫だから。家にいて」

「しょーがないわねー」

母は笑顔に戻り、食器を洗い始めた。





部屋に戻りLightを見ると空流が何か送っていた。





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