表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第6章 さよならループ
32/212

32話 邪魔するな

32話 「邪魔するな」

「白馬!ちょっといいか?」

「あれ?着替えは?」

「忘れちまったんだよ……」

「で、用件は?」

「 不良共に体当たり、行けるか?」

「無理っす。」

「だよな。」

私は跨った。

「行くぞ!」

「えー!」

白馬は仕方なく走り出した。







「待て」

「は?マリア!?」

マリアは両手を広げて立ちふさがった。

「お前!付き合ってくれって言ったじゃねーか!」

「人は一瞬で気持ちが変わることもある。」

「認めねーぞ」

「はっ。今あやつを助けに行ってあやつと付き合うことで何のメリットもないわ。それなら私と共に暮らすほうがマシだ。」

「何のメリットもなくても私はあいつを助ける!」

「助けることで付き合うことへの近道になってからも付き合ってからは何のメリットもないという意味だぞ?」

「こいつ!」





「そこのお2人さん、こんなところで揉めてたらおまわりさんに職務質問されるで」

「こっこの関西弁は!」

「なに?それうちと会うときの挨拶かなんかか?」

真理さんは首を傾げながら紙袋を放り投げた。

「行ってき!この子は私が相手したるから。」

「貴様!」

「そんなきつい顔せんといてーな。可愛い顔が台無しやで?」

「なっ!」

真理さんがマリアを抱きしめている間に私は白馬と共に咲のところに向かう。

「ありがとうございます!真理さん!」

「おう!ってなんで名前知ってんねん!」

真理さんはゲラゲラ笑っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ