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あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第5章 巡って巡って夏休み
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26話 遅くね?

26話 「遅くね?」

「まずは一つ目の質問」

空乃は刃先をこちらに向ける

「マリアや時間軸のことをなぜ知っている?」

「へっ?あーえっとー……」

刃が近づいてくる。

「お前はさっき元に戻れていないと言ったな?それはお前が別の時間軸に紛れ込んだということだな?」

「はっはい!」

「では二つ目だお前は何者だ?」

ジリジリと空乃は近づいてくる。

私の鼻にちょこんと刃先が触れた。



いや正直なんて言えばいいんだよ。

「答えられません」

「じゃあ死ね」

空乃は刀を私の頭に刺す、そのまま脳を通り抜けた。

「もう邪魔をするなよ。」

空乃は消えてしまった。


本来なら即死のはずなのにまだ意識がある。

声が聞こえる。

「お前さん、この時間軸は違うようだった。これからちゃんと戻れるようにする。」

マリアか……

「そのまま眠っていれば戻れる。しかし少し記憶が損失してしまうがの。」

「別に……記憶くらい……大丈夫。もしも死んでしまったら……幽霊になってでも……呪ってやるから」

「心配するな。わたしはもう呪われておる。」

「そういう問題?」

私はくすっと笑った。

「また会おう。」

「えぇ。まぁ別の時間軸にまたいるでしょうけど……」

私は頭をかいているマリアを見ながら眠りについた。













ここからが地獄だ。

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