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あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第4章 羽場咲
20/212

20話 虚しい。

20話 「虚しい。」

あの日からたいぶ経ち進路が決まり、

私達は卒業式を迎えていた。


「はいチーズ」

右から空乃、私、空流

3人で写真を撮っていた。

「これは一生大切にするわ!ね?京子。」

空流は頷くだけだった。

「咲人!行こ!」

空乃は私の腕を引っ張り学校の外に出た。



空流も追いかける。





近くの公園のベンチに座ると空乃は言い出した。

「高校同じとこじゃん?だからさクラス違くても仲良くして欲しいなぁって……」

追いついた空流も激しく頷く。

「いいよね」

私はうんと言いたかったが、

どうしても言えなかった。


私は2人を騙しているんだから

このまま騙し続けるわけにはいかな……

「よーし!決まり!」

空乃はベンチを倒す勢いで立ち上がり私に向かって微笑んだ。

「これからもよろしく!」


でも空乃と話す事はそれ以来なかった……。






理由はあいつにあったからだ。

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