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あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第3章 夏休み
13/212

13話 衝撃の再会

13話 「衝撃の再会」

「マリアはさ咲のことも知ってるの?」

「もちろん」

「アイスクリームは知らないのに?」

「まぁこんなもんだとは思っていなかったな」

「そっか……って!なんで私がメロン味のアイスクリーム買ってるのよ!」

「私が食べたいと言ったから」

「ぐぬぅ」

カラフルアイスクリームでのんびりとマリアはアイスを食べている。

「店員さんは咲じゃなかったね。」

「というか、お前さんが毎日通っていたのだから店員も覚えているものかと思ったのだが……」

「か……髪型が変わったからね。」

「そういえばお前さん会ったときと違う髪型をしておるな」

「暑いしポニテにしたの。」

「なるほど。」

なんでポニーテールはわかるんだよと思いつつ、マリアが渡してきたゴミを捨てる。

「そろそろ行くか。裏に家があるからそっちに……」

「うん……」

正直緊張していた。

あの日から1度も会っていない。

会ってもどこかに行けと言われそうで怖い。

「どうしよう。」

「何じゃ?」

「もしも私が来たって分かって出てくれなかったら……」

「それは心配するな」

「へ?」

「私が菊野先生のフリをして呼び寄せる」

菊野先生とは私のクラスの担任で咲ととても親しい仲の人だ。

「でもどうやるのさ。」

マリアはインターホンを力強く押した。

『はい。どちら様でしょうか?』

咲の声だ……

「菊野です。少しお話したいことがありまして……そのままで出てきてもらいますか?」

そのまま?

「わかりました。しばらくお待ちください。」



「これでよし。あとは頼んだぞ」

「えっ」

「大丈夫じゃよ」

マリアは私の背中を押した。



ドアが開き、咲が出てきた……

!?

「先生お待たせしま……!!」

!?


「すまないな。羽場咲人。」

!?





目の前には彼女の声をした男が立っていた。

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