表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第12章 戻る
102/212

100話 暗号

100話になりました。

ここまで続けられたのも読者の皆様のおかげです。

ありがとうございます。






100話 「暗号」


家に着いた私はゆっくりと扉を開ける。


「おかえり、あーちゃん。」

久しぶりに聞くその声が脳に響き渡る。

「マリアっていうやつから家に戻ったら、自分の家に行けと言われた。」

「どうぞお好きに。」



母は台所に消えてしまった。





階段をあがるとき、ふと何かを思い出したかのように服のポケットをさぐった。

【けりわたきぐちーれるい】

と書かれた小さな紙。

これは空乃からもらったものだ。

いったいこれが何の役に立つっていうんだろう,,,,,,。





部屋の机には一つのケータイが置かれていた。

「なんだこれ。」

電源をつけるとパスワードなしでホーム画面に移動した。

アプリはLightしか入っていなかった。



Light?

昔あの二人にさんざん悪口をかかれ,,,,,,。


私は紙を取り出して

シャーペンを手に取った。



ケータイをまず抜き出す。

【りわきぐちれる】

次は悪口で,,,,,,。

【りれき】


ケータイ・悪口・履歴


Lightを開くとマヤという文字が見えた。

空乃のケータイか、これは。


私と空流と空乃のグループをみるとやはり短い悪口だらけだった。

ため息をつきながらもずっと下に指を動かしていく。






すると一つ関係ない会話が悪口の中にあった。

『母に刀』

『台所』


急いで階段をおりる。








「おかあさん!!」

「あーちゃん。」

母は刀を持っていた。

「それで切って。」

振りかざされた刀が蛍光灯の光が反射してギラリと



いつの間にか私は

真っ二つに切られていた。


「また会いましょう、あーちゃん。」






































ブーブーブーブー

「わかってるって、起きるから,,,,,,っては!?」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ