表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいすくりーむ  作者: 抹茶いちご
第11章 栗山桃
101/212

99話 次は壊さない

99話 「次は壊さない」


「雨璃!!!!!」

精一杯出した声が雨璃には届いたのか彼女は私の方に近づいてきた。


「これに戻れ」

差し出されたタブレットの中にはアイがいた。

徐々に光が出てきて吸い込まれていく。




やっと普通に身動きが取れるようになった。

画面の中だけど,,,,,,。

「ほかのみんなはどうなってるんだ?」

『ほとんど倒されています。』

「そうか,,,,,,。」

これはもう雨璃に期待するしかない。

「アイはずっとここにいるのか?」

『はい。マリア様に守っていただきました。』

マリアといえばあのゴスロリをきた幼女、



そんなことよりも

「雨璃、お前は咲を殺したくなかったはずじゃ?」

「そんな甘いことを言っている場合じゃない。殺して私は戻らなくてはいけない。」

「だれに言われたの?」

「あの二人だ。」

そういった雨璃は後ろから襲い掛かってきたヨレヨレの咲を



持っていた刀で切った。

本当にとどめを刺したんだ。

咲はもう目を覚まさない。












「あの二人ってまさか,,,,,,!?」

「私は家に帰る。詳しいことはアイに聞いてくれ。」




雨璃はあっという間に消えてしまった。
























『大丈夫ですか?』

「いや、いろいろ理解できないから頭が痛い。」


アイに説明はしてもらったものの、結局意味が分からなかった。

「今私達は電源が切られていて、みんなが戻ってくればここから出られるってことか。」

『はい、そうです。』

「ほーん」










私は静かに眠りにつく。

みんなを思い出しながら。

















あとは頼んだぞ、雨璃。

11章はこれにて終了です。

次回からは雨璃が語りとなります。





自宅に戻った雨璃はあの暗号を思い出す。

12章 「戻る」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ