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妖奇譚 ~妖怪、幽霊、都市伝説、現世と幽世が交わる時~  作者: Tomato.nit
第二章 蜘蛛と猫と座敷童
27/61

温かかったシチューはいつの間にか、冷え切ってしまっていた。

湯気は跡形もなく、表面に薄い膜が張り、匙でそっと押すとぷるりと震える。台所の時計の針が乾いた音で刻み、部屋の空気は夜の温度に沈んでいた。


シチューはまた温めればいい。

焦げつかないよう弱火にかけ直せば、匂いはきっと戻る。今は目の前の小さな命に向けるべき体温がある。


その小さな体に秘めた思いの丈。

鈴が語った黒猫の過去。

言葉を選ぶたび、鈴の睫毛が微かに震え、膝の上の黒い背中に指が沈む。猫の体温は湯たんぽのようにじんわりと手のひらを満たし、喉奥から小さく鳴る空気の振動が指先に伝わってくる。


「今までよく頑張ったな」


頭を撫でると気持ちよさそうに目を細める。

毛並みは夜の光を吸い込んだように艶やかで、指の腹を滑るたび、柔らかな毛が流れの向きを変えた。


ごろごろと喉が鳴る。

胸郭の小刻みな上下が手首に触れて、「生きてきた時間」の確かさを刻む。


「今でもその子のことを探してるんだよな?」


「にゃ」


イエス。らしい。

短い返事なのに、尾の先がぴんと立ち、耳が少しだけ前へ倒れる。そこに迷いはない。


協力はしてやりたいが、何処から手を付けるべきか。

テーブルの上のメモ帳は白紙のまま。ペン先だけがやけに重い。


「残念ながら、住んでいた地域や、香澄ちゃんというお名前以外は手掛かりになりそうな情報は無さそうです」


まだ、人間の言葉や風習を完全に理解する段階では無かったのだろう。無理もない。

猫の視界は低く、世界は匂いと温度と足音でできている。看板の字も、地図の線も、彼にはただの模様に過ぎない。


「貴様、齢は幾つであるか」


「にゃー」


「ふむ。十九か。今までよく踏ん張ったのう」


猫で十九歳。

めちゃくちゃ高齢の筈だ。

以前にも猫又にはかかわったことがあるが、あれも二十歳だった。老いの気配は毛先の白さや動きの硬さに出るはずなのに、黒はまだよく跳ねる。


「猫って長く生きると妖怪になるのか?」


「全ての個体がそうであるとは言えぬが、二十年も生きれば通常は肉体が限界を迎える。

それを乗り越えるほどの強い想いや使命を帯びた者はそれを果たすために妖となることが多いのう」


「じゃあ、こいつも?」


「可能性は十分にある。この毛並みは見よ。活力に溢れておるわ」


「にゃ、にゃあ?」


「心配するでない。肉体は器に過ぎん。貴様を真に好いておる者ならばその差など些細なものであろう」


黒い耳がぱたぱたと揺れ、安堵の吐息が鼻先から抜ける。

部屋の隅の加湿器が淡い霧を吐き、灯りは柔らかく屈折する。


「しかし、手がかりはほぼなしか」


「うむ。場所も姓も分からぬ。手掛かりは香澄という名前だけとなると、ちと骨が折れるのう」


探す前から諦めてしまうのはどうにも気が引けるが、実際どうしたものか。

今できることは当時の被災者の名簿を手に入れて、該当者がいないかを調べるくらいだが。

紙の束をめくる音と、現実の重さが比例している気がして、息が深くなる。


「まずは場所の検討をつけるのが先決かのう」


「何か手があるのか?」


「なければ言わぬよ。こやつの記憶を覗くとするかのう」


「そんなことできたのか」


「いや、我には出来ぬ。しかし、そこの子狐」


くいっと顎でコンの方を指す。

金色の尾が気配を引っかくようにふわりと持ち上がる。


「むっふっふ。童か?童の力が必要なのじゃな?」


「あー、そういえばこっくりさんの力はあくまで本人の記憶を覗き見るものだとかなんとか言ってたっけ」


「如何にも。つまり、童に掛かればこの黒猫の記憶を見るなど朝飯前なのじゃ!」


「で、記憶を見た後コンが場所を特定するのか?」


「うぐ。それはまぁ、できなくはないじゃろうが、童にそんな技術あるかは保証せんのじゃ」


「子狐にそれができるのであれば問題ないが、その次の策も考えておる」


「本当なのじゃ?!」


コンが飛びつく。よっぽど自信が無かったらしい。

小さな爪が空を掴み、畳に柔らかく着地する。


「あまり乗り気はせぬが、獏を呼ぶかのう」


「何か都合の悪いことでもあるのか?」


「いや、記憶を共有させることは獏の力を使えば可能であるが、代償が必要でのう」


「獏って夢を食べるんだっけか」


「左様。厳密には夢だけでなく記憶も食える。そして代償はその記憶よ」


「記憶ってなんでもいいのか?」


「できるだけ思い出したくない経験である方が良い。俗に言うトラウマのようなものであれば言うことは無い」


「だったら丁度いい。心当たりがある。獏は直ぐに呼べるものなのか?」


「うむ。呼ぶのはそう手間もかからぬ」


「じゃあ、こっちも早速呼んでみるか」


スマホからメッセージを送る。

親指が画面を滑り、送信音が小さく鳴る。

直ぐに既読が付き、返信が来た。画面の白が夜の部屋に浮かぶ。


「なんだ、こんな時間に」


   「今からこっち来れるか?」


「別にいいけどよ。急ぎか?」


   「急ぎではあるな」


「分った。今から行く。一人で行った方が良いのか?」


   「いや、人数は多くて困らない」


「了解。待ってろ」


流石は竜胆。フットワークが軽くて助かる。

メッセージの余韻が消えるより早く、気配がこちらに向かって動き出すのが分かるような、そんな頼もしさ。


「直ぐに来てくれるらしい。一時間もすれば到着だろう」


「では我も少し用意をするとしよう」


朔夜は布団を敷き、その周りにお香を並べていく。

白檀の甘い香りが畳に染み、空気の層を一枚柔らかくする。火を点けると、細い煙が真っ直ぐ天へ伸び、途中でふっと曲がった。


「童も準備するのじゃ。綾戸、手伝うのじゃー」


「何すればいいんだ?」


「決まってるじゃろ。こっくりさんの準備じゃ」


なるほど。言われた通りに俺も手伝う。

おなじみのあいうえおと鳥居を紙に書いていく。罫線のない白に黒が刻まれて、紙面が静かに祈りの形になる。


「こっちは準備できたぞ」


「おっけーじゃ。では、早速。鈴はノワールと一緒に始めるのじゃ」


俺が十円玉の上に指を置き、鈴が抱いたノワールの手がその上に重ねられる。

フニフニして気持良い。体温と肉球の柔らかさに、緊張がほんの少しほどけた。


「にゃ?」


「綾戸様、重くないかって」


「いや、全然。気にしないでいいぞ」


「にゃー」


気遣いができる猫である。尾が一度だけしゅっと揺れて礼をした。


「それでは、すたーとなのじゃ!」


コンの合図に従って、こっくりさんを始める。

十円玉の銅の冷たさが指先からじわじわ消え、代わりに紙のざらつきが生々しくなってくる。


「「こっくりさん、こっくりさん。おいでください。おいでくださいましたらはいに移動してください」」


「はーいなのじゃー」


コンが自ら「はい」の上に移動する。

いや、お前が動くんかい。

俺たちの指と手は邪魔にならないところに動かされる。紙の上をすべる感覚は、誰かに導かれているように軽い。


「では早速。ノワールよ、少し額をこちらに寄せるのじゃ」


猫の額とは言うが流石に手のひらサイズのコンの額の方が狭い。

狭い額同士をお互いにくっつけ、暫く目を瞑る。呼吸が合い、部屋の音が一段低くなる。


「よし、これでおっけーじゃ!もうよいぞ」


「これって俺必要だったのか?」


「馬鹿者!こっくりさんは一人でやっちゃダメなのじゃ。最低二人。これは絶対じゃ」


「一人でやるとどうなるんだ?」


「良くて失敗。悪いと変な霊を呼び寄せることになるから絶対にダメじゃぞ」


ズビシと虚空に向かって指を突き出す。

誰に対してのアピールなんだ。たぶん未来の誰かに向けた注意喚起だ。


「で、ノワールの記憶は見れたのか?」


「ばっちぐー、じゃ。後は生贄が到着するのを待つのみじゃな」


実質生贄ではあるんだが、その言い方はどうなんだろう。

紙の中心、一円玉の影が小さく揺れた。


ピンポーン。

噂をすればなんとやら。生贄、改め竜胆が到着したらしい。

チャイムの余韻に重なるように、外気がひやっと流れ込む。


「竜胆様。ご足労ありがとうございます」


いつの間に移動したのか、鈴が出迎える。

「おう、鈴ちゃん。お邪魔するぜ」


「お邪魔しまーす」


竜胆の後ろからはひょこっと花子さんが顔を覗かせる。

相変わらず縮んだままだが、目の輝きはいつも通り大きい。


「てっきり美佳さんが来るものかと思っていたんだが、花子さんだったか」


「うーん?綾戸君はあたしじゃ不満なのかな~?」


「いや、少し意外だっただけだ。会えて嬉しいよ」


「うんうん。素直でよろしい。ありゃ、新顔さんだね?」


ノワールを発見した花子さんがすかさず撫でる。

指先が猫の背を描き、黒い毛が波立って寝ていく。


「今回二人を呼んだのは他でもない。この子のためなんだ」


「ん?話が見えねえな」


今の説明で分られても困る。

という訳で、簡単にことの次第を説明する。

言葉が部屋を一巡りする間、黒い瞳がこちらと猫とを行き来する。


「お前、ちっこい癖に立派だぜ!俺は感動した。俺にできることならなんだってしてやるぜ!」


がばっとノワールに抱き着く竜胆。


「にゃーーー」


ノワールは少し暑苦しそうな、でも無下には出来ないという複雑な表情を浮かべる。

前足がもぞもぞと空を掻き、尻尾の先が困ったように折れた。


「で、竜胆君は何すればいいの?」


自分ではなく、竜胆確定という風な花子さん。合ってはいるんだが。

「今から獏を呼ぶんだが、その代償に竜胆のトラウマを使わせてもらえないかと」


「あ?俺にトラウマなんか無いっての」


「お前、この前花子さんと宿に泊まったって」


「ストップ!それ以上は言うな。あの出来事は二度と思い出したくない。というか忘れたんだ」


それを世間一般ではトラウマって言うんだ。

以前に花子さんが行きたがっていた、足つぼマッサージを行う霊のいる宿。

結局竜胆はそこに連れていかれたらしい。

随分とにこにこした顔の花子さんと肌はやたらとツヤツヤしているのに顔には生気がないという、不思議な状態の竜胆が印象的だった。


「その思い出を獏に喰ってもらうことになるんだが」


「ってことは俺はもうあの記憶を思い出さなくても済むのか!?」


食いつきがすごい。

目の奥で、救済という二文字がぱっと明るくなる。


「朔夜が言うにはそういうことらしい」


「まじでか。これで、フレディーマーキュリーを見てもあの記憶がフラッシュバックすることも無くなるんだな?

QEENの曲を聴いても吐き気に襲われることは無くなるんだな!」


霊の整体師。そいつの見た目は筋骨隆々な髭。上半身は裸でなぜか、サロペットを装備。

濃い胸毛と立派な口ひげが特徴だったらしい。花子さん曰く。

付いたあだ名はフレディ。

以来竜胆はフレディ・マーキュリーの陰におびえる体質となった。

(QUEENの綴りはともかく、脳裏に流れるのはあの声量だ。)


「獏が気に入ればそのまま吸い取って貰えるであろう」


「朔夜の方は準備終わったのか?」


「無論。そちらも支度は整った様子、早速始めるかのう」


朔夜に続き、皆で居間に移動する。

中心には布団が敷かれ、その周りには四隅を囲うようにお香が置かれている。

煙が四本、天井の一点に向かってゆるやかに収束し、見えない円を描く。


「竜胆よ。子狐を抱いてそこに寝るが良い」


「俺はいいけどよ、その、コンは良いのか?」


「なんじゃい、お主照れておるのじゃ?ほれほれ、照れるでないのじゃ~」


尻尾で顔をぺちぺちと叩きながら挑発を繰り返すコン。

吹っ切れた竜胆がコンを掴み、布団に横になる。

いい年した男がフィギュアを手に布団に入る姿は何というか忍びない。流石に俺でもそこまではしない。


「これでいいのか?」


「うむ。そのまま目を閉じておれ」


言われた通りに目を閉じる二人。というか一人と一体?

こうしてみると縁起でもないが、これから埋葬でもされそうだ。

その横では朔夜がぶつぶつと祝詞を上げる。

言葉の意味こそ理解できないが、言の葉に含まれる念のようなものは微かに感じる。

畳に伝う低音が脈となり、空気がわずかに震える。


暫くそれが続いたところで、布団の上にポンと煙と共に何かが現れる。

見た目は殆ど動物園にいるようなバクにそっくりだ。白黒の体に長い鼻。

普通のソレと異なるのは、体中に黄金の装飾が輝いていることだろうか。

首輪のような輪、脚の関節に嵌められた飾り、鼻先にまで細い意匠が連なっている。


「うーん、何?誰か僕のこと呼んだ?」


随分と眠そうな声を漏らしながらそいつが喋った。

まぶたの重さごと、夢の残り香を連れてきたような口調。


「呼んだのは我である。早速で悪いが、そこの子狐の記憶をここにいる皆で共有したい」


「それはいいんだけど、只っていう訳にはいかないよ~?」


「分ってる。トラウマとかが必要なんだろう」


竜胆の体が少しびくっとする。トラウマに反応したらしい。

布団の上のシーツが小さく波打つ。


「その通り。誰か食べてもいい人が居るのかな?」


「そこに寝ておる男から吸うがよい。話に聞く限りは相当な悪夢のようであるぞ」


若干笑いをこらえながら、朔夜が竜胆を指さす。

「へぇー、それは楽しみだね。どれどれ」


バクがその長い鼻を竜胆の額に押し当てる。

鼻がぼんやりと光を帯び、ちゅうちゅうと何かを吸い上げるように脈動する。

空気が一瞬甘く変わり、肌に小さな電気が走る。


「ふうぉぉぉぉぉぉ!こ、これはすごい!なんという恐怖の感情!そして、その裏にしっかりと快感を感じている!

それに加えて快感を感じることで羞恥心と恐怖が更に増えていくという無限ループ。こんな負の感情の渦は中々見れない!」


先ほどまでの眠そうな表情からは一転。カッと目を見開き、鼻の脈動の速度が何倍にも加速する。

あいつ、結構マッサージ堪能してたんだな。

花子さんが「ふふ」と口元を押さえ、鈴は目を逸らす。コンはなぜか親指を立てている。


数分後。


「もー、お腹いっぱい!こんなに美味しいのは久々だよ」


「満足したのなら何よりである。それでは以来の方をこなしてもらうとするかのう」


「勿論だよ。共有するのは誰にすればいいの?」


俺、朔夜、鈴、竜胆、花子さん。朔夜が順番に指を差す。

「了解です。その五人だね。じゃあ、みんな僕の周りに座ってくれるかな」


布団の上には竜胆とコンが寝ころび、その上に佇む獏。

その四方を取り囲む三体の怪異と人間一人。

傍から見れば完全に謎の儀式である。

お香の煙が輪を描き、窓ガラスに夜の明かりが薄く揺れる。


「それじゃ、共有していくね」


まずはコンの額に鼻を押し当て、竜胆にしたときと同じように鼻が明滅する。

小さな身体が一瞬だけふるりと震え、尾がぴんと伸びた。


「それじゃ、次の人」


花子さん、俺、朔夜、鈴、竜胆の順番に獏の鼻が押し当てられていく。

鼻が押し当てられしばらくすると、コンの見たノワールの記憶がどんどん流れ込んでくる。

視界の端に別の季節の光が差し込み、知らない廊下の匂い、雨上がりの土の湿気、遠くの誰かの笑い声――。

話に聞いた光景が記憶として流れ込んでくる現象は不思議だが、映画を見ている感覚に近い。

ただ違うのは、肌の温度と心臓の速さまで同期してくることだ。


「はい、これで終わりだよ。みんなちゃんと見えたかな?」


俺たちは顔を見合わせ、コクリと頷きあう。

無事に見えたらしい。

ノワールは静かに瞬き、鈴の腕に顔を埋めた。


「よーし。それじゃ、これで終わりでいいかな?」


「ご苦労であった。今後ともよろしく頼む」


「うん。今日は凄いご馳走になったから今度からこっちもサービスするね」


ばいばいーと鼻を振りながら、獏の姿が煙の中に掻き消える。

金の装飾の残光だけが宙に模様を描き、すぐに夜へ溶けた。


「ふと、思ったんだけどさ一旦コンを経由する必要ってあったのか?」


バクが直接ノワールから吸えばよかったのでは。

「獏はあくまで人から悪夢を吸う妖怪であるからな。動物からは吸えぬ。まあ、子狐が人間か動物かは怪しいところではあるが、今回は人という扱いであったらしい」


若干ギャンブルだったらしい。

コンは胸を張っているが、さっきまでのしれっとした顔が一瞬赤く見えたのは気のせいか。


「では皆で手がかりを探すとしようかのう」


こうして俺たちは猫の記憶の中から何かしらの手掛かりを探す作業に打ち込んでいくことになった。

テーブルには紙が広がり、ペン先が忙しく走る。

冷え切ったシチューの鍋に、弱火が戻る。ぽこり、ぽこり――音が小さく部屋を温め始めた。

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