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怖いの境界線。  作者: むら。
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残業

時刻は午前2時を少し回っていた。山の様に積み上げられた資料をぼんやりみつめながらタメ息を一つ吐き出すと窓の外を見つめる。町の街灯が無表情に役目を果たしていた。

明日、正確には今日は日曜日で家でのんびりしたかったがプレゼンのレポートがまだまとまらない。

いっその事この街灯になって毎日同じ時間に作業して同じ時間に終了したいよ。

「、、、ん。なんだ。何かが来る。」

広い通り、車の流れはない。白い物体。嫌、人だ

髪は長くボサボサで裸足で走って来る。

あっと言う間に会社の入口まで来た。僕は身の危険を瞬時に感じて事務所の扉の鍵を掛けに走る。

「ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!」

「うわぁぁぁ!」

入口のドアは上半分がすりガラスでその女性?は顔を押し当ててきた。

真っ白な顔色とおぞましい表情がすりガラス越しに判断出来る。

僕は気を失った。

目覚めると時計は10時を回っていた。窓からは日曜日の日常が映し出され人や車が行き交う。

日曜日なので会社には僕一人だ。

「僕は相当疲れているみたいだ。」

頭をかきむしりながら少しニヤけて家に帰る事にした。

パソコンを切り、カバンを持って事務所を出る。

ガチャ、、、?鍵が掛かっている。

勿論内側からだから開けられる。

嫌、そうではなく僕が鍵を掛けた事が問題で

アレが夢で無いかもしれない事が問題だ。

ドアのすりガラスを見る。

ガラスの向こうに白い物体が立っている。


僕は机に戻るとパソコンの電源を入れ、仕事を始めた。

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