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怖いの境界線。  作者: むら。
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彼。

私には最近出来た彼氏が居てとても素敵な人だ。

お互い30を越えているのであまり小さい事を詮索しないから気楽でいい。

しかし一つだけ気になる事がある。彼の右肩に何時も女性の右手が乗っている。勿論普通に見えないから彼も見えていないと思う。私は昔から霊感があり抵抗がない。女性の右手には金色の指輪が光っている。


彼から旅行に行こうと誘われた。2泊3日の温泉旅行5月の連休で行く事になり一応楽しみにしている。

ある日の夜、晩御飯を食べていると彼は私にプレゼントをくれた。嬉しくてその場で開けてみると

指輪、、、金色、見覚えがある。そう。彼の右肩に乗っている右手と同じ指輪。私は彼に聞く。

「この指輪、過去に誰かにあげた事ある?」

彼は不思議そうな顔をして顔を横に振る。

私は彼の肩を見る。指から手 手から腕 腕から肩と徐々に女性が姿を表し彼に巻き付いて行く。

、、、彼の体は女性にとぐろを巻かれた様に巻きつかれていった。今まで姿を表さなかった女性は

何故今姿を表したのだろうか?そして青白く虚ろな瞳で彼を見て何か囁いている。


私は、彼と別れた。ある程度は我慢出来るがあの日彼女が彼に囁いた言葉が頭から離れなかった。

勿論彼には聞こえていない。


  「ねぇいつ迎えに来てくれるの?海の

   底は暗くて寒いの。」


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