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怖いの境界線。  作者: むら。
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食肉加工工場。

僕はこの食肉加工工場に務めて半月になる。

別に難しい仕事ではなく流れてくる肉の塊を選別するという作業だ中にはプラスチックやビニールが混ざってる時があるから気をつけなければならない。

慣れれば立っているのが苦痛なくらいで大した事なく日々が過ぎて行く。

しかし今日妙な事があった。いつもの様に選別していると変な異物を発見した。

「先輩、これなんですかね?」人の親指に見えた。この道10年の先輩はそれをヒョイとダストボックスに捨てた。「気にするな。たまにあるよ。バラシの段階で誰か事故ったんだよ。


僕は納得出来無かった。そんな事があれば普通工場ストップだろう。

ある日残業で遅くなり事務所に入ろうとした時中から声が聞こえる。

「別れるなら死んでやる!」

男「、、、妻が気づいたんだ。」

「なら奥さんと別れて!」


そっと覗くと総務の中川さんと工場長だ。

ヤバい物を見てしまった。

僕はゆっくりその場を立ち去った。


数日後中川さんが辞めた事を知る。

そして次の日作業していると赤い物を発見した。

手に取り思わずポケットにしまう。

昼休みにさっきポケットにしまった赤い物を取り出しまじまじと見る。

、、、爪、女性の爪だ。僕は気持ちわるくなり

その日は早退した。

次の日から工場に行かずに家で過ごしていると

工場から連絡が入る。「辞めるなら辞めるで一度工場に来てほしい」との事だ。確かに次の就職の事を考えても行かない訳にはいかない。

僕は工場の事務所で退職の手続をしていると工場長が入って来た。「どうしても辞めるの?君は真面目だし評価していたんだよ。」

僕は目を合わさずに言ってしまった。「ここは死体処理の工場ですよね!中川さんも処理されたんですよね!」


工場長「、、、ハッハハッハハハハハハ。面白いな!」


「そうだよ。よく気がついたね!これで試用期間は終わりだ!明日から正社員給料で働いてくれ!

うちの正社員は給料いいぞ!」


10年後 「先輩変な物が入ってましたよ。これ人の指ですか?」


「あーあ良くある事だよ。そのうち慣れるよ。」

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