プロローグ
初投稿作品です。同じ部活仲間の3人で書いていくつもりです。最初からちょっと重たいかもしれませんので、面倒くさいと思われた方は2話目から読んでもぜんぜん大丈夫です。
本来、この世には自我である魂などない。
生物などはただ小さな物質の集合体であり、特に意味はない。人間も虫も魚も、構造としてはすべて同じ。細胞が集まれば生まれ、死ねば分解されて土に戻っていく。生命が感じている自我なんてものは構造が少し複雑になっただけのただのバグに過ぎず、循環がこの世の理だった。
しかし、稀に魂が現れることがある。それは、一つの生命体を構成する物質が持つ、エネルギーに起因する。
「小さい」という概念はそのものが発しうるエネルギーの総量とイコールではない。それは花粉が人間の健康を害するほどのエネルギーを持つことや、さらに小さい二重螺旋状の遺伝子の一本一本がその生物のほとんどを形成する要因になったりすることからもわかる。
生命が死んだ時、分解される一つ一つの物質には意味がないが、熱となって出て行った小さな細胞が持つ莫大なエネルギーは、消えていきながらもその生物が持っていた固有の形を保ち、さまよいながらある空間に行き着く。
それが「無」である。
そこに至ったエネルギーは「無」と自分自身である「有」の狭間で複雑に溶け込んでいく。そして、その瞬間に自我が生まれ、自らをその存在たらしめるようになる。これが自我の形成であり、魂という存在になるのであった。
書いてて、頭が混乱しました。最初から重くてすいません。




