二月の夢の群 Ⅱ
頭だけのクレープがはやっている。
底が抜けていたらはみ出まくるし食べにくいんじゃないのって思うんだけど。
簀子のひかれた床を裸足で歩く。
下はコンクリのところもあったけど、全く底が見えないところもある。
空白。
ここは寺院だろうか。
駅の出口から寺院までずっと金色の雅やかな通りが続いている。
緩やかな登り坂。
駅前で買い物をしたがっている母と待ち合わせているが、すごい人混みでとても果たせそうにない。
20200214
バレンタインチョコを女児達にふるまう。
カラフルなこんぺいとう型のチョコが人気。
砂糖の薄い膜は熱で溶けて、中はねっとり飴状になっている。
餅みたいに延びる。
それを皿の上でこねて、手で伸ばす子がいる。
いつまでも食べ終わらない。
そんな彼女の皿からしれっとつまんで食べちゃう子もいる。
20200215
子供たちと浮いた苗を整える仕事をする。
農具倉庫ではおじさんが車のナンバープレートを作ってボロボロのトラックに取り付けている。
この車は……まあそういうことだ。
その車で手伝いに来たこどもたちを集合場所まで送迎する。
Bくんがおおきくなって、ついに私の背を追い越してしまっていた。
隣に並んだ連れの子は、ぼくもあとすこしだと得意げにしている。
20200216




