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解けた
白いワンピースの少女が欠けてゆく。
ひらめくスカートの裾から解けている。
1と0の世界のように、ぽろぽろと数字になって崩れ落ちてゆく。
細分化され見えなくなっていく粒子は、解け出す瞬間発光する。
大きな強い光に目を細め、再び瞼を開くと一瞬帯状の靄のようなものが映り、あっという間に蒸発した。
光も消えた。
目の前には白い壁。
エンボスの壁紙を指でこする。
あれは私だった。
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12月24、25 めまいの中で見たイメージのメモより。
ぼちぼちと短いですが。




