ご機嫌な先生
魚を見た気がするがよくわからない。
土産物屋さんで二種のものを手に、ずっとまよっている。
学校に面談に行く。
案内された先は、座敷である。
座布団に正座すると、先生はなぜか私の上に腰を下ろした。
まるで椅子であるかのように私を背もたれにして凭れ掛かり、そのまま仰向けに伸びをして全体重を任せる。
ほとんど倒れ寝転ぼうとするようだ。
重いし意味がわからない。
回転椅子に乗ってはしゃぐ子どもみたいに扱いがひどい。
お茶を出す先生の奥さん(教師)に椅子の役割を交代してください、といってズボンの裾を引っ張るが微笑み去る。
なぜか先生にiPadの写真を見せることになる。
水田におおきなおたまじゃくしが泳いでいる写真。
しかし穂はもうすっかり黄色く重たげ。
というか葉も黄色くなりかけている。
なのになぜ水がはってあるのだろう?
季節がおかしい。
不自然だ。
私の上に腰掛けた先生はそれをとても気にいった様子だ。
何度もいやぁーコレいいね!いいでしょう?とハイテンションで、声を上げて笑い、足をバタバタした。
いいでしょうってみてせくるけど、わたしの撮った写真なんだが。
まるで自分の手柄のようだ。
膝の上の幼児。
無邪気すぎて意味がわからないが、とりあえず楽しそうだからまあいいかと思う。
しかしともかくとにかく重いし節々痛いのでなんとかして欲しい。
20200106




