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東方兄妹記  作者: 面無し
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妹でも戦えないわけではない

誤字脱字感想ありましたら書いてください!

「・・・・・・・・・・・・」


「兄さん、そんなにぶすっとしないでください」


「だってこの体じゃ姫ちゃんを抱っこできない・・・」


「そういわれても・・・永琳さんは薬を作ってくれないですし・・・」


・・・・・・・よう、零だ。

前の薬で小学校一年生くらいの大きさにまでなってしまいました。

能力で戻そうとしましたが薬が完全に効いた後のようで戻せなかったです。

永琳によると成長させる以外に無いようです。


「能力で戻すのは面倒くさい・・・」


元の状態に戻すのは結構細かいのだ。

今まで縮むなんてことはなかったし不覚だったよ。


「むー」


「拗ねたって何もないんですか・・・」


姫ちゃんが苦笑しながら言おうとした言葉がブザーに消される。

このブザーは妖怪が都市に来た時になる物だ、つまり・・・


「こういうことだ・・・」


「今日も零に相手を相手をしてもらいに来た!」


「さっさと出しな!じゃないと都市を侵略するよ!」


「何か二本目の尻尾出てきたの!私の体変じゃない!?病気じゃないわよね!?」


都市前を見ると案の定いつもの三人が来ていた。

一番目は俺、その後は

上から国下がどーんと胸を張って。

天が団扇(葉っぱ)で仰ぎながら。

尾都が二本目の尻尾を抱いてワタワタしながら。

お前ら・・・


「なーにやってんだお前ら」


いつも通り都市の門から出ていく、今回は姫ちゃんが初の付添いだ。


「ん?誰だちびすけ」


「てか隣の嬢ちゃん可愛くないか?」


「零は!?私死んじゃうの!?」


気付かれてない・・・俺はただのガキンチョのようだ。

あと尾都よ、大丈夫、ただ妖力がデカくなって尻尾が増えただけだ。


「初めまして、神谷零の妹で神谷神姫と言います」


「ようお前ら、薬でちっさくなった零だ」


「「「・・・はぁ!?」」」


~~少年色々説明中~~


「ふーん、じゃあ私のこれは問題ないのね?」


「うん、問題ないどころか少し呪術が使いやすくなるかもな」


「よかった~」


その尻尾は術の補助処理装置になってくれるはずだ。

安心したように尾都はため息をついている・・・その横で。


「なぁ、俺とデートしようぜ!」


「いや、俺が嫁にもらう!」


「あ、いえ、その・・・」


そこの男ども・・・俺の姫ちゃんに何言ってやがる?

そんなに殺されたいの?


「じゃあ零は私が婿にもらったげようか?」


いやいや、尾都、俺はもう嫁がいるからさ。

てかお前その言葉は嘘だろ。


「嘘だろ?」


「もちろんよ、零はいい人だけど旦那にはなれないわ」


そうかいそうかい、じゃあ後はやること一つだね。


「おい、そこのボンクラァ」


「「ん?」」


「あ、兄さん」


「なにかなちびっこ零君?」


「おにーちゃんに遊んでほしいのか?」


俺が小さくなったら態度が変わり過ぎだぞ男ども!

そうかそうか、そんなに潰されたいなら潰してやる。


「一つ言ってやろう・・・」


『暴君』・・・本気時限定一千倍だ!


「姫ちゃんは俺の嫁だああああああああああああああああああああ!!」


「「ぎゃあああああああああああああああ」」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「「申し訳ありませんでした」」


「あ?」


「「二度と神姫様にこのような無礼はしませんのでどうか許してください」」


「いいだろう」


「「ありがとうございます」」


このバカどもめ。


「でも妹ちゃんは妹なのにお嫁さんなのね」


「そうです、私は兄さんと血がつながってるわけではありませんので」


「義妹ね、でもこんないい子が零の嫁なんて、世界は不思議ね」


「義妹です、そうでもないですよ?だって兄さんは格好いいですから」


はいそこ、姫ちゃんじゃない方の奴はなんでそんなにぼけっと話してるんだ?

今回は挑戦無しないんですかー。

仕方ない、今回は姫ちゃんの強さも見せてあげよう。


「おいそこ、尾都、どうせだし姫ちゃんとバトッとく?」


「え?」


「私ですか?」


「うん姫ちゃんだよ」


「いいの?」


そりゃあ普通はやらせないよ?男とやらすなんてもっての外だ。

でも今回はお前だしお前の場合は訓練も兼ねてるからね。


「俺より弱いけどお前より強いから」


「なるほど」


「あの、兄さん」


「ん?何姫ちゃん?」


「国下さんと天さんは・・・」


ああ、あのクズゴミ?


「大丈夫、俺が相手しとくよ」


「零の顔が怖いわ・・・」


「ナンパしてきた人を倒した時と同じ顔です・・・」


ははは、二人ともなに苦笑してんだい?

俺は馬鹿をお仕置きするだけだぜ?立場の分かってない奴を。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

SIDE神姫


「じゃあ行ってくるぜ」


どこか黒い笑顔で兄さんが国下さんたちの方に行ってしまいました。

ほどほどにしてあげてくださいね?


「じゃあ私たちもやりましょう尾都さん」


「妹ちゃんは丁寧語で話すのね」


これは私のくせみたいなものですから。


「仕方ないです」


「そう・・・じゃあ」


「よーい」


「ドンッ」


その言葉と同時に尾都さんが私に向かってくる。

ですが速度は問題ありません。


「私も兄さんの妹ですよ?」


私は理屈も無視できません(やろうと思えばできますがリスクがあります)

出来て風や土を固めたり揺らしたり位です。


「その分強化前の通常スペックが高いんですよ?」


私に対して放たれた拳をいなし足をかける。

倒したところで尾都さんが消える。


「!?」


呪術が得意と言っていましたね・・・じゃあ分身ですね。

この場合・・・後ろ!


「はァ!」


「甘い!」


後ろからの蹴りを土の壁を立ち上げて防ぐ。

私の能力ですが時間制限があります、最大で一時間ほど。

使うと使った分だけ動けなくなるデメリットがあるので、普段は短い時間使い

短い時間動けなくなると言う方法でごまかしています。


「だからまぁ、私も弱点は補えてるんですよ?」


「痛ったー!」


足の当たった時の衝撃が大きかったようで悶えてしまっています。

固さは結構あります、流石にダイヤモンド程ではないですが・・・


「なんてね☆」


「え?きゃああああ!」


「痛かったけどその分勝てば問題ないわ!」


ぐっ・・・尻尾で・・・首を・・・

便利ですね・・・ソレ!


「放・・・して・・・」


「こんな女の子に負けないわよ!零も見誤った・・・ぐっ!」


「はぁ・・・はぁ・・・もらえますか?」


尻尾から逃れるのに風を揺らして衝撃を与えさせてもらいました。

ちょっと油断しちゃいましたけど問題はないです。


「妹ちゃん・・・何歳?」


「女の子に年齢聞いちゃだめです、でも兄さんと同じくらいとは言っておきます」


兄さんの隣で何年やってきたと思ってるんですか!

まだまだ負けませんよ!


「じゃあ・・・甘かったわね・・・」


「じゃあ続けますか?」


「もちろん☆」


いい笑顔ですね、良いですよ、何度でもやってあげます!


「『鬼火』!」


広げられた手から紫色の特徴的な炎が飛び出ます。

まぁ火力はそんなにのようですね。


「問題ないです」


しゃがんで避けると今度は尻尾が飛んできました。

それをつかむと今度は腕が。


「連撃ですか・・・」


「せぇい!」


尾都さんはもっと弾幕よりでもいいと思うんですけどねぇ。

まぁいいです、その拳は壁で受けましょう。


「よっ」


「ぐっ」


ああ、痛そうですね・・・

悶えて・・・当たり前ですけど。


「痛い!ある意味零の時よりひどいよ!」


「そうですかね?これでも優しくはしてるつもりなんですが・・・」


「零の方が強すぎるからある意味簡単なの!」


そういうことですか・・・


「じゃあ終わっときます?」


「・・・うん」


ちょっと拗ねちゃいましたか?

さっきまで威勢がよかったんですけど・・・


「大丈夫ですか?」


「うん、大丈夫」


ならよかったです、傷を瞬時に治すなんてことは兄さんだけですしね。


「それにしても・・・」


「なんですか?」


尾都さん・・・近いです、顔が、近いです。

何か恥ずかしいですよぅ。


「きれいな肌よね~妹ちゃん」


「そんな、尾都さんだって綺麗な肌です」


それに・・・


「ん?どうしたの?」


「・・・バインバイン・・・」


おっきいです、びっくりです

この大きさはどの世界にもいません・・・あ、何人もいました。

でも・・・


「おっきい・・・」


「まぁ私は大きいけどね・・・妹ちゃんも・・・」


ぺたーん・・・ですね・・・・ぺたーん。


「・・・ぐすっ」


「え!?」


やっぱり大きいほうが男の人はいいんでしょうか?

私は小っちゃいですけど・・・兄さんも実はおっきいほうが嬉しいんじゃ・・・


「・・・グス」


「妹ちゃん!大丈夫!小っちゃいのにも需要があるから!きっと!」


でも男の人はうずめられる方がいいとかって言いますし・・・


「私は・・・」


「貧乳は我が宝だぁああああああああああああああ!!」


「え!?」


目の前に何かが飛来します。

ちょうど兄さんのような声も聞こえましたが・・・


「姫ちゃんの貧乳は俺の宝であり!姫ちゃんの存在は俺の命だ!」


「に、兄さん・・・・」


「姫ちゃん、おっぱいを気にしてるのはわかってる、

でも俺はそのままの姫ちゃんが一番好きだよ、そのおっぱいだって俺のものだ!」


「カッコいいけどカッコ悪いわね」


兄さん・・・ありがとうございます。

でも兄さん、いつ戻ったんですか?


「その体は・・・」


「さっき戦闘の後に戻した!いや~時間かかったぜ!」


子供の姿でドタバタとかなかったんですね。

小さい兄さんもよかったんですが・・・


「どっかの馬鹿のせいだな!」


「国下と天は?」


「帰ったぞもとい帰らせたぞ」


兄さん一気に真顔になりましたね。


「じゃあ私も帰るわ、じゃあね妹ちゃん」


「あ、はい」


「またな~」


「じゃあねー」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「「ただ今~」」


「お帰りなさい、こっち来て~」


永琳さんから呼び出しがかかりました。

何でしょうか


「何永琳?」


「話があるの」


「「何ですか?」」


真剣な空気に兄さんも丁寧になってしまっています。


「大きな穢れがが来るから数十億年後に移住する計画が出たの」


穢れ・・・ですか?なんでしょうか。


「穢れってなんですか?」


「穢れは負のエネルギーの塊よ、

今回のも実際には大きな隕石、撃墜も可能だけど内包してる穢れは普通じゃない」


「穢れを消すのは?」


「私達では無理ね、あなたならできるでしょうけど

分かってないことも多いし設定に時間がかかるでしょうね」


「そうか」


「まぁ数十億年も先だから今は気にしないで」


「「了解」」


結構重たい話のようです。

兄さんは全く気にしてないようですが。


さて、まぁ移住はするきないですし

生活の準備の方を進めるのは残り数年になってからでいいでしょう。


「まぁ移住はしないけどね」


「そうですか」


兄さんも、移住する気はないようですしね。


零「やあ皆さん主人公です」


作「どうも作者です」


零「ここでは次回予告(そうなるかは不確定)をやります」


作「又は主人公とヒロイン以外のキャラの外見などの紹介です」


零「今回は妖怪三人の外見を紹介したいと思います!」


作「天は翼が金と赤色で髪は赤に目は金のイケメン少年、イメージは太陽の鳥にして鳥の頂点鳳凰です、胴着に袴が基本装備(白と藍色)」


零「国下はガタイのいいお兄さん肌(零相手の時は除く)

黒い髪にでこから短い二本の角イケメンより格好いい兄貴惚れる人が多そうな外見、黒の作務衣が超絶似合い基本装備」


作「尾都はべっぴんさん、誰がどう見てもべっぴんさんそしてバインバイン

ミニスカの浴衣だから結構セクシー。姉御肌だけど零の前では普通の子」


零「こんなものかな」


作「こんなものだね」


零・作「じゃあ」


零・作「これからもよろしくお願いします」

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