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東方兄妹記  作者: 面無し
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モブとは何度も倒されるものでして・・・いやそんなのより飯が美味い!

誤字脱字感想ありましたら遠慮なく書いてください。

~都市中心近く、都市の頭脳永琳の家~


SIDE零


「さて、洗いざらい聞かせてもらいましょうか」


いや、その・・・何を?

今俺と姫ちゃんは目の前の銀髪美少女に連行されてやってきた。

ここは都市の中でも重鎮たちが住まうところらしい、つまるところこの子はその

重鎮の親族又は重鎮の一人ということだ。

とまぁそんなわけで連行(と言ってもついてきてと言われたからついてきたんだが)

されてその後のこの子の第一声がこれだと?


「聞かすって・・・何を?」


「全部?」


「全部ですか?」


ほら!隣で姫ちゃんも迷ってんじゃねーか!

てかぜんぶなぁ・・・うーん全部つっても転生者ですってこと以外は

見てればわかることだしよぉ。


「じゃあいいわ、私の方から質問する方向にする」


「あ、それなら問題ない」


「何でも聞いちゃってください」


俺にこたえられないことはないってことだぜ!

・・・・まぁ当然嘘で答えれないことも色々あるけど。

まぁ個人のことなら一応答えよう答えれる範囲で。


「あなた何?」


何できたか、せいぜい人間とは思ってほしかった。


「人間だぜ」


「人間ですね」


「なんであんなに強いのよ」


いや、そんなこと言われても・・・一つしか答えがないんですが?


「強いから?」


「というより普通の人間ではないからが近いと思います」


あーそれもそうか、俺達は普通ではないな。

転生時に能力もらったからその時点で普通じゃないもんな。


「普通じゃないってどういうこと?」


「能力持ちなんだよ」


「能力?・・・ああ~する程度のってやつよね」


程度?・・・ここではつけないとだめなのか?

じゃあ今までの名前じゃ効かなくなるからなぁ・・・

よし決めた。


「そうだよ、俺のは発現させる程度の能力、

あらゆる理を無視して現象を起こせる能力だ」


「・・・ずっこい能力ね」


まぁそれが普通の反応だろうな。

どの世界でも言われたよ、「何それチートじゃないか」って。


「それで神姫は?」


「私ですか?私は兄さんの劣化型みたいなのですから・・・・

そうですね、現象を起こす程度の能力です、時間制限もあるんですよ」


「便利だけど不便ね」


だろ?だから普段は姫ちゃんは能力をあまり使わないんだ、デメリットもあるしね。

でも戦えなくても可愛かったら許せるからいいんだ。


「まぁそんな感じだ、因みに今三千五百二十三歳だ」


「頭のおかしい数字ね」


「でも私もですよ?兄さんの能力なら不老不死にできますし」


そうそう、いくつもの世界を移動するならこれくらいの年齢でもおかしくはないんだ。

まぁ前の時なんか三兆歳越えの人もいたんだし可愛いもんだろ。


「てかあの怪物はなんだ?」


「妖怪よ」


なるほどー妖怪かぁ、漫画みたいだね。

じゃああの時の力は妖怪ならではの妖力かな?


「妖力とかってある?」


「もちろんよ、因みにいうと人間には霊力があるわ」


「ふーん」


随分と面白い世界のようだ。

後でちょっと俺のパラメーターをいじってみよう。

そうすると面白そうだし。


「ところでもう一つ聞きたいんだけど、あなたたちはどこに住むの?」


「ああ、そうだな、此処の上空にでも家をおっ建てるさ」


「そうですねそれが一番手っ取り早いと思います」


「・・・反則的な能力ね、本当に」


でも一日やることがないのもあれだな、

何か仕事でも貰おうか。


「なぁ」


「なに?」


「今回みたいに侵入してきたら大変だろ?

それの退治を俺らにやらせてくれよ」


多分あいつはまた来そうな気がするし、

それに暇なのは性分にあわないのだよ。


「な?永琳」


「・・・・何で名前知ってるのよ」


「俺だぜ?それは愚問というものだ」


「兄さん、プライバシー問題だと思います、

個人情報は勝手に調べちゃいけないんじゃ・・・」


「じゃあ俺もう何回やってるんだろうね・・・

まぁ気にするな、気にすると頭痛くなる」


それよりもさっきの提案に答えがほしい、

出ないと俺死んじゃう!死なないけど。


「で?やっていいの?」


「・・・・・しょうがないわね、まぁ助けてもらったのは事実で、

あなたたちの方が撃退は簡単だろうし」


さっすが永琳!話がわかってるね~

分かってくれる子は好きだよ、人間としては。


「ん、じゃあ承った、じゃあ行ってくるね」


「え?もう行くの?まだ聞きたいことがあるんだけど・・・」


いやいや、その前に都市の外側のあいつらを何とかしないとな。

うーん、流石妖怪と言ったところか?あの飛距離で重傷じゃないとは侮れないな。

まぁとりあえず、


「外の奴らを片付ける、今までやってきた奴等とはまた違う奴だからな

俺自身も慣れてないらしい」


「・・・わかったわ」


「行ってらっしゃいです兄さん、出て言ってる間にご飯でも作っちゃいますね」


「あいあい」


「あ、ちょ、此処私の家なんだけど・・・」


行ってきまーす


―――――――――――――――――――――――――――――

~~都市前~~


おーおーいるいる、よく集めたねー。

ひーふーみー・・・・まぁいいか能力で数えよう、

え~っと、三七匹か、この短時間でよく集めたな。


「ようお前ら、とくに真ん中のはさっきぶりだな」


さっき倒したのにもう行動とは・・・

行動が速いと相手の対応が遅れたりするからな、

その点は良いと思うぜ。


「あれくらいに吹き飛ばされたところで何ともねぇよ!」


あらそう、結構に頑丈な体なんだな


「それより!さっきはよくもやってくれたなぁ」


「あー、うんそうだね、後ろのは部下?仲間?」


「俺達はただの利害一致者だ、仲間でもなんでもない」


ふーん、そうか、それはよかった。

妙に連携取られると厄介だからね。


「ふ~ん、じゃあ・・・・始めようか」


俺の能力は、戦闘の場合は転生初期から使っていた『技』というものがある。

まぁ格闘ゲームのコマンドみたいなもんだが、こいつが便利なんだ。

通常、俺の能力は発現させる現象を細かく指定しないといけない、

それを省略してくれる。


「行くぞぉ!!」


『おおおおおおおおおおおおお!!!』


向かってくる奴らを見ながら使う技を選ぶ。

今回使うのは『暴君』、効果は身体能力の肥大化、因みに十~百倍までだ。

今回は十倍を使う、もう一つは『銃器祭り』銃器を好きなだけ弾もろとも作れる技だ。

こいつらにもルビがあったんだが・・・要望があればつけよう。


「さて・・・ではまず・・・ガトリングから」


空中からM134ガトリングを二機出現させる。

そして片手に一つづつという普通じゃありえない構えで・・・

放つ!


「くらえええええええええええええ!!!」


ガトリングは一秒で百発というありえない銃であり通常は固定して使わないと

反動で腕が行かれる代物だ。ただし普通なら、だ。

腕力、脚力ともに強化された俺なら大丈夫(一応)。


「あらよっと」


甲羅のような奴が前に出て

甲羅が広がる、堅そうな甲羅は案の定弾丸を跳ね返した。

厄介なもんだね。


「ただし、後ろに注意だ」


『え?』


そいつらの後ろには無数の銃。

どれもが俺の能力による改造を受けた物だ。

レーザー砲からミサイル、機関銃に列車砲、何でもござれの大群。


「じゃ、一応無殺傷だから、また今度ね」


いい笑顔(不確定)を浮かべて奴らを見る。

青い顔、又は涙目もしくは唖然とした顔でこちらを見るやつらに向けて一言。


「じゃ!」


『わあああああああああああああ!!』


その後重症をおった奴等(死傷者はなし)は「おぼえてろよー」ってな

決まり文句で返って行った、はてさて、弱かったけどまた来てほしいなぁ


「退屈だし」


ニヤニヤしながら俺は都市へ帰って行った


――――――――――――――――――――――――――――


「ただいまー!」


「お帰りなさい兄さん」


「本当に家でご飯作るとはね・・・」


イイじゃないか姫ちゃんに文句言うんじゃないよ!

・・・いい匂いだ、味噌汁と白ご飯と焼き魚と納豆と姫ちゃん特製のゆで卵かな!?


「正解です」


「やったー!!!」


「心まで読めるのね・・・」


「「基本装備?」」


「そんな装備初めて聞いたわ・・・」


まぁんなことはいいからいいから

奥に行かせてもらうぜ~!


「「「いただきます」」」


美味しかったです。

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