まず大きな流れ
そんな訳で戦闘シーンの書き方ですね。
まず、その戦闘シーンの起承転結を考えなければなりません。
私はこれを殺陣を組むとだと考えています。
つまり、ごくごく短い小説ですね。
この中で‘結’を最初に決めます。
‘結’はその戦闘シーンの締めです。
どんな決着なのか考えましょう。
そして‘起’。
どう始まるのか?
これもまた重要です。
この二つが決まったら、後は‘承’‘転’と流れを作っていきます。
このとき、‘結’から流れを逆算していくと破綻が無くなります。
‘承’は戦いが始まってから、徐々に盛り上げていくシーンです。にらみ合ったり、剣を打ち合ったりなど、さまざまですが、‘転’に向けて盛り上がっていきましょう。
そして‘転’では、最後の一合を決めます。
格好良くしても良いですし、泥臭く書いたって問題ありません。
ただ、これで決着が着く事だけははっきり感じさせてください。
これで一連の戦闘シーンは完成します。 ほかにも細々とした技術的なものがありますが、まずはコレが普通に考えつくようにしていくのが一番大事な部分ですね。
後は、練習法として、シミュレーションRPGの戦闘シーンや映画、時代劇などの殺陣を文章に起こしてみることでしょうか?
本当なら、空手や柔道、プロレス、剣道の試合を見て、流れを見ながら文面に起こしていくのが良いのですが。