第40話 君は独りじゃない 中編 ②
1日遅れの更新です。
~ side 紗奈 ~
「――まったく、こんな風に育つとはどういう教育をされたんだ。親の顔が見てみたいものだな!」
先生にそう怒鳴られた瞬間、頭が真っ白になった。何とか堪えていた涙がボロッと零れるのを感じたけれど、もうそれを止める事ができなかった。
すると、後ろから勢いよくドアが開く音がした。驚いて振り返ると、怖いくらいに怒る雅樹くんとその後ろに優とアオちゃんと慶人くんがいるのが見えた。
「な、何だ。お前たちは!?」
先生がそう叫ぶけど、雅樹くんはお構いなしに中に入ってくる。それから先生と私の間に立った。雅樹くんの向こうから先生が息を呑むのを感じた。
「す、須藤か。いきなり断りもなく入って無礼だろう!」
「……先生こそ失礼じゃねぇのか。見た目がどうとか、育ちがどうとか……そんなの関係ねぇだろう!?」
ビリビリと空気が揺れるのを感じた。こんな風に怒る雅樹くんの声も口調も私は聞いた事がない。でも、その「怒り」が私のためだというのがよく分かった。
「な、なんという口の利き方……だから、素行が悪いというんだ!」
どうしよう……。私のせいで、雅樹くんまで先生に悪く言われている……っ!
でも、焦る私を他所に雅樹くんは毅然とした態度を崩さなかった。
「あんた、今までの紗奈の授業態度を見ていねぇのかよ。明らかに変なのはこの数日だけで、今まではちゃんと真面目に受けていただろうが!」
雅樹くんの言葉に先生は何も言い返さず、言葉が詰まっているのを感じる。……分かっているのに、あんな風に言ってきたの……?
「それは……」
「分かっているんじゃねぇか。なのに、たった数日の事で紗奈の人間性を決めつけるのか? ……紗奈の事を何も知らねぇくせに……勝手な想像で、親の事まで持ち出しているんじゃねぇ!」
雅樹くんはそう言うと、私の手を掴んで古典準備室を出て行く。微かに先生が何かを言って、それに対して慶人くんが何か言うのが感じられた。でも、雅樹くんは立ち止まらずそのままA棟の昇降口に向かい、靴を履き替えた。それから家に向かうまでの間も雅樹くんは私の手を離さなかった。
私は、古典準備室を出て行ってからも何も考えられずにいる。涙が流れ続けて止める事もできない。
「(……雅樹くんに、優たちに迷惑をかけちゃったな……)」
どうして、こうも自分は無力なんだろう。迷惑をかけたくないのに、結局こんな事になって……。
大きな問題になっていたらどうしよう……あの後、慶人くん達まであの先生に何か言われていたら……あんな、あんな事優たちも言われていたら……私のせいで、みんなまで傷ついて……っ!
「――うぅ……っ」
思わず声が漏れると、雅樹くんが立ち止まって驚いたように振り返った。
「紗奈? ごめん、痛かったか?」
そう聞かれ、私は首を横に振った。雅樹くんは私を心配そうに見るけれど、私は涙を流すばかりでうまく言葉が出なかった。
何も言わない私に何を思ったのか、雅樹くんはそのまままた歩き出した。さっきよりも少しだけゆっくりとした歩調で私の手を引く。そのうち家に着いてからも、そのまま手は繋いだままだった。
家に入ってからさーちゃんと佳穂が話しかけようとしたような気がしたけど、雅樹くんがそれを静かに止めた。私は雅樹くんに連れられてそのまま遊戯室に入る。雅樹くんは、いつの間にか持っていた雅樹くんと私の鞄を近くの椅子に置いて、そのまま私の手を引いてソファに向かった。
そしてソファに座ったかと思うと、おもむろに私の手を引っ張った。思わぬ行動に私は抵抗なく雅樹くんの腕の中へとおさまってしまった。咄嗟に離れようとしたけれど、それよりも先に私を抱きしめる雅樹くんの腕の力が強まった。
「……紗奈」
「ま、さき、く……」
さっきの怒りに満ち溢れた声とは違って優しく私の名前を呼んで、そっと私の頭を撫でてくれた。雅樹くんの優しさに、少し落ち着いていたはずの涙がまた流れた。
「(どうして……困らせたくないのに、迷惑をかけたくないのに……どうして、こんなにも私はダメなんだろう……。もう独りは嫌なのに、何で……っ)」
私を心配してくれる優たちにも、こうして慰めてくれる雅樹くんにも申し訳なくて、同時に自分があまりにも情けなくて涙が止まらなかった。
『親の顔が見てみたいものだな!』
不意にさっき先生から言われた言葉が頭を巡る。
親の顔なんて、私自身もう何年も見ていない。どこでどうしているのか、何をしているのかすら知らない。だって私は……。
――あの人たちに、捨てられたんだから……。
「…………」
雅樹くんの腕越しに、窓の外の夕日が目に映る。僅かに涙で滲むその空を、私は呆然と眺めた。
「(もう、何年も思い出さないでいたのに……)」
私の脳裏には遠い昔の、心の奥底へと封じ込めていた記憶が蘇っていた……――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私は物心がつく頃には自分が普通の子どもじゃない事に気付いていた。両親にも似ても似つかない見た目に、コントロールするのが難しい魔力、それから毎月背中から生える翼がそれを物語っていた。
その頃、私の母親だった人はいつも臥せっていたような気がする。顔を合わせて話した事は殆ど記憶にない。時折起き出してきて私を目にすると、ヒステリックに何かを怒鳴り、時には激しく叩いてくる事もあった。記憶にある限り、あの人に抱き締めてもらった事はないと思う。
母親がそんな調子だから私の日々の世話はシッターを雇っていて、その人に任せきりだった。でも、その人も私が普通の子どもじゃないと気付くと怖がり、すぐに来なくなってしまう。それからしばらくすると、また違う人がやって来る。でも、そのシッターの人たちも私がある程度自分の事ができるようになると、全く来なくなってしまった。
そして、私にとって父親は恐怖の対象だった。私の世話をシッターに任せて、自分は仕事でほとんど家にいない人だった。仕事から帰って来て、機嫌の悪い日は理由もなく殴りつけてくる事が多かった。だから私はあの人が帰ってくる時間になると、与えられていた部屋に閉じこもって物音1つ立てないように注意していた。たまに機嫌のいい日もあったけれど、そんな日でも私を目にすると顔をしかめて暴言を吐いてくる。
『――お前なんかいらないんだ。どっかに消えろ!』
決まって最後にはその言葉を浴びせてきた。私はずっと“いらない子”だと言われ続けていたの……。
そんな父親は、酷く世間体を気にする人だった。周りから変に思われないように、少しでも私が“普通の子”に見えるように振る舞う。だから、こんな私でも学校に通っていたし、行事の時になると母親は無理でも父親だけは来ていた。張り付けたような笑顔を浮かべながら私に手を振り、いかにも“いい父親”に見えるように振る舞っていた。
それに、魔力量が多いから暴走しないように魔道具も用意してくれていた。でも、これは自分が暴走に巻き込まれないために、それから私が多量の魔力を持つ異能者だと知られないように用意していただけに過ぎないと思う。
でも、そんな生活がある日突然、終わりを迎えた……。
あの日、私が小学校5年生になってしばらくした頃、学校から帰ると仕事のはずの父親が家にいた。1人でダイニングの椅子に座って、まだ昼間なのにお酒を飲んでいたのか、テーブルの上にはいくつもの空き瓶が転がっていたのを覚えている。
父親に気付いた私は、また殴られる前に部屋に行こうと階段を上ろうとしていた。でも、その前に父親が私に気付いてしまった。ビールの瓶を片手に立ち上がると、ゆっくりと私に向かってきた。様子のおかしい父親に、私は後退りしかできなかった。
父親は私から少し離れた所で立ち止まると、暗く淀んだ眼で私を見た。その眼は、思い出すだけでも身震いするほど恐ろしかった。
『っ…………!』
悲鳴を上げそうになるのを必死に堪えて、私は益々離れようとした。背中に壁が当たってそれ以上は下がれなくなると、父親は私から視線を外し、ゆっくり口を開いた。
『――母さんが、入院した』
『えっ……?』
突然の言葉に私は理解が追い付かなかった。そんな私を気にせず父親は言葉を続ける。
『症状は色々とあるが……根本の原因は“精神的ストレス”らしい』
『(精神的、ストレス……)』
その原因が私だという事はすぐに思い至った。言葉が出ないでいると、父親は虚ろな目で私を見た。それから、クシャッと顔を歪める。口を戦慄かせ、荒い呼吸を繰り返した。
『……っ、なぁ、あとどれくらい、俺たちを苦しめれば気が済むんだ……?』
『えっ……?』
初めて言われる言葉に、全く意味が分からなかった。混乱する私は、父親がボロボロと涙を流しているのに気付いた。
『お、お前が……お前がいるせいで、俺たちは散々苦しめられてきた……俺たちが苦しむのは、そんなに楽しいのか!?』
そう叫んだかと思うと、父親は両手で顔を覆う。私は何かを言わなきゃと思うのに口が渇いてうまく声が出なかった。そして、顔を上げた父親の目は、深い絶望に満ち溢れていた……。
『――もう、限界なんだよ……』
そう言ったかと思うと、父親はふらふらとした足取りで私の横を通り過ぎる。横目に見た父親の目に光はなくて、ただ静かに涙を流していた。
その後、父親は私の存在を無視し続けた。それまでの様に暴言を吐く事もなければ、暴力をふるう事もない。その代わり、まるで透明人間になったかのように私はいないものとして扱われた。
そして母親が入院してから数日後、私は突然父親から「荷物をまとめろ」と言われた。私は、僅かな私物と学校の物を詰めた鞄とランドセルと一緒に父親が運転する車に乗せられた。どこへ向かうのかと思っていると、殆ど会った事もない親戚の家だった。
『何でうちがこんな奴を……!』
父親と話す親戚の1人がそう言うのが聞こえてきた。それに対して父親が「約束の金は払ったんだ」と言っているのも聞こえてくる。捨てられたのだと、私は頭の片隅で理解するしかなかった……。
しばらくの口論の後、父親は私を目にする事なく車に乗って行ってしまった。不思議と私はその車を追いかけようとしたけど、結局できなくて、ただ父親が運転する車が見えなくなるのを見つめていた。
これが、私が父親の姿を見た最後だった……。
それからの日々は、一言で言って地獄だった。その家は比較的裕福だったみたいで使用人の人が少しだけいたけど、私の扱いはそれ以下だった。碌にご飯ももらえない、朝から晩まで働き詰めで休む時間もない、お風呂は1番最後で冷え切った水が僅かにしかなかった。この時ばかりは《清浄》が使える事に感謝しかなかったな……。
学校だけは父親が行かせるように言っていたのか、変わらず行かせてもらえていた。でも、必要な物がある時は何時間も頭を下げないと貰えないし、学校の勉強は睡眠時間を削ってやるしかなかった。だからいつも眠いし、うっかり授業中に居眠りをして先生に怒られる事もあったと思う。
でも、満月の日になって抑えきれなくて背中から翼が生えたのが見つかると、阿鼻叫喚だった。両親は人間であり、獣人の血が混じっているわけでもない。それなのに私の背中から翼が生えて、しかも瞳の色まで変わるその様は親戚にとって「恐ろしい」以外の何ものでもなかったらしい。
『ば、化け物!』
『こっちに来るな!』
そう詰られて、手当たり次第に物を投げつけられた。何か棒のような物で追い立てられ、物置みたいな所に閉じ込められた。そして、数日のうちにその家は追い出されてしまった。
追い出された私を父親は迎えに来なかった。その代わり、代理だという人がやって来て私をまた違う家へと連れて行った。そして、次の家でも同じような事が繰り返される。追い出されて次の家に連れて行かれ、またすぐに追い出されて次の家へ……。どの家にも長くて2か月、短いと1週間くらいしかいなかった。そんな風にあちこちをたらい回しにされる生活を中学1年生まで続けていた。
そして、そんな生活にも慣れてきて、もうすぐ中学2年生に進級するという時にあの人は私の前に現れたの……――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「(嫌な事を思い出しちゃった……)」
両親の事、その後の生活の事をこんな風に思い出したのは初めてかもしれない。今考えても悲惨としか言いようのない日々だった。その一方で父親のあの性格のおかげで学校だけは行かせてもらえたし、少しでも認めてもらおうと勉強していたおかげで、今こうして藤永学園に通えて「特殊特待生」っていう破格の待遇を受けられる特待生にもなれた。そこだけは少しだけ感謝できるかな……。
「(私は、どうしたらいいのかな……)」
やっと涙は止まったけれど、雅樹くんに抱き締められたままの私は、これからの事を呆然と考えていた。今回のこの騒ぎでみんなには迷惑をかけてしまった。もしかしたら、俊哉さんにあの先生から何か連絡が行っているかもしれない……。その時は、もしかしたらもうこの家にいられないかもしれない……。
「(……嫌だなぁ……)」
この家を出て行かなければいけなくなった時の事を想像すると、また涙が零れそうになる。たった数週間だけれど、あまりにも幸せ過ぎた。その幸せが両手から零れ落ちているような気がしてならない。それがとても悲しかった……。
「――紗奈」
不意に呼ばれて、私は思わずビクッと震えた。その反応に驚いたのか、雅樹くんは少しだけ体を離して私の顔を覗き込んだ。
「大丈夫か?」
「うん……」
思ったよりも雅樹くんとの距離が近くて、私はなんだか恥ずかしくてまともに顔が見られなかった。俯いたまま返事をすると、雅樹くんは私の頭を撫でてきた。しばらくそうしていると、手を離した雅樹くんはもう一度私の顔を見た。
「紗奈」
「なに……?」
「さっき、優から夕飯は1階のリビングに用意しているって《念話》で連絡があった。とりあえず、俺たちはそこで食べよう」
「うん……」
気を遣わせちゃったのかな……。わざわざそんな事をさせて、また迷惑かけちゃった……。
自己嫌悪に陥りそうだけれど、優たちの気遣いを無下にはできない。ひとまず、一度自分の部屋に戻ってから制服を着替えた。部屋から7階のフロアに出ると、雅樹くんが待っててくれていた。自然と雅樹くんと手を繋いで1階のリビングルームに向かうと、ソファの前にあるローテーブルには美味しそうな食事が2人分並んでいた。
「まずは食べるか」
「うん」
雅樹くんと並んで座り、食事を食べ始める。メニューはご飯とお味噌汁と、お魚を焼いたのと、野菜のおかずだった。
どれも美味しくて、とても温かくて、愛情に溢れている。この家に来るまでは味わった事のないその温かさが、涙が出そうなくらい嬉しかった……。
食事を終えて雅樹くんが食器をまとめて厨房に持って行ってくれた。ソファに座ったまま私は天井を見上げて今日の事やこれからの事を考えた。
……どちらにしても、今日の事を優たちと話さないといけないような気はしている。ただ、そうすると私が最近考えている事も話さなきゃいけなくなる……。それを話した時、優たちはどんな反応をするんだろう……。
ふと、脳裏に嫌な想像が浮かんで、私は身震いをした。それから、浮かんだ想像を振り払うように頭を振る。
そうしていたら、雅樹くんが戻ってきたのかリビングルームのドアが開いた。そちらに目を向け、私は驚きに目を見開いた。雅樹くんの後ろに他のみんながいたからだ。
「みんな……」
みんな、心配そうに私を見ながら中に入ってきた。私は咄嗟に立ち上がって、深く頭を下げた。
「ごめんなさい……っ!」
「紗奈ちゃん?」
思わず謝罪の言葉を言うと、優の驚いたような声が聞こえてきた。でも、顔を上げられなかった。
「私の、私のせいで……みんなに、迷惑をかけて……優たちまで、あの先生に悪く言われて……本当に、本当にごめんなさい……っ!」
「紗奈ちゃん、顔を上げて……」
いつの間にか目の前にいたのか、優が肩をそっと掴んで、体を起こさせた。恐る恐る見ると、優が悲しそうな目で私を見ていた。
「紗奈ちゃん、謝らないで。紗奈ちゃんは何も悪くないの」
「でも……っ!」
何かを言おうしたけど言葉が出なくて、代わりにまたボロッと涙が零れ落ちた。
「……確かに、授業中に上の空だったのは良くなかったと思うけど……いつもの紗奈ちゃんを見ていれば、あんな言い方はしないはずだよ。あれは、あの先生が良くなかったの。だから、紗奈ちゃんは何も悪くないの」
「……っ、うぅ……」
泣く私に苦笑した優が私の頭をそっと撫でてきた。それからアオちゃんやさーちゃん、佳穂も側に来て私の事を抱きしめたり、背中や頭を撫でたりしてくれた。
少しして落ち着いてくると、私を中心にみんなでソファに座る。私の両脇に優とアオちゃんが座って、手を握ってくれた。
「――ねぇ、紗奈ちゃん。どうして最近、上の空な時が多いの? 何か悩みとか、困った事でもできちゃった?」
優が心配そうな顔で聞いてくる。
……話した方が良いのは分かっている。でも、話した時のみんなの反応が怖い……
そう思っていると、優が何か言いにくそうに口籠った。
「あの、ね……私たちも少し考えたんだけれど……もしかして、この家の居心地悪い?」
「えっ?」
予想外の言葉に目を丸くすると、私の反応が意外だったのか優も驚いている。
「あれ、違った? 前にご飯は違うって言っていたから、家が理由なのかなって思ったんだけど……」
「ううん……違うよ。そんな事ない。むしろ……良すぎるくらいなの……」
力なくそう言うと、優たちはお互いに顔を見合わせている。なんとなく視線が合わせられなくて、私は顔を俯かせた。
「――居心地が良くて、幸せで……夢のような暮らしなの。ずっと、いつまでも続いて欲しいって思うほどに、ここでの暮らしは幸せだよ」
「じゃあ、どうして……」
「……幸せに思うほどに、昔の記憶が……あの人の記憶が、蘇って……怖くなったの……っ!」
「あの人……?」
優たちは困惑したように私を見る。私はギュッと拳を握り締め、顔を上げた。心配そうな顔をするみんなの顔を私はジッと見つめた。そして、やっと「あの人の事」を話そうと決心がついた。
「……私ね、小学校5年生の時に親に捨てられたの……」
そう切り出すと、みんなが息を呑むのが分かった。でも、驚いているけれど何も言わないみんなに有難く思いながら、私は簡単に中学1年生までの生活の事を話して聞かせた。みんなは顔をしかめて、自分の事の様に悲しんで怒ってくれている。
「――そして、中学2年生の時に、私はある人に出会ったの……」
そうゆっくりと話しながら、私は最も思い出したくなかった記憶を呼び覚ましていた……。
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