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200.ラノベみたいな家に住んでいる妹はどうすりゃいいですか?

「んー……なんでこうなったんだろ」

 日曜日の午前十時辺り。私、愛作サラはソファーに座りながら、誰に言うでもなく、されど誰かしらに聞こえるように、そう呟いた。

 太ももに肘を置きながら、手で顔を支えながら、私は辺りを見回す。

 部屋の左側にはリシアお姉ちゃんと若井先輩がいる。右側にはお兄ちゃん──クティラちゃんの使う変身魔法で一時的に男の子に戻ってる──とクティラちゃんとティアラちゃん、それからラルカ。

 私の座るソファーには、私の左隣にケイさん。右隣に咲畑先輩。その更に右には、お兄ちゃんの親友だと名乗る男の人が座っている。

 なんでこんなに人が集まっているんだろう。と疑問に思ったけど、その理由はわかっている。クティラちゃんが暇だから呼んだと言っていたからだ。

 だからと言ってこんなに呼ぶ必要は無いと思う。先日、若井先輩たちに出会った時には、今日みんなで集まるという話は聞かなかったから恐らく当日連絡当日集合。よく集まってくれたなぁと思う。みんな暇なのか、クティラちゃんの人望が凄いのか。

「ねぇ妹ちゃん……愛作くんってモテるんだね。モテモテなお兄ちゃん持ってさ……妹としてはどんな感じ?」

 と。隣に座る咲畑先輩が、ニヤニヤとしながら話しかけてきた。

 ので。私は小さくため息をつきながら、その質問に答える。

「多分お兄ちゃんがモテてるんじゃなくて……クティラちゃんが凄いんだと思います。咲畑先輩だって、お兄ちゃんに誘われたんじゃなくて、クティラちゃんに誘われてきたんですよね?」

 実際、お兄ちゃんは多分、あまりすごくない。リシアお姉ちゃんが暴走した時もクティラちゃんが活躍してたし、私とティアラちゃんが暴走した時も、リシアお姉ちゃんが大活躍だった。何もしていないというわけではないけど、メイン級の活躍はしていないと思う。

 だから私はより、首を傾げたくなるのだ。どうしてお兄ちゃんはあまり主人公っぽくないのに、そんなお兄ちゃんの家にこんなに友人が集まっているのか、と。しかも女の子ばかり。都合の良いラノベみたい。

「んー……まあね」

 私の返事に納得したのか説得されたのか、予想通りの答えが返ってきて満足したのか。咲畑先輩はどこか嬉しそうに笑みを浮かべながら、手に持つコップを口につけた。

「ねえ……サラちゃん」

「……ケイさん?」

 と。咲畑先輩との会話が終わると同時に、今度はケイさんが話しかけてきた。

 ケイさんは少し俯きながら、顔はこちらに向けず、視線だけを合わせながらゆっくりと口を開く。

「私浮いてないかなぁ……エイジくんとクティラちゃんとサラちゃんとしか私……付き合いなくて……」

 自信なさげに、どこか申し訳そうに。そんな声色でケイさんは聞いてくる。

 私はそんなケイさんの姿が可愛くて、ちょっとだけ面白くて、つい笑ってしまう。

「……あははっ。大丈夫だと思いますよ? 少なくとも悪目立ちはしてないと思いますし……何より可愛いから平気へっちゃらです! ケイさんは!」

「へ!? か、かわ……あ、ありがとうサラちゃん」

 私が褒めてあげると、ケイさんは一度ビクつき、それと同時に急いで顔を上げて、それを真っ赤にしながら照れくさそうにお礼を言う。

 この人、見た目だけじゃなくて仕草や行動まで可愛いんだ。ズルい。

「あ、じゃあ私……ちょっとエイジくんたちのところに行ってくるねっ」

「はい!」

 何故か私に許可を貰ってから、ケイさんはゆっくりと立ち上がり、真っ直ぐにお兄ちゃんの元へと向かっていく。

 それに一歩遅れて。今度は咲畑先輩が立ち上がり、コップの中身を飲み干して、ニコッと笑みを浮かべながら私を見つめてきた。

「私も愛作くんのところに行こうかな……またね、妹ちゃん♡」

 そう言うと。咲畑先輩は手を振りながら、私の元から去っていった。

(私も……他のグループのところに行こうかな)

「……こうして顔を合わせて喋るのは初めてかな。愛作サラさん……」

「……んぇ?」

 私が悩んでいると、右の方から聞き覚えのない声が、誰かの声が私を呼んだ。

 それに反応しそちらに振り返ると、そこには男の人がいた。確か、お兄ちゃんの親友だと名乗っている人だ。

「……どうも」

 私はとりあえず挨拶を返す。するとお兄ちゃんの自称親友さんは、口角をゆっくりと上げ、嫌な笑みを浮かべた。

「存じ上げているとは思ういますが……改めて、愛作エイジの親友です。よろしく……」

「はぁ……」

 差し出された名刺を受け取り、私は思わずため息をつきそうになってしまった。

 ノリがよくわからないし、そもそも見たこともない人だからどう接すればいいのかわからない。渡された名刺にも「愛作エイジの大親友」と書かれているだけで、名刺の存在意義でもある本名がどこにも書かれていない。

「……ふふふ。どうやら浮いてしまっているらしいな……この俺は。だが、親友ポジと言うものはどのジャンルにもどんな作劇にも必要不可欠。それ故、俺はエイジのためにここにいるのさ……どんなにメンタルがやられようとも、どれだけ居心地悪くとも……そう! 例え親友の妹さんに塩対応を取られてもな……!」

「……そうですか」

 腕を組みながら、目を閉じながら、不敵に笑うお兄ちゃんの親友さん。

 私はとりあえずテキトーに返事をしてから、ソファーから立ち上がった。

(立ち上がったのはいいけど……誰のところに行こうかな)

 辺りをキョロキョロと見回しながら、私はどのグループに入ろうか悩み始める。

 お兄ちゃんグループは現在、ケイさんに咲畑先輩、銀髪赤眼美少女姉妹と魔女のラルカと大所帯。流石にここに入るのは無しでしょ。

 というわけで私はリシアお姉ちゃんグループに入ることにした。暇だし、リシアお姉ちゃんに構ってもらおう。

(……う、若井先輩がいる。リシアお姉ちゃん呼びじゃなくて安藤先輩呼びの方がいいかなぁ……)

 正直、家での安藤先輩呼びは慣れてないし、違和感があるからしたくない。けどけど、もしもリシアお姉ちゃんなんて呼んで若井先輩に変な誤解されて、リシアお姉ちゃんに迷惑かかったら嫌だし。しょうがないよね。

「えと……安藤先輩……」

「ぴぇええ!?」

 私はリシアお姉ちゃんの服の裾を少し引っ張って、彼女の名前を呼ぶ。すると意外というか想定外に、リシアお姉ちゃんは凄くびっくりした、悲鳴にも似た声を出しながら、ものすごい勢いで私の方へと振り返った。

 そんなリシアお姉ちゃんを、若井先輩は目を見開きながら口をぽけーと開きながら、驚いた様子で見ている。

「え……あ……サラちゃん!? えぇ!? な、なんで先輩呼びなの!?」

「へ!? え!? だ、だって若井先輩いるし……」

 ガシッと私の肩を掴み、すごい顔で問いただしてくるリシアお姉ちゃん。勢いに押され、私はつい後退り。

 そんな私の後退りにリシアお姉ちゃんはついつきて、肩を掴んだままじっと私を見つめてきた。

「学校じゃないんだからお姉ちゃんって呼んでよサラちゃん……! 私、リシアお姉ちゃんって呼ばれたいよ……! 呼ばれていたいよいつ何時も……!」

「あ、でも……若井先輩いるし……」

「やだ! リシアお姉ちゃん呼びじゃなきゃやだ!」

(……な、なんでそんなにそれに拘るの!?)

 肩から手を離したリシアお姉ちゃんは、次に私を両手でぎゅっと抱きしめてきた。

 なんていうか、いつものリシアお姉ちゃんじゃない。そんなにショックだったのかな、安藤先輩呼びが。

 でもでも。学校ではそう呼んでもこんなに驚かないし挙動不審にもならないのに、なんで今回はこんなに慌てて必死なんだろう。

 私はリシアお姉ちゃんに抱きつかれたまま、抵抗することができず、とりあえずなんとなく、視線を動かし辺りを見回す。

 ふと。リシアお姉ちゃんの背後にいる若井先輩と目が合った。

 じっと、じっと、じっと。私たち二人は見つめ合う。

「……昨日ぶりだね、サラちゃん。お邪魔してます」

 と。若井先輩はやけに丁寧に、お辞儀をしながらそう言った。

 私もそれに倣ってそれに釣られて。とりあえず深々と──リシアお姉ちゃんに抱きつかれたままだから頭だけ動かして──お辞儀を返す。

(……で。リシアお姉ちゃん、どうしようかな)

 正直、さっきからずっと抱きつかれているのを若井先輩に見られていて、私の羞恥心は限界を迎えそうだった。爆発して発狂しそうだった。

「と、とりあえず離してよ安藤……リシアお姉ちゃん」

 私はぐいっと、リシアお姉ちゃんと私の身体の間に手を入れ、彼女をお姉ちゃん呼びしながらそうお願いする。

 すると意外にも。リシアお姉ちゃんは呆気なくあっさりと、パッと手を離し、笑顔をパァっと咲かせた。

「呼んでくれた……! それでこそサラちゃん!」

 満面の笑みを浮かべながら、もう一度私に抱きつこうとするリシアお姉ちゃん。私はそれを軽いステップでサッと避け、リシアお姉ちゃんからゆっくりと距離を取る。

 抱きつかれるのは好きだけど、人前では流石にもう無理。それに、ちょっと痛いし。

「あぅぅ……抱きつかせてよ……」

「お兄ちゃんのところ行くから……また後でね。それに、若井先輩とお話ししてたんでしょ?」

「ぴぇ……! そ、そうだった! ごめんねアムルちゃん!」

 私が指摘をすると、リシアお姉ちゃんは物凄い勢いで若井先輩の方へと振り返った。勢いが凄すぎて起きた風が私の髪を乱してしまう。

「リシアちゃん……サラちゃんとあんなに仲良しだったんだね」

「ぴぇ……ひ、引いた?」

「んーん……想像よりも仲良しだなぁって思っただけ」

「そう? えへへ……そうなんだよー? 私とサラちゃんってとっても仲良しでね──」

(リシアお姉ちゃん……恥ずかしいこと言わないよね……あーもー……もぅ……前髪ぃ……)

 若井先輩とリシアお姉ちゃんの会話を聞きながら、私はポケットから折りたたみ形式の手鏡を取り出し、自分の髪をチェックしながらその場を離れる。

 髪を直しながら次に向かうのはお兄ちゃんグループ。いつのまにかケイさん、咲畑先輩が居なくなっており、ついでにお兄ちゃんも消えていた。ので、今はお兄ちゃんグループというより銀髪赤眼美少女姉妹グループ。

「む……サラ、何用だ? 楽しんでいるか?」

「サラお姉ちゃん!」

 と。私の接近に気づいた姉妹が、それぞれ特徴を出しながら私の名を呼ぶ。

 クティラちゃんは得意のドヤ顔を披露しながら、腕を組みながら片手にコップを持ち、壁に背をもたれさせている。ティアラちゃんはそんなクティラちゃんの隣に可愛らしくちょこんと立ち、両手でお菓子を持ちながら、私を上目遣いで見ていた。

「……ねえクティラちゃん。聞きたかったんだけど……」

 せっかくクティラちゃんのいる場所に来たんだ。私は、浮かべていた疑問を彼女に投げかけることにした。

「なんで今日さ……みんなを集めたの?」

「んにゃ? そうだな……強いて言えば、なんとなく皆を集める日、そう思ったからだ」

「……なんとなく?」

「うむ、なんとなくだ」

「……あはっ。そうなんだ」

 クティラちゃんの返事に、私は思わず笑ってしまう。

 なんとなくで思ったことでも、それをしなければならないと思ったのならば、実現させるために本気を出す。クティラちゃんの凄いところだ。私の見ている限り、クティラちゃんはいつもこんな感じな気がする。

 雰囲気が凄いんだろうなぁと思う。いつも自信満々だからかな。

「ねえねえサラお姉ちゃんっ。サラお姉ちゃんも食べる? お菓子?」

 と。いつのまにか隣に立っていたティアラちゃんが私の服の袖を引っ張りながら、私にお菓子の袋を差し出してきた。

 私は彼女の問いに声を出して返事はせず、ただ頷いて、彼女の差し出してくれたお菓子を受け取った。

(……甘い)

「ね! ね! 美味しい?」

「うん……ありがとう、ティアラちゃん」

「えっへへ……!」

 私がお返しとばかりに、ティアラちゃんの頭を撫でてあげると、目をほんの少し細めながら気持ち良さげに、私に頭を差し出してくれた。

(……かわいい)

 私には年下の知り合いがいなかったので──一応部活の後輩とかはいたけど、そんな親密な仲にはなれなかった──こうして甘えてくれる小さい子は新鮮で、すごく可愛くて、とっても癒される。

 普段私は甘やかされている側だし、自分から甘えに行っているのもあって、余計に。

「えへへ……サラお姉ちゃん大好き……」

 ティアラちゃんの頭を撫でながら、私はなんとなく辺り見回す。

 若井先輩と咲畑先輩が仲良さげに話していたり、リシアお姉ちゃんとケイさんがお互い照れながら会話をしている。自称お兄ちゃんの親友は、一人で太ももに左の手のひらを置きながら、何かを飲んでいる。

(あれ……? お兄ちゃんだけ居ない……?)

 ふと気になった。お兄ちゃんだけが今、何故か部屋にいない。

 辺りをキョロキョロ、その辺をキョロキョロ。やっぱり見当たらない。

「……ねぇ、クティラちゃん。お兄ちゃんがどこに行ったか知らない?」

「エイジか? 自分の部屋に行ったぞ?」

「そ。ありがとうっ」

 私は頷きながら、最後にちょっと力強くティアラちゃんの頭を撫でて、その場を離れた。

 仲良さげに会話をするみんなの邪魔にならないよう歩き、歩き、歩き続け。私はリビングを出る。

 そこから少し早歩きで、私は真っ直ぐにお兄ちゃんの部屋へと向かって行く。

 お兄ちゃんの部屋の前に着いたら、あえてノックはせずに、いきなりドアノブに手をかけて、それを捻り私は扉を開ける。

「お兄ちゃーん……?」

 私は彼の名を呼びながら、開いた扉をそのままにし、部屋の中へと足を踏み入れる。

 するとそこには、お菓子の袋をそれなりに持ったお兄ちゃんが立っていた。何故か彼は呆れた顔で、私を見ている。

(……あ! 今ため息ついた!)

 私を見てため息をついたのかな。だとしたら、ちょっとムカつくかも。

「勝手に開けるなよな……サラ。お前だって嫌だろ、部屋の扉勝手に開けられたら」

「あ……それはごめんなさい……でもお兄ちゃんのことが気になって……」

「ん? 僕がどうかしたのか?」

 首を傾げながら、頭上に派手なマークを浮かべ、お兄ちゃんは不思議そうな顔をしている。

 姿が見えないお兄ちゃんを少しだけ、ほんの少しだけ心配してたなんて言えない。そう思って私は、それは口に出さずに、とりあえずこの場は誤魔化すことにした。

「それよりお兄ちゃんさ……なんで女の子の知り合いばかりなの?」

「え……!? あ、いや……僕って言うより、クティラの知り合いが、だろ。クティラは女の子だし……仲の良い人が女の子ばかりでも何もおかしくないんじゃないかな?」

「……それはそうか……そう言えばクティラちゃんが呼んだんだったね」

 私の質問に、答えに呆れたのか。お兄ちゃんはもう一度ため息をついてから、ゆっくりと私の元へと向かってきた。

「全く……僕の秘蔵のお菓子が今日で全部無くなりそうだよ……はぁ……」

 同情して貰いたいのか、声に出してしまうほどショックなのか。お兄ちゃんはため息混じりにそう言いながら、私の目の前に立つ。

「……ん? どうしたんだサラ」

「……お兄ちゃん。私も持つよ、お菓子」

 私は、じっと私を見つめてくるお兄ちゃんに対し手を差し出す。

 するとお兄ちゃんは特に表情は変えずに、ぽんっと右手に持っていた袋菓子を渡してきた。

 私はそれを握り、それと同時に、私とお兄ちゃんは共に部屋を出る。

 共に歩く。廊下を、何年も一緒に暮らしている家の廊下を、隣に立ち、横並びになりながら、私たちはリビングを目指して歩く。

 私は、なんとなくお兄ちゃんを見つめて。その後、彼の脇腹をツンっと一度突いた。

「おわぁ!? な、なんだよサラ……」

「ね……お兄ちゃん。クティラちゃんが来てからさ……なんか色々あったし……これからも色々あるかもだけど。私たち、ずっと……その……仲良しでいようね」

 と。私は、なんとなく思った言葉を、抱いた感情を。躊躇なく、戸惑うことなく、ダイレクトに、直球にお兄ちゃんに伝えてしまった。

 するとお兄ちゃんは、ゆっくりと首を傾げ──

「なに最終回みたいな事言ってるんだ……急に?」

 と、私に問いかけてきた。

 私はそんなお兄ちゃんのツッコミが面白くて、その反応が面白くて、つい笑ってしまう。

「あはっ……確かにねっ」

「……ふっ。ほら、みんな待ってるかもだし、行くぞ」

「……うんっ。お兄ちゃん」

 お兄ちゃんが笑う。私も笑う。特に意味はないし、冷静になると何が面白いのかわからないけれど、それでも楽しいから、笑顔で向き合いながら私たちは歩く。

 そのまま私とお兄ちゃんは向かい合いながら笑い合いながら、お菓子を手にリビングへとたどり着いた。

 これからも、こんな風な楽しい日々が続きますように。そう、祈りながら──

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