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アーサー・クレアをちゃかせた気がする‼︎

リュートは1人暮らしだ。大学生になったと思えば人間関係がうまくいかなかったという理由で大学を2年次で中退。

今は親の仕送りとコンビニバイトでなんとか東京都心の外れに住んでいる。


『でぇー、なんでお前は俺の家に上がってきてんのw?』リュートは息を切らせて言った。

それもそのはずだ、リュートは3、4歳年下の少女をおぶって帰ってきたのだ。


『だってしょーがないじゃないの。涙

           いくあてがこっちの世界にはなかったんだから!』彼女が言った。


『こっちの世界?』リュートは疑問を持った。

『いやいやいや!気にしないでなんでも無いの。』彼女は焦ったように言った。

リュートはふと彼女に目をやった。日本人離れした金色の髪、腕につけている緑色の腕輪。


『なに見てんのよ。』彼女は照れ臭そうにそっぽを向いてしまった。

『わ、わりぃ。どこの人かなーと思ってさ。』リュートは自分の頭をさすりながら行った。

『私の出身はラピトゥスよ、そして私の名前はクレア アサー・クレアよ!あなたは?』クレアは考えるような顔でこちらを見ている。


やはり顔はすごく可愛い、流石ガチモンのコスプレイヤーだなぁ

リュートは思った。

 

『あのなぁ、コミケの帰りのヲタクか知らないけど現実をしっかりと見ろ!一応俺も名乗るよ、俺の名前は坂口リュートだ!』リュートはクレアの方に手を差し伸べた。


パシッ!クレアはリュートの手を叩いた。

「勘違いしないでよ!ほんとにここの人たちとは別よ、違うとこから来たの!さっきからリュートはなにを言ってるの?コミケだかなんだって』クレアは首を傾げながら言った。


『お前本当に言ってるのか?』リュートは目を見開いて答えた。

『当たり前じゃない!このアーサー邸長女がそんな嘘は付くはずがないわ!』クレアが胸に手を当てていった。


こりゃあ面白い、ちょっとこの戯事に付き合ってみるか。

リュートは苦笑いして思った。


そう思ったリュートはクレアを茶化し始めた。





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