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歌詞集 『living loving』

『夜色のソラ』

作者: s.h.n

「夜色のソラ」 作詞 s.h.n


日が落ち 帰路につく後ろ姿 見つけた僕は 追いかけた

ようやく並ぶと 息は切れて 心臓がこの胸で鳴っていた


君は慌てることもなく

止まらない会話は続いていった


重要なことは言ってない

悪い癖や 心の内側まで

見通すような 君の目から逃げるように

言葉をまた一つ 飲み込んで


誰がどんなに着飾っても 飾らぬ君には敵わない

綺麗なものが溢れる町で 君だけが特別だった



小さな命を照らす光に

君はもう 出会っていたんだね

空に散らばる星のように

隣にいるようでとても遠かった


譲る気もなく 君は君だけの 僕は僕だけの道を

…それでこそ 認め合う二人の姿


誰がどんなに着飾っても 飾らぬ君には敵わない

綺麗なものが溢れる町で 君だけが特別だった


今日は本当にありがとう 近くに居られて嬉しかった

温もりのないあの日々に また明日から戻れるから



無駄に思えたことだって

この糸を手繰り寄せた

急ぐ気もなく 続けていた毎日


君は僕の内側を回って やっと重なったように見えた

僕は決して 君のスピードに追いつくことはできないのに



誰が何をしたって

君じゃなければ意味がない

だから僕には何もない

That's all right, 何も問題はない


いつも通り、何も問題はない


高台に上っても 人混みの中を探しても

君は見つからない、またいつか

気まぐれに姿を見せるまで


太陽と月が向かい合うまでの 長い距離を

また重なる日を待ち焦がれて 僕は空を見上げている




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