や(殺)っておしまい!
オヤジのポケットには、一体何本の投剣がはいっているのだろう。どう考えても、あんな10センチ四方のちっちゃなところに、数千本の投剣をイレテオケルハズガナイ。ナンカ、まだでてくるし?
とにかく、今のぼくには幽体になったとしても投剣できられてしまうと言う恐ろしい状況が相手にいるわけだ。どうやらあの投剣、幽霊に有効なみたいっすよ。すぐに再生しないと、まじじにしちゃう。
「リーオ、キミに決めた!! 逝ってこい!!」
「ふざけんなーー!!!!」
カオスが起きていた。避けて避けて、避けまくらないとこっちが死んじまう。こういうときは…。
「ハ○レン仕込み! 神様のところいっても追い返される! [創造]!!」
目の前に、ドデカイレンガブロック登場!
「リーオ、態勢を整え」
パッチン
「ハ○レン仕込み、焔の○佐!」
ドデカイレンガブロックのむこうから、オヤジの声が聞こえた。直後、間抜けな音とともに壁が吹っ飛んだ。
「「お前も転生者か~!」」
まさに、カオスの極み。
「その通り!!!!」
レンガブロックの向こうのオヤジの中二っぷり(神様に言わせてみれば、お前のほうが中二だよ)かが怖い魔族と不死人間だった。
「てか、メタおおすぎ!!」