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魔族領へ行こう

そこは、ヒヤリとした冷たい洞窟。富士の樹海? 見たいな場所だった。所々から日光が差していて、意外に明るい。見たこともないような草花が所々に咲いていて、苔がむしっている。遠くには驚くほどの熱気が集まっている。

「熱さみー」

少年、改めリーオは情けない声をあげてへ垂れ込んだ。地面の苔が、重みでめくれて空気に溶け込むように消えていった。

どうやら、リーオが[ドレイン]したものは、この世界でも消えていくようだ。質量保存の法則なんて考えていないな…。

「手抜きとイイタインスカ!? アア?」

違います違います。怖いから! あー!!!!!




ぼくたち一向は、そのばを抜け出した。後ろには、ドデカイハンマーで落盤した天井があった。




痛い…

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