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魔法学園  作者: 眼鏡 純
74/88

74話 兄妹?(4)

ス「龍空deラジ…」

シ「『堕天使』消えてんじゃねぇか。」

ス「ちょっ…タイトルコールと被ってるから。」

シ「うるせぇよ。お前、タイトルコールは活字でバレないと思って手抜いてるくせに。タイトルコールの後ろに『(棒)』って書くぞ。」

ス「いやどんな脅しだよ。それに書いてるのお前じゃないだろ。」

ヒ「まぁそんなことはどうでもいいです。」

ア「本当に『堕天使』消えてるね。」

シ「どんだけ作者は優柔不断なんだよ。」

ア「でも、『堕天使』を消したのにはちゃんと理由があるようだよ。」

ス「何だ理由って?」

ア「それは言えないみたい。」

シ「どうせ面倒になっただけだろ?」

ア「そうじゃないらしいよ。」

シ「ふ〜ん…たく、何でも唐突な作者だ。」

ア「ま、とりあえず当分はこの作品をメインに書くらしいよ。」

シ「もう何でもいいさ。」

ヒ「では、本編をどうぞ。」



ス「誤字、脱字等があったら悪いな。」

 「お、お兄様とはどういうことだ?」

突如カミングアウトされたものの衝撃が強過ぎて、ナイトは頭の中がグルグルして理解が出来ない。というか、出来るわけがない。

「その意味の通りよ!私のお兄様の隣を渡しなさい!この泥棒猫!」

フロウの大剣の一撃が更に重くなる。

「ど、泥棒猫だと!?何故そんなこと言われなければならぬ!」

動揺しながらも大剣を防御するナイト。

「うるさい!とにかくお兄様は渡さない!渡さないんだから!」

フロウは大剣を振り下ろす瞬間、刀へと変形させた。そのため、振り下ろす速さが急に速くなったので、ナイトはガードするのが遅れ、一太刀浴びてしまった。

「くっ…!」

怯んだナイトに向けて、フロウは再度大剣に変えて斬りかかった。

「止めろ!」

その時、フィールドの隅で戦いを見ていたシャインがフロウの一撃を防御し、そのまま押し返した。

「おーっとここでシャイン選手が戦いに戻ったー!これはフロウ選手不利かー!」

実況者が会場を盛り上げる。

「不利なわけないだろ。あいつ闇落ちしてんだぞ。これでやっとフェアだってぇの。」

シャインが実況に対して小声で文句を言った。

「悪いなナイト、手を出してしまって。」

シャインが謝る。

「いや、助かった。」

ナイトが礼を言う。

「まずこの試合を終わらせるぞ。あいつに聞くのはその後だ。」

「心得た。」

シャインとナイトが闇落ち中のフロウを睨んで風砕牙と黒のオーラの刀を構える。フロウは両手をマシンガン変えると2人に向け、一気に弾を発射した。シャインとナイトは左右に分かれて回避し、弾丸を搔い潜りながらフロウに近付いていく。

「滅する!」

フロウは両方のマシンガンからロケットのエンジンのようなもの変え、銃口を地面に向けた。

「[フレイムピラー]!」

そして何かを放った瞬間、フロウの周りに炎の柱が何本も地面から噴き出してきた。

「舐めんな!」

シャインとナイトは見事な身のことなしで炎の柱の間を抜け、フロウに急接近した。

[突龍尾(とつりゅうび)]!」

シャインは刀の頭の部分でフロウの腹部を素早く突いた。

「ぐっ…!」

まともに喰らったフロウは大きく怯んだ。

「終わりだ![影夜狩(かげよがり)]!!!」

ナイトは一太刀浴びせながら背後に回って背中に闇属性の十字の斬撃を喰らわした。

「がっ…!はっ…!」

フロウは意識が遠のき、そしてうつ伏せに倒れた。それにより周囲の火柱が消え、闇落ちからも戻った。

「試合しゅーーりょーー!!!勝者!龍空高校ー!」

実況者が試合終了を告げると、会場から歓声が上がった。

「流石に予想通りの結果になりましたね。」

応援席にいるヒューズが言う。

「でも何か2人共戦いの途中にスゴい驚いた顔をしていたけど…どうしたんだろ?」

エアルが首を傾げるが、今の応援席にそれを答えられる人物がいるわけなかった。

「……あいつの控え室に行くぞ。」

「分かった。」

シャインとナイトから戻ったレビィは天鼠高校の控え室に向かった。




 天鼠高校控え室に到着したシャインとレビィ。シャインがドアをノックすると、ガチャッとツイアがドアを開けた。

「やはり来ましたか。」

上半身を起こした状態でベッドに入っているフロウが言う。

「当たり前だ。あんな話を聞き流せるわけねぇだろうが。」

中に入りながらシャインが応える。

「ですよね。───ツイアさん、少し席を外してくれませんか?」

フロウがツイアに頼んだ。

「フウたんが言うのであれば!」

ツイアは素直に従い、控え室を後にした。

「……完全に信者だな…。」

シャインは苦笑いしながらツイアを見送った。

「あと、欲を言ればレビィさんにも席を外して欲しいのですが。」

「何でだ?」

シャインがフロウに理由を聞く。

「お願いします。」

フロウの目は真剣であった。

「……レビィ…」

「分かった。控え室の外で待ってるね。」

シャインの言葉を先に読み取ったレビィが頷いた。

「………ありがとな。」

「別に良いわよ。でも、後で話せることはちゃんと話してね。」

そう言い残してレビィは控え室を後にした。

「これで良いの……」

シャインがフロウに話しかけた瞬間、フロウはシャインの腕をガシッ!と掴み、無理矢理ベッドの上に仰向けで寝転ばせた。

「な、何すん…!」

シャインが怒ろうすると、フロウはシャインの両太股にまたがってきた。

「やっと2人っきりになりましたねお兄様~。」

目をトロンとさせ、頬を少し赤らめるフロウは完全に雌化していた。

「お…お前…まさかこの状況を作るためにレビィを…?」

シャインが顔を引きつりながら尋ねる。

「当たり前じゃないですか~。」

甘え声で答えながらシャインの胸板に頬ずりするフロウ。

「……止めろ。」

人気アイドルが自分の胸に頬ずり──世の普通の男性ならば喜ぶこの状況でも、恋愛に鈍感のシャインには鬱陶しい以外の感情が生まれなかった。シャインはフロウをひょいと退かすと、

「話す気がねぇんならこの話はお前の妄想だったってことで結論付けて終わらすぞ。」

そう言って控え室を出ようとした。

「ごめんなさい!ごめんなさい!調子乗りましたすいません!」

素に戻ったフロウが謝りながらビーチフラッグの如くシャインの右足をダイビングキャッチした。シャインは自分をうるうると子犬のような眼差しで見上げてくるフロウと数秒見つめ合ってから、はぁと大きなため息をついた。



 「ちゃんと話してくれるんだろうな?」

ベッドの近くの椅子に座ったシャインがフロウに確認する。

「はい。お兄様にはちゃんと知っていてほしいですから。」

平常に戻ったフロウがベッドの端に座って頷く。

「お兄様…ね…、お前確か16だったよな?」 

「はい、高一です。」

「てことは俺が一歳の頃にお前が産まれているはずだが、俺は妹がいた記憶もねぇし、母親も妹がいるなんてこと一度も言ったことはねぇぞ。」

「そうでしょうね。なんせ私の母親はお兄様と違うのですから。」

フロウがさらっと衝撃的な事を口にした。

「はっ…!?何だよ『あの野郎』…!母さんの他にも女作ってたのかよ…!」

シャインは怒りで奥歯で歯軋りをした。

「違いますよ。『あの人』はお兄様のお母さん以外に女の人は作っていません。」

フロウが首を横に振った。

「……どういうことだ…?」

シャインは頭の中が混乱したまま尋ねる。

「私は血から造られた人間、『血造人間(けつぞうにんげん)』です。簡単な言い方をすれば『人造人間』です。」

シャインは口を開けたまま固まってしまった。妹と言っている者が自ら自分は造られた人間だとカミングアウトした──誰がこの話を理解出来ようか。

「訳が分かんねぇよ…。」

シャインはそう呟くしか選択肢がなかった。

「それが普通の反応なので大丈夫です。とにかく説明していきますね。」

フロウは説明を始めた。

「先程言った通り、私は『血液』、つまり『DNA』のみから造られた人間です。『あの人』のDNAと、私の母となった人のDNAを人工的に融合させるのです。」

「融合って…それだけで人間が生まれるわけないだろ。仮に血がうまく融合しても、血だけで体とはどうすんだよ?」

「DNAがうまく融合したら、DNAの情報を元に少々無理矢理ですが人工的に作るのです。かと言っていきなり今の姿になるわけじゃないですよ。血液だけで胎児を作る、という感じでしょうか。」

「感じでしょうかって…簡単に言うな…。てか、魂は?魂はどうすんだよ。人工的に造られたってことは、悪い言い方だが人形ってことだろ。大抵の人間には見えないが、この世には魂察知っつうことが出来る奴もいるんだぞ。」

「魂はこの世に生き物として認識された瞬間に現れるようです。そして肉体から離れないように、精神で肉体と結ばれるようですよ。私も詳しくは知らないですけど。」

「ふ~ん…」

シャインはしばし整理タイムに入った。

「……やっぱり…信じてはもらえないですよね…。」

フロウは小さく笑いながら下を向いた。シャインは頭の中の整理が終わると、

「普通の人間はこんな根拠もねぇことを信じれるわけないだろうな。」

と、言った。

「ですよね…。」

フロウが更に落ち込んだ。

「だが、どうやら俺は普通の人間ではないようだ。その話を理解している俺がいる。」

「えっ?」

フロウが少し驚きながら顔を上げた。

「お前の今の話が絶対に嘘だと言い切れる証拠がこっちにはない。なんせ自分が全く知らないことだからな。自分が知らないのに否定は出来ない。なら、その話が嘘でも真でも、無理矢理に理解するしかないんだよ。」

「つまり…信じてくれるんですか?」

「言ったろ?『理解』はした、だが俺はまだお前が俺の妹ってことも、人造人間ってことも『信じて』いない。お前は俺を信用させる証拠はない。俺はお前の話を否定出来る証拠はない。互いに証拠がねぇなら俺はお前の話を疑ったまま理解するしかないだろ。」

「なら、私が血造人間でおに…シャインさんの妹という証拠があれば、私を妹だと認めてくれるんですか?」

フロウが少しズイッとシャインに近付いた。

「…ま…まぁそうなるな…。」

シャインが答えると、

「なら私!シャインさんが信じてもらえる証拠を必ず見つけてきます!そしたらちゃんと私を妹と見てくれますか!」

フロウが顔を急接近させて尋ねる。

「……ちゃんと見つけたらな。」

シャインはフロウを優しく離しつつ、証拠があれば妹と認めることを了承した。

「やったー!じゃあ必ず見つけますから待ってて下さいね!」

まるで妹と認めてもらったばりにはしゃぐフロウであった。

「とりあえず、今からは疑ってるし信じてもいないが、俺は理解した上で話を進めるぞ。」

「は、はい。」

フロウは喜ぶのを止め、ピシッと行儀良く座った。

「お前を造ったのはどこの誰だ?」

「『グライトル』の『シーザル』という研究者です。」

「……薄々思っていたがやっぱ科学の国グライトルだったか…。そのシーザルって奴はお前のような人造人間を造って何をするつもり……てか、こんな世紀の大実験が成功してんのに何で世の中は血造人間のことを知らないんだ?」

シャインがふと疑問に思った。

「『血造人間研究』は全く表には公開していない研究ですから。シーザルさんは表では約一年前に、魔法は才能で使えるようになるのではなく、遺伝によって既に使えるか使えないかが決まっていると立証したことによって有名になった人です。」

「何かその話…聞いた覚えがあるような…。」

シャインは思い出そうとしたが、ぼや~っとした感じで思い出せなかった。読者の皆さんは『45話』を読み直して頂ければご理解出来るかと思います。

「まぁそんなことはどうでもいい。とにかくシーザルは何でお前のような血造人間を造った?」

「それは分かりません。それにそんな簡単に造れるわけではありません。成功率は5%以下と聞きました。」

「5%以下か……確実性がないから発表をしないのか……もしくは良からぬ事を考えているか……ってところか。」

「う〜ん…悪いことを考えているような人には見えませんけど…。」

「お前、シーザルに会ったことあるのか?」

「会ったことはないですが、有名になった研究者ですから、ニュースなどで顔とか見たことあるだけです。」

「なるほど───お前の魔法、武器化魔法(トランスマジック)って母親の魔法か?」

シャインが話題を変えた。

「えっ?あ、はい、そうです。」

「……閃風魔法は使えないのか?」

「使えますけど、母の武器化魔法(トランスマジック)の血が濃いせいか、戦闘には向いていないようです。」

フロウは手のひらの上で光り輝く風を踊らせた。

「……お前の母さんは生きてんのか?」

「か、勝手に殺さないで下さい!ちゃんと生きています!」

フロウは怒ってから、ちゃんと答えた。

「お母さんは確か『SMC』という所で働いていると言っていましたが…私、SMCが何なのか知らないんです…。」

「SMCだと!!?」

シャインが驚いた。

「知っているんですか?」

フロウが首を傾げた。

「……ああ、とってもな。」

「そのSMCとは一体何なのですか?」

逆にフロウが尋ねてきた。

「『Secret Magic Company』──通称『SMC』。魔法が関わる事件とかを解決させる組織さ。」

「そんな組織で私のお母さんは働いていたんですね。」

「……こりゃその血造人間研究にSMCも関わってそうだな。」

「そうなんですか?」

「ただの推測さ。SMCには非魔法使いの奴もいるが、おそらく魔法使いが大半だ。つまり、様々な魔法使いの血が手に入る…シーザルにとっては宝庫みたいなものだ。」

「SMCが関わっていると何かマズいんですか?」

「別に悪の組織じゃねぇから関わっていてどうかなるわけではないから良いんだけど、SMCはあんま表には名を出さない組織だから知っている人間は関係者くらいなんだ。」

「つまりシーザルさんはSMCを知れるほどの地位に本当はいるってことですね。」

「…そういうことだ。」

ここで控え室に女性の声でアナウンスが流れた。

「間もなく決勝戦が行われます。龍空高校と虎神高校の代表者とパートナーの人は準備をお願いします。」

アナウンスを聴いたシャインは椅子から立ち上がり、う〜んと背伸びをした後フロウを見た。

「……とにかく今は俺でこの話は止めておく。だが、ちゃんと証拠があり、この話が真実だった時は…レビィ達にも話すぞ。」

「はい、分かりました。──フフッ、レビィさん達のこと信頼しているんですね。」

フロウは頷いた後にクスッと笑った。

「……信頼…ね…」

歯切れの悪い返事にフロウが首を傾げた。

「…信頼していないんですか?」

「さぁ、どうだろうな。」

シャインはやっぱり歯切れの悪い返事をしてからドアに向かって行く。しかし、その途中でピタッと止まり、フロウの方に体を向けた。

「そう言えばお前の母さんの名前聞いてなかったな。」

「ああそうでしたね。『ミヤ・アドページ』です。」

「ミア・アドページ…か…分かった。」

シャインはそれだけを聞くと、またドアの方に体を向き直して控え室。

「あの、おに……シャインさん。決勝頑張って下さいね。」

フロウはベッドから立ち上がり、シャインの背中にエールを送った。

「……おう。」

シャインは背中を向けたまま、短く返事をして控え室を出て行った。フロウはそれを手を振って見送った。そしてシャインが控え室を出ると、入れ替わるようにツイア控え室に入って行き、ドアが閉まった。

「どうだったの?」

待っていたレビィが尋ねてきた。

「ちゃんとした証拠がねぇから保留って感じかな。」

シャインが歩きながら答える。

「じゃあフロウは妹じゃなかっなの?」

レビィはシャインの隣を歩いている。

「こっちが完全否定出来る証拠がない分、それも断定出来ねぇ。」

「そう──話の内容はやっぱ話せない?」

「……必ず話す時が来る。それまで待っていてくれ。」

「……分かった。」

レビィは素直に頷いた。

「……よし、ならとりあえず今はこの決勝戦に勝つぞ。」

「うん。」

シャインとレビィは拳をコツンと当て合った。





 「さー!大変長らくお待たせしました!いよいよ!決勝戦が始まります!」

実況者が会場を盛り上がらせる。会場は実況者の思惑通り、今大会一番の盛り上がりを見せた。

「栄えある決勝へと駒を進めた2校は!───代表!シャイン・エメラルドと!パートナー!レビィ・サファイアの龍空高校ー!」

実況者の紹介に合わせて、シャインとレビィはフィールドに登場した。

「対するは!代表!ジャック・ホラーレックと!パートナー!アシュリー・ホラーレックの虎神高校だー!」

こちらも実況者の紹介に合わせて、ジャックとアシュリーがフィールドに登場した。

「いや〜まさか決勝まで来れるとは思いませんでした。」

漆黒の髪のジャックが爽やかな笑顔で言う。

「バカ言え。最初からこうなるように何かしただろ。」

シャインが小さく笑う。

「どういう意味ですかね?」

笑顔のままジャックが尋ねる。

「お前、自分で俺に言ったよな?『当たりますよ。決勝で。』って。俺と決勝で当たるように何かしたんじゃねぇかって聴いてんだ。そうだな~…例えば、対戦相手を決めるくじの時とかにな。」

ジャックがピクッと反応した。

「お前、あの時アシュリーにくじを引かせたな。アシュリーが箱の中で人形魔法(ドールマジック)を使って、わざと自分達が蛇帝高校と当たるようにしたんだろ?」

シャインがニヤニヤしながら尋ねる。ジャックは少しの間無言であったが、パチパチと拍手をした。

「いや~流石はシャイン先輩、見事な推理です。しかも、それが的中しているのは。」

「やっぱ何かしたんだな。」

「はい。アシュリーの人形魔法(ドールマジック)でちょちょっと。」

ジャックはニコッと笑った。

「そうか。ま、そんな事ぶっちゃけどうでもいいんだよ。てめぇと戦えればそれでいいさ。」

シャインは早くも戦闘体勢となる。

「……実にシンプルな考えで。ま、それの方がこちらも楽で嬉しいです。」

ジャックもスッと戦闘体勢になった。

「あれ?アシュリーちゃんツインテールだったっけ?」

レビィがアシュリーに尋ねた。アシュリーはロングの漆黒の髪を可愛らしくツインテールにしている。

「本気…モード。」

アシュリーが小さな声で答えながらビッとピースする。

「あはは…。ここまでは本気じゃなかったのか…。まぁいいや……」

レビィの髪が紺から黒に、瞳が青から赤に変わる。

「………私は今まで通りやるだけだ。」

ナイトとなり、黒の夜叉のオーラで刀を形成した。

「では!『Battle of Magic』決勝戦!レディ~~~~~…ファイトーーーーー!!!!」

BOMの決勝戦を開始するゴングが鳴らされた。

エ「龍空deラジオ〜……と、言いたいところだけど…何で私以外誰もいないのよ!前にもこんなことなかったっけ?確か前は1人で頑張ったけど、今回はもう面倒!だからおしまい!次回をお楽しみね!」

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