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魔法学園  作者: 眼鏡 純
12/88

12話 開幕!!(1)

眼「今回からプロフィール書いていきます。最初はレビィでーす。」

レ「なんで私から…」


名前:レビィ・サファイア

年齢:16歳

誕生日:9月9日

魔法:夜叉魔法

戦闘タイプ:刀(夜桜)

髪:紺色でストレートのロングヘアー

瞳の色:青

好きな食べ物:ママが作ったオムライス

嫌いな食べ物:キュウリ

平均睡眠時間:6時間

好きな漫画のジャンル:恋愛/ファンタジー

好きなゲーム:ポケモン

好きな季節:春

平均ケータイいじり時間:約8時間

好きなキャラクター:チョッパー/ピカチュウ

バストカップ:……………………………B

好きなタイプ:言えないみたいです


眼「こんな感じで勘弁してください。」

レ「十分暴露されてるわよ…」

エ「落ち込まない、落ち込まない。で、次は誰なの?」

眼「さすがにシャインで。」

シ「俺かよ…」

眼「プロフィールの中身は多少変わる可能性があるかもしれませんが、楽しみにしてください。」

シ「今回から『大会偏』スタート。では、見てください。」

 1週間が経ち、大会当日を迎えた。レビィは制服を着て、学校に向かった。



 「おはようエアル。」

教室に入ったレビィは席に座っていたエアルに挨拶する。

「おはようレビィ、いよいよだね。」

エアルが挨拶する。

「うん。」

レビィが頷く。

教室はどこか緊張している感じである。

「別に俺らが緊張しても意味ないぞ。」

いつもと変わらない感じでPSPをしているスノウが言う。

「そうですよ。緊張するのは出場する人達ですよ。」

ヒューズもいつもと変わらない。

「そうだ。なんで出場俺よりも緊張してるんだよ。」

そこに今回の大会に出場するシャインが入ってきた。

「シャイン!……何その格好?」

レビィの言う通り、シャインは制服ではなく、黒い布でできていて、胸元がけっこう開いている服を着ている。(テイルズオブヴェスペリアのユーリの服を想像してください。形は少し違います。)

「これか?これは俺の戦闘服だ。動きやすいし、鎧とかより頑丈なんだ。」

シャインが説明する。

「へぇ~」

レビィが納得する。

「お前、後ろすごいな!」

スノウがシャインを後ろから見て驚く。それもそのはず、シャインの背中にはすごい迫力のドラゴンの絵が描かれていた。

「あーこれなー、別に意味はない。」

シャインが答える。

「ふ~ん…てか、なんで俺らは学校に集められたんだ?」

スノウが話を変える。

「さあ?」

その場にいる全員がハモる。

「あんたたち、調べるとかしないの?」

サナが呆れながら、話に加わる。

「しない。」

また全員がハモる。またサナが呆れる。

「あんたたち、大会の会場どこにあると思っている?」

サナが全員に尋ねる。

「えっ、それは…ここから電車とかで行けるとこ…だと思うけど?」

レビィが代表して答える。それにあと4人が頷く。

「違うわよ。」

サナがズバッと言う。

「じゃあどこなんだよ?」

シャインが尋ねる。

「はぁ、あんた出場者なんだから知っときなさいよ…いい?この世界は魔法が使えるのよ。魔法があれば別に『この次元』に建てる必要なんてないのよ。」

「ま、まさか…」

「そう、『異次元』に建てたのよ。会場を。」

それを聴いたシャイン達が驚く。

「じゃあその会場にはどうやって行くんだ?」

スノウが尋ねる。

「魔法科がある12校にはそこに行くための転送装置があるから、私達は学校に集められたの。」

サナが説明を終える。

「へぇ~」

シャイン達が納得していると、

「はーい、みんな席についてー。」

ナナリー先生が教室に入ってきて生徒を座らせる。

「さて、いよいよ大会が始まります。今回の大会にはなんと、1―1からシャイン君が龍空高校代表で出場します。みんな精一杯応援をしましょう。そしてシャイン君、頑張って下さい。」

「ああ。」

シャインが返事をする。その目はいつにもまして真剣な目だった。

「では、時間になったので転送装置に移動します。」

生徒とナナリー先生は転送装置のある場所に向かう。

「意外だな~」

移動中にレビィがシャインに話し掛ける。

「何がだ?」

「シャインがこういうイベントを真剣にしようとしてるなんて。」

「この高校に入学した身だ。自分の高校を誇りに思って、高校のために闘うさ。」

意外とまともな返事が返ってきて、レビィは返す言葉が見つからない。

「あともう1つ…」

「もう1つ?」

「さすがに真剣にやらなきゃ…俺は奴に潰される。」

「奴ってバージェスの事?」

シャインが頷く。

「あいつは昔から力が全てだと思ってやがる。たぶんあいつの周りにはあいつに匹敵する奴なんていない。だからあいつは唯一自分が本気で闘える俺を潰しにくるだろう。」

「大丈夫なの?」

レビィが心配した顔で見る。シャインはポンとレビィの頭を叩くと、

「大丈夫だ。」

そう言って、少し微笑んだ。2人が話していると、転送装置のある建物についた。

「改めて思うけど…この高校やっぱりでかいな…」

スノウの言う通り、自分達の教室から、転送装置のある建物まで、徒歩20分はあった。

「あれ?1年生ってこんだけだっけ?」

エアルが周りを見ながら言う。

「魔法科は1〜5組。普通科の人が来る意味はないからね。」

サナが答える。

「1組です。」

ナナリー先生が扉の前で言うと、ウィンという音を出しながら扉が開いた。その中に入ると、数人の白衣をきた先生達がいた。

「転送はもうできますので、台の上に上がってください。」

言われた通りに、1組のみんなとナナリー先生が乗れるくらいの部屋の中心にある台に乗る。

「では、転送開始。」

白衣の先生がボタンを押すと、キュイイインという音がして、1組とナナリー先生は転送された。



 転送された先は、精神と時の部屋のような、何もない白い空間だった。

「な、なんだここはー!」

スノウが叫ぶ。

「さすがの私もこの空間には入った事はないわ。」

さすがのサナも驚いている。

そして1組一同の目の前には、東京ドームみたいな形をしていて、大きさは東京ドームの2倍ぐらいの建物があった。


 建物に入ると、中はかなりキレイで、いろんなとこにロボットがいる。

「オハヨウゴサイマス。ドコノコウコウデスカ?」

受け付けにいるロボットが尋ねる。

「龍空高校です。」

ナナリー先生が答える。

「コノカナニシュツジョウスルヒトハイマスカ?」

「あ、それ俺だ。」

列の後ろらへんにいたシャインが前に出る。

「『サポーター』ハダレデスカ?」

「サポーター?」

「客席からのアドバイスは禁止だから、出場者にアドバイスできるのはサポーターだけなの。」

ナナリー先生が説明する。

「ふ~ん…別に誰でもいいけど。」

「サポーターの選択は出場者が決めるの。」

「ふ~ん…」

「普通は先生や魔法とかに詳しい人が入るけど…」

「ふ~ん…じゃあ、レビィで頼むわ。」

シャインがロボットに言うと、

「ちょっ、なんで私なの!?」

レビィがとんで出てきた。

「別に誰でもいいんだろ。」

「コノヒトデイイデスカ?」

「ああ。」

「………トウロクカンリョウ。デハ、シュツジョウシャトサポーターノヒトハコチラヘドウゾ。」

ロボットに連れられ、シャインとレビィは控え室と向かった。

「デハ、オウエンノヒトタチハコチラヘ。」

別のロボットが現れ、1組のみんなは付いていった。



 「ねぇ、ホントに私でよかったの?」

控え室に向かっている途中、レビィがシャインに尋ねる。

「別に誰でもよかったからな。」

「ふ~ん…」

レビィが(なんだ、本当にそんだけか)と思いながら返事をする。

「コチラデス。」

ロボットに言われた扉を開けると、そこは普通の部屋みたいな控え室だった。

「すごい。ベッドまである。」

レビィが驚く。

「カイカイシキマデシバラクオマチクダサイ。」

そう言ってロボットはどこかに行ってしまった。

「さて、開会式まで寝るか。」

そう言ってシャインはベッドに寝転んで、2秒で寝た。

「はや!」

レビィがツッコむ。だが、むなしくなり、控え室にあったソファーに座り、本を読みながら開会式を待った。


 1組の一同はロボットに連れられ、応援席に案内された。

「ココデカイカイシキマデシバラクオマチクダサイ。」

そう言ってロボットはどこかに行ってしまった。

「うほーでけー!」

スノウが飛び回る。

「こらスノウ君。」

ナナリー先生に叱られ、スノウがしょげる。

「ガラス張りなのね。」

エアルがガラスを触りながら言う。そこからは大きな土のフィールドが見えた。

「『マジックウォール』ね。片方から見るとガラス張りだけど、違う方から見るとただの壁にしか見えない。その強度はかなりのもの。」

サナが淡々と説明する。

「でも、ここに全員入るのか?」

スノウの言う通り、応援席はデカイはデカイだが、どう見ても龍空高校しか入れるスペースしかない。

「大丈夫よ。ここはここで異次元の中なの。」

ナナリー先生が説明し始める。

「ここは龍空高校のための空間で、あとの高校は高校で空間があるの。」

「でも見える光景は一緒ですよね?」

エアルが質問する。

「そうよ。」

「ややこしいな~」

スノウが頭を抱える。

「つまり、一緒の場所にいるけど、応援席は別の空間にあって、けれど、そこから一緒の光景を見れるわけ。」

サナがまとめる。それを聴いたスノウが納得する。

「読者のみなさんの中で、もしも分かりにくいと思った人は感想で質問してください。答えますので。」

エアルが言う。

「何をしているのですかエアル?」

ヒューズが壁に向かって話しているエアルに聞く。

「ううん。何でもない。」

エアルが笑顔で答える。

「さて、開会式まで自由にしといてください。他の高校に迷惑をかけないように。」

1組一同は開会式まで自由時間になった。


 他の高校も続々と入ってきて、全部の高校が集結した。

「これより、開会式を行いますので、選手の皆さん、及びサポーターの皆さんはフィールドに集まって下さい。」

アナウンスが響き渡り、選手とサポーターの人はフィールドの中央に集まり始めた。

「いた!シャインとレビィだ!」

エアルが指を指す方向に2人がいた。

「頑張れー!」

「負けんなよー!」

そんな言葉が飛び交う。だが、フィールドにいる2人からはマジックウォールにより、みんなの姿は見えず、声だけが聴こえる。

「すっごい不気味なんだけど…」

レビィが少し引く。

「あの壁の向こうだな。」

シャインが言う。

「マジックウォールか…」

レビィが気が付く。

そして、大きなフィールドに選手12人、サポーター12人、計24人が集まった。すると、目の前に学校の朝礼台みたいなものが現れ、そのサイドに数人ついた。そして、その中の1人の男が台の上に上がった。

「これより、『BOM』、『Battle(バトル)Of(オブ)Magic(マジック)』を開幕する!!!」

その一言に会場が、

「ワァァァァァーーーー!!!!」

と言う歓声が響き渡った。

エ「ついに始まったよバトル・オブ・マジック!」

ヒ「battle・of・magicの頭文字をとって、『BOM』とも言いますよ。」

ス「この『大会偏』ってどれくらい続くんだ?」

シ「さあ?」

レ「筆者はとりやえず『遠足偏』よりは長くしたいんだって。」

シ「つまり、どこまで続くかは筆者も分かっていないんだな?」

レ「簡単に言うとね。」

ス「とにかく、次回からトーナメントが始まるんだな!」

サ「違うわよ。最初は予選からよ。まあ、ルール等は次回で説明されるわ。」

シ「では、次回を楽しみに。」

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