表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/50

第七節 夜の事情

あぁ、そう言えば…結局なんだけど、師匠は午後は何処かに向かわなければならないとの事で魔法の勉強が出来ないので父親イアソンによる剣槍術指導に変更になった。


そんな訳で、俺は父親イアソンと共に庭に訪れていた。

まず最初のメニューは基本的な肉体作り…主に、腹筋・背筋・腕立て伏せと言った三種の筋トレ。


ここら辺は、引き篭もっている時に身体を鍛えていたので問題は無い…と思っていたんだけど…思った以上にキツい!

まぁ3歳児の身体なのも一つの原因だと思うけど…初日にしてもう投げ出したい。


最初は、身体がある程度慣れるまで剣槍術の鍛錬はやらないらしく…基本的な体力訓練を必死に取り組めと言われた。

本当は今すぐにでも鍛錬を始めたいけど、体力をつけるのは大事だし頑張るしかないか…


訓練が終わっても、魔法の練習や体力作りは頑張った。


師匠曰く、「魔法はね、その大きさを段々と変えれば変えるほどに魔力量が変わりその倍の魔力を使うんだ。」と。

その言葉通りに、試してみた。

確かに、何もしない状態で魔法を発動した時から、徐々に魔法のサイズを大きくしたらその分の魔力が吸い取られるような感覚がした。


最近は師匠の言われた通りに、魔力を細かく調節すると言う作業に慣れる事に挑戦してる。

それで思い出したんだけど師匠は、水魔法を上手く調節して涙を出していたよな?

その時に、教えてくれたんだが…何でも、魔力は逆に細かくする事でも大きくするのと同じくらい魔力を消費するんだとか。


そこら辺の仕組みはよく分からない。

ただまぁ、魔力を細かくより繊細に扱うと言うのもあながち悪くは無い。

風魔法で濡れた髪を乾かしたり、小さい炎球何個か作ってお手玉をしてみたり、土岩魔法で色々な形の石を作ってみたり、氷で師匠の彫像を作ってみたりした。


でも、いくら魔力を使い続けても全く魔力が切れる気配がしない。

土魔法で、極小の蟻の軍団フィギュアを作ったりしてみたんだけど…全く減らないので最近はコレクションが増えて来て困っている。


俺、このまま働かなくてもフィギュアショップとか建てて生計を立てられるんじゃないか?

まぁ、冗談だけどさ。

時々、アルマやニーニャが俺のフィギュアを作って欲しいと言われるが…人型のフィギュアを作るにはもう少し練習が必要なので待ってほしいと言って聞かせた。


それからも、師匠やイアソンに言われた通りの事を毎日のように繰り返し繰り返し続ける。

もう嫌だ…と思って投げ出しそうになる時もあるが、何とか思い止まって師匠で色んな妄想をして自分を落ち着かせている。




ーー


夜は最も集中力が途切れる時間だ…何故って?


そりゃ決まってるだろ…二十代後半の盛んな男女が夜中にやる事と言ったら夜の営みだ。

毎晩、毎晩…隣の部屋でベッドが軋む音とイヤシスの嬌声が響き渡ってくる。


こんな調子で凄まじい勢いで営みに勤しんでいる。

此方としては勘弁して欲しい限りだ…別に夜の営みが悪いって訳じゃ無いよ。

寧ろ、どうぞ子作りに勤しんで下さいだ…でも、始めるなら俺が眠りにつく深夜にやって欲しい。

あぁ、因みに現在二人は2回戦の真っ只中…どうやらイアソンは絶倫のようだ。


イヤシスもまた性欲は強いらしく「もう一回!」といやらしい声でおねだりしている。

こんな性欲モンスター達の遺伝子を受け継いだ俺もおそらくは絶倫になるのだろう。

そうでありたい。


あ、そうだ。


いい事を思いついたぜ…両親がヤッている所にタイミングを見計らって何も知らない純粋な子供を装って部屋に突撃してやる!

ふっ、我ながら完璧な作戦だと思わないか諸君!


そんな訳で早速だが、作戦を決行することにした。


コッソリと抜き足、差し足、忍び足で二人が盛っている部屋に近づこうとする。

なんと幸運な事に、部屋の扉が少し開いているではないか!


これはチャンスだ…と、思っていると…ふと、二人が居るのとは逆側の部屋の扉が開いていた。


師匠の部屋だ。


言い忘れていたが、師匠はウチで住み込むで暮らしている。


と言うのも…師匠は住む場所が無く親戚や友人も居ないので普段は野宿して暮らして居るんだとか。

それを可哀想だと思った俺や家族で話し合い余っていた部屋の一室をプレゼントしたのだ。


そうだ、師匠のセクシーショットが見れるかもしれない!


そう思った俺は、急遽予定を変更して師匠の部屋を覗こう作戦を決行した。

完全に音を消して、師匠の部屋を覗く。


すると、あら大変!


なんと、師匠が知らない金髪の女性と裸になってベッドで盛っていたのだ!

こ、これは…伝説の百合プレイッ!?


す、素晴らしい…あの師匠があんな蕩けた表情を見せるなんて…見惚れてしまった。

ふむふむ、状況から察するに師匠がドSでお相手がMって感じか…二人の妖艶な喘ぎ声が耳に気持ちいい。


おっと、俺のまだ未熟な息子が反応を示している。


いやー、暫くこの景色を楽しませて貰うとするか。




この話が面白かったら、評価お願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ