第十一節 誕生日
あれから、一年が経過したと思う。
この一年で、俺は全ての言語を習得した。
魔神語、獣神語、海神語、武神語、天神語の五つを習得する事が出来た。
魔神語は、本当に苦労した…師匠から秘伝ノートを貰って無ければ未だに憶える事はできなかっただろう。
獣神語は、ヒッポリュテの指導などのお陰ですぐに習得出来た。
海神語も、魔神語と同じくらい難しいかった…使う事は少なそうだから覚えなくても良いかなと思ったけど、どうせ覚えるなら全部の方が良いと思ったからな。
後の二つは、人族語と英語に近くて苦労しなかった。
勿論、この一年間ずっとこの学習をしていた訳では無い…剣術の鍛錬も魔法の鍛錬も欠かさなかった。
雷神流も才能が無いながらも、中級の少し上くらいには昇級することが出来た。
しかし、クロセルはその間に上級になった。
最早、単純な剣術の勝負ではクロセルには敵わなくなってしまった。
天才とは成長速度が異常に速く、俺が一つ覚える間に何個も覚えてしまうから追いつこうにも追いつけない。
魔法の鍛錬に至っては、順調の一言に尽きる。
最近では、自作の魔法を開発したりしている。
やはり自分だけでは、やる事が限られているので…困ってる。
まぁ、もう少し頑張れば最先端の場所で学べる。
ーー
俺の誕生日まで二ヶ月前なんだが…少し気になっている事がある。
クロセルは勿論の事だけど…屋敷中のメイドさん達も俺を見る度に普段なら絶対にしないような長い世間話をして来るようになったのだ。
お偉いさんが来るなんて話は聞いた事無いし…うーん、分からん。
全く…どうしたのだろうか…まさか!俺、何かやっちゃいました?
取り敢えず、クロセルの事を付けてみようと思う。
厨房なんかに入って何をするつもりなんだ?
ヒッポリュテも居るじゃないか…それに料理上手のメイドさんまで集まっている。
テーブルに置いてある、食材は…スポンジ生地?それと、やけに果物が多いな…まさか…ケーキでも作るのか?
これまた、どうして急にそんな物を作ろうとしているのだろう…待てよ?
あー、分かってしまった気がする。
聞こえて来る話の内容的にも、確信せざるを得ない。
喜んでくれるかしら?とか…果物は好きだったかしら?とか…完成が楽しみだわ!なんて凄くいい笑顔で話している。
なるほど…サプライズを用意してくれているのか。
なら、これ以上ここにいるのも良くないな。
それにしても…俺の誕生日パーティーを開くのだろうか?
いや、それは無いだろう…俺は、この家にとって厄介な存在でもあるのだから。
前にも説明した通り、俺は…俺の父イアソンは、元々五代貴族の内の一つである、ディラ家の長男だった。
五代貴族の中でも、ディラ家は非常に狡猾でフロッセルとは犬猿の仲…
そんな中で、フロッセルの家に"元"でも『ディラ』の名前がある以上は公にする事は危険なのだ。
もしそんな事を高らかに宣言してしまえば、イアソンとその息子がフロッセルと手を組んで奪い取ろうと企んでいるのだ!と、思われ最悪の場合は戦争になる。
故に、フロッセルの者達は俺の存在の事を知られる訳にはいかないのだ。
クロセルやヒッポリュテも、その事が分かっているからなのか…少し悲しそうに話していたのを覚えている。
まぁ、俺としては全く不憫なんて思った事は無いし、貴族間の事は全くと言って良いほどに無関心なのでどうでもいい。
本来であれば、クロセルの誕生日の様に盛大に祝うのが貴族としての基本らしいが、勘弁だ。
人が大勢いる所は、嫌いなんだ。
まぁ、とにかくクロセルや皆んなが俺の為にわざわざサプライズを用意してくれているだけでありがたい。
二ヶ月後を、楽しみに待っていよう。
ーー
月日が経ち、俺の誕生日がやって来た。
まだ準備が完璧に終わってないらしく、屋敷内はとても忙しそうにメイドさん達が走り回っている。
そんなに慌てたら、怪我しちゃいますよ?
俺の部屋には、ヒッポリュテが押し掛けて来ていた。
どうやら時間稼ぎをするつもりらしい…心配しなくても部屋から出る気は無いんだけどね。
まぁ、この機会だし少し楽しもう。
「あー、ダイン…調子はどうだ?」
ほうほう、どうやらヒッポリュテにも緊張という感情が存在しているらしい。
さっきから、目が泳いでる。
「元気ですよ?どうしたんですか?」
「え、あ、気になってな…まぁいい、魔法の調子はどうだ?」
「もの凄くいい感じです!最近は、まだ未完成ですが…流星を降らせる魔法を習得しました。」
師匠の使った、あの奇跡よりもかなりショボいがそれでもかなりの規模の流星を一つまでなら堕とせるようになった。
「流星…とんでもないな…」
「もし良かったら、今度見せましょうか?」
「ああ、それは楽しみだ。む?、それは何だ?」
「あー、これですか?魔法でフィギュアを作成しているんですが、ヒッポリュテも作ってみたんです。」
「ふむ、よく出来ているな。身体のラインまで完璧だな…流石、私の身体を毎日、いやらしい目で見ているだけある。」
げっ、バレてた。
だって、しょうがないじゃないか!!
「少しお腹が空きましたね…何か食べに行きましょう。」
そう言って俺は、わざとらしく立ち上がり扉の方へと向かう。
その姿を見て焦ったのか、ヒッポリュテは汗を掻きながら俺の前に立ち塞がる。
「ま、まぁー待て!お腹が空いたと言ったな?」
「はい、ですから何か食べに行きましょう。」
さて、どうする。
生憎、この部屋には食べ物など無い…それ相応の理由が無ければ俺は説得に応じないぞ?
「な、なら…私を食べてからにしろ!」
何を血迷ったのか、ヒッポリュテは顔を紅潮させながら何とも言えないセクシーなポーズを取ってみせた。
「………」
「………」
暫くの間、時間が停止したように静寂になる。
なんか、ごめん。
「…コホン、少し冷静になりましょう…」
「そ、そうだな。」
予想外の行動にとても動揺してしまった…まさか、あのヒッポリュテがあんな奇天烈な方法で俺を引き止めようとするとは…彼女の勇気に免じて大人しく戻ろう。
それにしても…いつ見ても、ヒッポリュテの筋肉は凄いな…イアソン何かとは比べ物にならないくらいムキムキだ…それでも、引き締まっている身体を保っているなんて凄い。
「…………」
「どうした?」
「あ、凄い筋肉だなと思いまして。」
「気になるのか?触ってみるか?」
ヒッポリュテはそう言って、ズボンを下げる。
あ、下着〔ビキニアーマー〕履いてるのか。
「失礼します。」
ヒッポリュテの腹筋を、恐る恐る触る。
か、硬っ!?
コンクリート触ってるみたいな感覚なんだが…はへぇ〜…少し強めに叩いてもビクともしない…
これはこれで、ええなぁ。
お尻も触らせてくれた。
うん、硬いけど…まだ少し柔らかい感覚がある。
悪くない…どう鍛えればこんなに硬くなるのだろうか…前世でも、身体は鍛えていたけど、ここまでじゃない。
アマゾネスって、みんなこうなのか?
あ、この機会だしセクハラしてみよっと。
「胸も筋肉があるんですか?」
「触ってみるか?」
え!?
いいんすか!?
いつも俺が、ヒッポリュテの身体を隙を突いて触ろうとしても躱され続けたこのお山さんを!?
失礼しまーす。
むにゅ♡
ヒッポリュテの豊満な胸を触ってみると、そんな心地の良い効果音が聞こえて来た気がした。
お、おほぉ…柔らかい…マシュマロや…こんな筋肉の化身の様な身体にこんな柔らかい感触が残っているとは…ああ、素晴らしい。
ヒッポリュテも、満更でもなさそうだ。
なら、遠慮なく楽しませてもらおう。
「失礼致します。準備が出来まし…た。」
「「あ。」」
丁度、ヒッポリュテの胸を弄っている時にメイドさんが入って来てしまった。
お二人はそのような関係だったのですね!と、あらぬ誤解を受けてしまった。
結局、誤解を解くのに時間が掛かったが何とか納得して貰った。
その後、俺はヒッポリュテとメイドに連れら食卓へと向かった。
ーー
部屋に入った瞬間ーークラッカー風の道具から爆発音と共にカラフルな紙テープが俺に向かって発射される。
そして、同時に会場にいた全ての人が俺に向かって拍手をする。
「誕生日おめでとう、ダイン!」
クロセルの髪の毛と同じ色をした、水色の不思議な花束が手渡された。
「こ、これは…」
動揺するフリをする。
「貴方の10歳の誕生日を祝いたくて、サプライズしたの!」
「あ、ありがとう…ございます…」
ここで予想外の事が起こる。
俺の瞳から、一粒の涙が溢れ落ちる。
悲しいからじゃない、とても嬉しかったからだ。
「ふぇ!?ダ、ダイン…!」
涙を流す俺を見たクロセルは、激しく動揺してリエッタさんやジュネーヴさんにどうしようと狼狽えている。
「嬉しくて…初めてここに来た時は…余所者の僕が歓迎されるのかな…なんて、不安で…ずっと、厄介がられていないか怖くて…そしたら、僕の為に…こんな、会を開いて貰ったから…ありがとうございます…」
泣かないって思ってたのに、泣いてしまった。
初めて、ここに来て歓迎されていたって思えた…そう思うと嬉しくて耐えられなかった。
「貴方は、もう私達の家族よ!歓迎されてないなんて思わなくていいわ!安心なさい!」
そう言いながらクロセルは、俺を抱きしめる。
ああ、いい匂いだ…ん?シャンプー変えた?めっちゃ好みの匂いする。
「そうよぉ〜、貴方は、私達の息子同然の子よぉ…もう、誰にも渡さないわぁ…」
「そうだね。
ダインスレイヴ、誕生日おめでとう。」
「子供にしては大人びていると思っていましたが…まだまだ子供ですね…イアソンの馬鹿の頼みを聞いて良かったねぇ。」
あの、ジュネーヴがそんな事を言いながら俺の頭を撫でている…やはり、本質は孫のクロセルに似て優しいのだろう。
本当に嬉しいな…イアソン達の時とはまた違った感動と喜びがある。
あれ?
そういえば、イアソン達が居ないような…
俺が、そう思って会場の周りをキョロキョロしていると…
「もしかして、イアソンさん達を探してるの?」
「はい…」
クロセルや他の皆んなの顔を見る限り、来ていないのだろう。
最近、村の周りの森などにかなりの魔物や魔獣が発生しているとユージンから聞いていた。
「森の魔獣達の活発化が激しくて、イアソンさんが居ないと対処し切れないって…イヤシスさんも子供の世話があるからって…」
「そうですか…まぁ、仕方ないですね。」
分かっていたけど、少し悲しいな…でも、あんまり落ち込んでいられない。
折角、皆んなが時間を割いて企画してくれた誕生日会なんだ、切り替えよう。
「息子の誕生日だと言うのに、あの男は…」
「本当よぉー!」
「そんな事、忘れさせるぐらい素敵な誕生日にしてあげるわ!」
「ありがとうございます。」
そう叫んで、クロセルがメイドさんに合図を出した。
何が始まるんだろうか…
暫くすると、メイドさんが蓋で隠された何かを俺の前へと持って来た。
そして、その蓋を開けると…中にあったのは、巨大な五段程のケーキだった。
クリームや美味しそうな果物がたくさん乗せられた豪華なケーキ。
「こ、これは…」
「これはね、フロッセル家の皆んなで一緒に心を込めて手作りしたケーキよ!ケーキの上に乗ってる果物は色んな国や大陸の中で一番有名な物をかき集めたの!
さぁ、食べなさい!」
「ありがとうございます…でも、流石にこの量は一人で食べれないので皆んなで食べましょう…」
クロセルは、それもそうね…と言ってケーキを少し削って皿に乗せる。
俺一人で食べるよりも、皆んなで仲良く食べた方が美味しいからね。
この世界に来て…楽しい事ばかりだな…転生したばかりの頃はどうなるかと思ったけど…案外、心配する必要な無かった。
出会って来た人達も、信頼出来るような人達ばかりで恵まれ過ぎているな…
こんな日が、いつまでも続くと良いな…
ーーー
ケーキを食べ終えると、クロセルがソワソワした様子で立っていた。
「どうしました?」
「実はね…まだ、サプライズがあるの。」
なぬ?
まだあるのか?
それは知らなかった…
「メリー!」
クロセルは、彼女の世話係兼使用人のメイドのメリーに合図を出した。
メリーさんは、かしこまりました。と言って何処かに行ってしまった。
2分ほど経つと、メリーさんは一つの紙袋と縦に長い布に包まれた何かを重たそうにして持って来た。
そしてメリーさんは、それをクロセルに手渡した。
「私達からのプレゼント…開けてみて。」
早速、プレゼントを開けてみる。
紙袋の方に入っていたのは、魔法使いなどが良く着ているフード付きのローブだった。
外は少し黒っぽいデザインで、中はまるで銀河を彷彿とさせるようなデザインをしていた。
見るからに、高そう。
「そのローブは、とある大陸に存在していた危険な魔物の革で作られていてね、それを着ていると魔法耐性の効果があるのよ!」
な、なんじゃそりゃ…
これが、魔道具ってやつか?
魔法耐性…魔法使いとの戦いでかなり役に立ちそうだな。
ありがたく頂戴しよう。
そして、もう一つのプレゼントを受け取る。
ああ、この重さは師匠から貰ったあの杖と同じだ。
うん、杖だ。
これは、美しい…
俺と同じくらいの高さの杖…真ん中の魔石は太陽の様な形をしていて、色んな赤系統の色が入り混じっている。
杖の部分もしっかりと持ち手が用意されていて、とても持ちやすい。
杖の素材に使われている木もこれはかなり高価なものだろう…図鑑で見た事がある。
確か、亜境大陸とフランツェ大陸の境界線となっているミュルクヴィズ神林に生える妖精樹って木だよな?
師匠から貰った夜を統べる魔杖の三日月型の魔石もそうだが…この杖に付いている魔石もかなり希少なものだよな…
「その杖の部分の素材となった物は、フランツェ大陸と亜境大陸の境界線に存在するミュルクヴィズ神林に生える妖精樹から出来ています。持ち主の傷を癒したり、魔力循環のサポートを行なってくれる効果を持っています。」
そんなに凄いのか…
「魔石の元となった素材は、魔境大陸に存在したSランク級の魔獣ブラックドッグと呼ばれる炎魔法を扱う恐ろしい魔獣の心臓を用いて造られた物です。
ダイン様は、炎魔法が特段に秀でているとお聞きしたので必ず役に立つかと思います。
この杖を打ったのは、この世界でも有名な鍛冶師ガンロフ・スコロット殿であり、そんな彼女が打ったたった二つの杖の一つです。」
そんな凄い人が打った物なのか…こんな良いものを貰ってもいいのだろうか…
「この杖の銘は、『陽を統べる魔杖』」
oh、ジャパニーズゴットの名前?
ん?
待てよ、師匠から貰ったのは月の杖…クロセルから貰ったのが太陽の杖…姉妹杖とかなのか?
「私達からのプレゼントよ!お父様とお祖母様が、あらゆるツテを使ってようやく手に入れる事が出来た最高の杖なんだから!本来なら、姉妹杖となる『夜を統べる魔杖』と呼ばれる杖があるのだけれど、その杖は伝説の魔法使いマーリンが持っていると言われているわ。」
「へぇ〜」
「噂では、その二つの杖を合わせる事で本当の力を発揮させると聞いているわ。」
はーい、それ俺が持ってまーす!
しかし、俺が師匠から貰った杖はそんなにも有名な杖だったのか…一体、いくらしたのだろうか。
ま、気にすることはあるまい。
「改めて、誕生日おめでとう!」
こうして、楽しいパーティーは幕を下ろした。
ーー
パーティーの後、俺はリエッタさんに呼び出されていた。
「どうしたんですか?」
「疲れた所悪いわねぇ〜」
この人の、話し方って癖があるよなぁ…いつも、ふわふわしてるって言うか…
「いえいえ」
「貴方を呼んだのわぁ、少し提案があってぇ〜…娘と婚約してみない?」
「へ?」
へ?
いきなり何を言い出すんだ、この人は…俺とクロセルがこここ、婚約!?
婚約ってアレだよな?付き合ってる男女がプロポーズをして結婚の約束をする事だよね?
「こ、婚約…まだお付き合いもしてませんし…それに、お嬢様がこの場に居ないのに…」
それに、俺には既にニーニャとその娘がいるんだが…この場合は素直に話した方がいいよな?
「娘からのお願いよぉ〜…私としても、貴方が娘の婚約者なら文句はないわぁ…それに、結婚すれば合法的に娘を触れるのよ?」
「それは、素晴らしいですね。ですが、他に何か狙いがあるのでは?」
「ふぇ?
特に〜ないわよぉ…ただ、私達わぁ、残された娘が幸せを手に入れ欲しいの…娘は貴方に惚れてるわぁ〜…不満かしら?」
不満は無いが…確かに、クロセルは好きだ、異性として意識している自分もいる。
でも、ニーニャの事を考えるとどうしても前向きにはなれない。
結婚している訳ではないが…後ろめたい気持ちが勝ってしまう。
ニーニャにも、そしてクロセルにもだ。
「因みに〜、貴方が心配している事にはならないわよぉ〜…もう既に、了承は得てるわぁ〜」
「なっ…知っていたんですか?」
「イアソンさんから聞いてるわぁ〜…父親に似てお盛んねぇ〜、流石、アスポロトスの家系ねぇ〜」
この人、普段の性格とは裏腹に抜かりないな…まさか、知られているとは…
「娘にも話したわぁ!」
何してくれとんじゃぁぁぁぁぁあ!
折角、いい関係を築けて来たと言うのに…軽蔑されてしまうじゃないか…
「ま、マジですか…やはり、嫌われましたか?」
「それは娘に聞いてみた方がいいわぁ〜、ねぇ?クロセル〜」
リエッタさんは、そう言いながら扉の方に目を向ける。
不思議に思って俺もそちらに目をやると…クロセルが扉の隙間から顔を覗かせていた。
「コホン…元気かしら、ダイン…」
「ええ、まぁ。」
「私としては少し複雑ではあるけれど…別に問題無いわ!貴方と結婚してあげる!」
うお、凄い上から目線。
「でも、条件があるわ!」
「あらぁ?何かしらぁ~」
「ヒッポリュテも一緒によ!」
「え?」
「そうねぇ〜、でもそれを決めるのは彼女自身よぉ〜、私からは何も言えないわぁ…でもあの子にも幸せになって欲しいし…賛成!」
なんか、話がどんどん進んでいく。
ヤバ目の方向に…確かに、転生したらハーレムを作りたいと思っていたけど…これは流石に…俺ってばモテすぎじゃない?
「ダイン、貴方はまだ10歳なんだから深く考えなくて良いのよ!15…15歳になったら答えを出して!」
「はい、わかりました。」
15歳…あと5年後か…5年待てば、合法的にこのムチムチボディに手を出せる…ふむ、深く考えるのはやめよう!
何とか、なるか。
こうして、俺の慌ただしい誕生日が幕を下ろした。




