夏の終わり
今日から後期が始まった。
9月になったもにもかかわらずまだ暑い日が続いた。
今日は、席がえの日。
くじで席を決めることにした。
『席がえ楽しみだねー!!誰となるのかなー?!』
と後ろの席の実菜が声をかける。
『楽しみだね』
と実菜と話している間にくじの順番がまわってきた。
『次・・・麗奈美ちゃんの番だよっ!!』
と姫乃が言った。
『あー!!ごめんっ!!』
あたしは袋に入っている紙を1枚とった。
広げてみるとその紙には・・・
5番
と書いてあった。
『麗奈美ー!!何番?!私12番・・・。』
『はぁー?!実菜12番っ?!あたし5番!!』
『うそーっ?!絶対席遠くなっちゃうじゃんっ!!』
『さいやくー!!』
『あっ!!悠里は?!』
『聞いてみるかーっ!!』
『悠里ー!!何番だったー?!』
『悠里はぁー6ばーんっ!!』
『まぢ?!近いよね?!きっと』
『はーいじゃーみんな席ついて!!席の順番は、黒板を見て席を動かして下さい。』
と高島【担任】が言った。
あたしは黒板を見た。
黒板には、窓側から男女別、1〜6番、7〜12番、13〜・・・
と書いてあった。
あたしは悠里と同じ班になれた。
あたしが悠里の前の席。
実菜は姫乃と同じ班になった。
そして今日からまた小田先輩と原田先輩が見れる。
あたしは、すごくウキウキの気分だったが・・・
もしも偶然小田先輩の彼女を見てしまったらあたしは
どうなるのかすごく怖くて少し見たくない気もあった。
『麗奈美っ!ちょっと職員室行くんだけど行く?』
『うん!じゃーついてくー』
あたしは、休み時間悠里と一緒に職員室に行くことにした。
『悠里ー職員室に何しに行くの?!』
『出し忘れのプリント出しに行くのっ!!』
『プリント?!何かあったっけ?』
『英語のっ!!』
『英語のプリントなんか宿題にあったっけ?!』
『あったしィー!!麗奈美忘れてるーっ!!』
『まァ・・・いいよっ!!そのうち思い出すらーっ!!』
『あはは・・・。』
と話していたらもう職員室の前まで来た。
『失礼します。』
悠里は職員室に入っていった。
あたしは職員室の前で待っていた。
その時、小田先輩と彼女を見た。
2人でならんで廊下を歩いていた。
やっぱりショックが大きかった。
見なきゃよかったなぁ・・・。
小田先輩と彼女が仲良く話していた時、あたしは小田先輩と
目が合ってしまった。
ヤバイ・・・ガン見しすぎた・・・。




