表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限♾ループに囚われ  作者: Alicecloud


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/42

第18章:人間らしい「ズレ」の再導入

「……なるほど。少しだけ『いい加減』な方が、世界は楽しいってことですね」

神様の説明(説教)を聞き、カイルは納得しました。

彼は漆黒のハンマーを手に取ると、わざと少しだけ斜めの角度から、床をポカッと叩きました。

すると、モノクロームの世界に色が戻り、止まっていた鳥が再び羽ばたき、レオンが投げたパンが彼の口の中に吸い込まれました。

「ふぅ……死ぬかと思ったぞ。お主、これ以上は余計なことをするなよ? 特に銀河の調律などは絶対に……」

「あ、あそこの星、少し瞬きが不規則で気になってたんですけど」

「絶対にやるなと言っているのだ!!!」

神様は涙目でカイルの手からハンマーを奪おうとしましたが、カイルがひょいと避けると、神様の指がカイルのハンマーに触れました。

チィィィィィィン……

「あ……。ああああ……腰痛が治った……何この幸福感……。もう神様やめて、お主の弟子になろうかな……」

「神様、仕事してください」

カイルの「無自覚な調律」は、ついに創造主さえも骨抜きにしてしまいました。

世界は今日も、カイルが「少しだけ残してくれた不協和音」のおかげで、賑やかに、そして平和に回っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ