表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異世界転生!?

よろしくお願いします!

重力魔法ってめちゃくちゃかっこいいですよね!

ぜひ、楽しんで読んでください!

作品名グラビティ・マジシャンは、重力魔法の魔法使い的な意味です

俺の名前は秋山優人、高校2年生だ。

特に忙しくもなく、平凡な毎日を送っていた。だが、下校中、友達と別れたところでトラックに轢かれた。まあ、俗に言う交通事故ってやつにあって、俺の17年の人生は幕を閉じた。


気がつくと、真っ白な部屋にいた。死んだのにずいぶん落ち着いているのはこのへやのせいだろうか、とか思った後、アニオタである俺は、(もしかして異世界転生!?)と心を躍らせた。

すると、突然目の前に白髪のじじいが現れた。


「わしはお主を異世界転生させるために来たのじゃが....わしを『じじい』などと呼ぶ輩は転生させなくて良いかのお」

「大変申し訳ございませんでしたぁ!!!!!」ジャンピング土下座しながら渾身の謝罪...

この物語の主人公の最初の言葉はとても情けなかった。


「まあいい、では早速『アビリティ』を測定させてもらおうかの」

「『アビリティ』?」

「日本語で言うと『能力』じゃ」

(おお!チートスキル的なものか?)

「いや、お主が行く世界には魔法があるんじゃが...まあ、アビリティで選ばれたものが、1番適性のある魔法分野ということじや」

(ガーン)

あからさまに落ち込む優人。チートではないようである。


「じゃが、その分野の魔法は上達が激的に早くなる」

その言葉に優人の目が光った。

「それって常人の何倍くらいですか!?」

「10倍くらいじゃないかのお」あからさまに落ち込む優人。part 2

「まあ努力するんじゃな」

「はい...」

素直なのが優人のいいところである。


「ではアビリティを見るぞ。じっとしておれ」

「はい」

言われた通りにじっとしている...やはり素直。

そこから30秒くらいたったところで、おじい様が言った。

「ほお、これは珍しい。『重力』じゃ」

「まじすか!」

(当たり枠きたー!)

重力魔法と言えば異世界物の定番であり、名前からして強い。


優人がニヤニヤしているところに、おじい様が言った。

「鍛錬すれば空を飛ぶことも、さらに鍛錬すれば隕石を降らすこともできる」

この言葉は強烈だった。鍛錬すれば某有名海賊漫画の海軍大将のようになれるということなのだから。

(これぁやるしかない)

優人がやる気をふつふつと高めているそところに、おじい様が言った。


「まあ、生活と鍛錬に必要なことは全てこの本に書いてある。たまにじゃがわしとお主で通話もできる」

「わかりました!」

「うむ、では行ってこい」

「え?もうちょっと魔法とかの説め…」


無慈悲なことに次の瞬間には、優人は森の中にいた。さっきもらった本と、何枚かのメッセージカードと共に。

そのメッセージカードの1枚目には、こう書かれていた。

【ザランの森というところに飛ばした。ある程度易しい魔物しかいない森じや。そこで魔法を磨き、鍛錬し、2枚目のメッセージカードが見れるようになれば、2枚目の指示に従え】

「うん、とりあえず魔法使ってみたいよね」

切り替えが早い。…現実逃避も、含まれているのであろうが。


優人は神様(おじい様は神様のはず)がくれた本を読んでいった。

「神様がくれた本には、まず魔力を感じるって書いてあった」

本に書いてあった通りの『魔力を感じる呼吸法』を試してみる。すると、胸が温かくなってきた。

「これが魔力か....」

その呼吸法を続けていると、普通の呼吸でも魔力を感じることができるようになっていた。

自転車の漕ぎ方を一生忘れないのと同じである。


となると、次は魔法を実際に使ってみたい。

重力魔法の簡単そうなのだと『重力プレッシャー』なのだろう。

実際、本にもそう書いてあった。

やり方は『重力』をかけたい対象に、大きい岩を乗せるイメージ。

10分くらい試行錯誤して、

「できた!」

対象にしていた土の塊がつぶれたのである。

「めっちゃ楽しい…!」


結局、その日は日が暮れるまで『重力』をやり続けた。対象をどんどん硬くしながら。

人間、成果が目に見えるとモチベが上がるのである。

楽しんでいただけましたら、次話も読んでいただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ