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輪廻の力で最強目指す  作者: Bronze Empror
第五章 学園編
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体力テスト

「はい、全員席に着け」


 雑談というか友好を深める時間というか、そんな感じで好き好きに話していたらティチャーがそういった。


「只今より適正検査を行う」


「適正検査とは剣術や体術、魔法、それぞれどれほど扱えるのか。また、何が向いているのかを調べるものだ。今後の授業内容は今回の結果で決まる」


 へー


「では、全員校庭へ出ろ!」






 ◇◇◇◇






「最初に基本的な体力テストだ。いくつかのグループに分かれて順番にやれ。自分の記録は置いてある紙に書くように」


 雑だなー。


「よっしゃ、腕がなるぜ!」


 ふむ。5歳になってから成長しているからなのかやけに体が軽いんだよな。一時期は毎日どんどん動けるようになってたし。

 これ、オレは前世のステータスが戻ってきたんじゃないかと思っている。


 まずは立ち幅跳び的なやつだな。他のやつは一メートルと少しくらいか?せめて平均くらいはあってくれ!


「ふっ」


 結構跳べたな。さあ、記録は?


「に・・・・・・」


 に?


「2.3m・・・・・・」


 ???


「他はどれくらい?」


「男子は1.1mくらいで女子は0.9m」


 わお。軽く倍跳んでるよオレ。やべーな。


 ええ?魔法補助も脈動も使ってないんだけど?

 別にそんなゴリゴリのマッチョ体型でもないし、この結果はおかしい。


 あと、脈動使ったらどうなるのか凄まじく気になる。


「一回やり直しさせて」


 異論はあるか?あっても認めんけども。

 脈動を使って、1、2の、3!



 ビョイーンッ



 華麗に着地!これは10点。


「4.8m・・・・・・」


 ごめんね、わざわざ測らせて。ていうか大丈夫?青ざめてるけど。


「おい小娘!今のは魔力強化だろう!反則じゃないのか?」


 いや、別に記録に入れるつもりないけど?


「先生、どうなんですか!?」


「ん?魔力強化か?別になんの問題もないぞ?」


 え、今ので良いの?新記録連発しちゃうよ?


「存分にやれ」


 ティチャーは笑みを浮かべ親指を立ててサムズアップした。


「25m走、2.3秒」


「垂直跳び、1.6m」


「握力、19kg」


 え、握力低くない?


「ハンドボール投げ、13m」


 違うんですよ、聞いてください。このボールやけに大きいし、そもそもオレ球技苦手なんよ。


「シアちゃん新記録連発だな!」


「魔力強化なんて誰に教わったの?」


「やり方教えて!」


「文句なしのA判定だ、これからも励めよ!」


 なんか気分いいわこれ。


「次、魔力操作」


 ふむ?なるほど。魔力でコマ?を動かして壁に当たらないようにゴールへ行くらしい。魔力式イライラ棒だな。一瞬でゴールへいってやる!


「記録、2.7秒」


 ざっとこんなもんよ。


「次、魔的」


 射的の魔法バージョン。昨日寝る前の構想で作ったトンデモ魔法(理論上)を試してみよう。


 まずは土魔法でよく燃える金属を、銃弾のような感じで作る。破壊力重視で。そしてこれでもかと固くして回転を加える。そこに炎を加え、燃え尽きないうちに射出。内部に圧縮した空気を閉じ込めてあるから着弾すると一気に燃え上がる。はず。前の炸裂火球だっけ?に似てるかも。


 想像通りに魔法は飛んでいき、的のど真ん中に当たると同時に砕けて爆散した。結構地面が抉れてしまったな。


「素晴らしい、素晴らしいぞシルヴィア!お前は我が校始まって以来の天才だ!俺の手でお前を世界一に・・・・・・」


 大興奮のティチャーを無視して抉れた地面を修復しておいた。これ、中に金属の破片とかを入れといたらもっと凶悪になるんじゃ?でも、自分も巻き込まれそうだ。

 あと、空気中の成分を分けて水素や酸素を中に入れたら爆発の威力も増すな。

 ま、こんなの人に使ったらやばいことになりそうだし、しばらくは封印だな。




「え、えーでは、まず剣術等に興味があるやつや心得があるやつは前に出ろ。それから今から呼ぶ順に分かれてもらう」


 そういって生徒を四つのグループに分けた。

 まず魔法のみを学ぶものと剣術、体術のみを学ぶ専修グループ、両方を学ぶ普通グループ、そして好成績を収めた貴族を中心とする特別グループ。名前は今後それぞれで決めたりしていくらしい。もちろんオレは特別グループ。今後は魔力強化を学び、それから基礎に入っていくらしい。

 魔力強化は発動する時間が長いほど素の身体能力も上がっていくらしい。どういう理論かは知らん。

 ただ、そういうことならと常に脈動を発動させておくことにした。

 ギアを上げなければハイになったりもしないが、念の為氷魔法で継続的に頭を冷やすことにした。寒いので炎魔法で軽く暖も取っておく。

 やば、温度差で風邪ひきそうかも。


「ではまず、魔力強化とはなんたるかを説明する。魔力強化とは文字通り魔力を用いて自身の身体能力を爆発的に向上させる技術だ。種類としては四つに分かれ、血液中の魔力量を増やして体温を上げ、意図的にゾーンに入る『脈動』、筋肉の魔力量を増やして限界を超えて力を引き出す『増強』、神経の魔力を増やして五感や反射速度を強化する『覚醒』、最後に脳の魔力を増やして思考速度を上げる『加速』だ」


 三つ知らないし脈動も間違った使い方な感じがしてきた。


「ただ、これらにはデメリットも存在する。脈動は心臓、増強は筋肉や骨、覚醒は精神、加速は脳へ負荷がかかる。あまり使いすぎるのはお勧めしない」


 他はわかるが覚醒が精神に負担?

 ああ、普段より周りのことがわかってしまうからか。普段よりうるさく感じたりとかそういうのだろう。


「まあしかし、どんなものか説明されてもいきなりできる奴などいない。まずは魔力操作を鍛え、そこから少しずつチャレンジしていけ。魔力操作は専用の部屋があるから、そこで練習しろ。別にいつ使ってもかまわん」


 そう言って案内されたのは一つの教室。中にはいくつかの機器があった。水晶とかが色々ついてて厨二病の人(ライ)とかが喜びそうなデザイン。

 しかしその上には見慣れたものが置いてあった。


「これは魔力を注ぎ込み、強弱をつけることで振動を発生させる装置で、振動によって人形を動かすものだ」


 これは魔力式のトントン相撲みたいなものだ。ていうかそれそのもの。


「こっちは一定の魔力を注ぎ続けることでこの棒が回転し、ここの部分が台についたら負けだ」


 魔力式腕相撲。


「これは普段は盾を上に構えていて、瞬間的に魔力を注ぐことで盾を下ろし剣を振る、というものだ。頭に当たったら負けだな」


 ハンマーとかのボタン押して戦うおもちゃ。一時期めっちゃ遊んだなー。


「これらは基本対戦形式だ。励めよお前ら」


 今更だけど王女もいるのにその口調やばくないか?と思ったが、気にしていない様子。そういえば初日に身分に関係なく平等に接する、とか言ってた気がする。


「素晴らしい設備ですね!早速使ってみても?」


 王女、目が輝いている。これ全部遊びだしな。





 ちなみに、右から高速でやってくる障害物をボタンを押してかわさせる某検索エンジンの恐竜ゲームみたいなのもあった。他にもいろいろだが、これただの遊びだよな?

体力測定の数値は基本平均を調べて書いてます

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