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輪廻の力で最強目指す  作者: Bronze Empror
第五章 学園編
21/32

寝坊

この度、めでたくユニークPV数が1000を突破しました。皆様のおかげです。

これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします

 結論から言おう、『スカ』だ。どうやら魔法文字で種類を指定したり色々しなければならないようで、〈種類〉〈状態〉〈性別〉とか書いてあったであろうものをそのまま〈種類状態性別〉といった感じに書いてしまったようだ。


 あれからあの丘で魔法文字を覚えようと四苦八苦しているのだが、必ずといっていいほどにロイがくる。どうしたらいいか分からない。

 適当にあしらってもしつこく絡んでくる。家でやろうかと思うほどに。

 ノイローゼになりそうだ。


「じゃあ、今日は帰るね!」


 よくめげないよな、あいつも。

 オレもそろそろ帰るか。早めに帰ってこいって言われてるし。

 翼を広げて直線移動すればあっという間に家に着く。便利というほかあるまい。


「ただいまー」


「おかえり、さあさあ早く。冷めちゃうよ?」


 なんのこっちゃ。


「「誕生日、おめでとう」」


 ?

 あ、誕生日ね。この世界には祝う文化がないのかと思った。5歳ごとに、とかそんな感じかな?


「はい、プレゼント」


 制服をくれた。正直あんま嬉しくない。が、笑顔を作り感謝を述べた。


「シルヴィアも春から学校よ」


 今は冬だ。つまり、もう少しで懐かしのキャンパスライフが訪れる。






 ◇◇◇◇






 どうやら剣も魔法もなんでもできる学校のようで、この国では一般的に5歳以上の子どもはそこへ通うものらしい。

 一応入学試験があるらしいので実質数週間後には学校だ。

 ネオに本に服に、必要な物をリュックへ詰め込んでいく。全寮制なので全て詰め込む。


 荷造りが終わった頃には部屋は寂しくなっていた。机とベッド以外何もない。



 この部屋で過ごした五年間が思い出される。こことお別れとなると少し感慨深い。

 しかし、ただただ過ごしただけだ。実験なんかは全部外でしてきたし、正直あの丘との別れのほうが悲しい。


 ・・・・・・すごい人間として冷めたこと言ってる気がする。

 今のオレの身分は平民かそれ以下。貴族なんかがいた場合嫌味を言われる可能性が高い。そうなった時のために無力化用の魔法を作っておくとしよう。







 ☆☆☆






 二つの魔法を組み合わせた嫌がらせ特化の魔法ができた。

 まず光を一瞬だけ明滅させて視力を一時的に奪う。そして耳元で風魔法を使って衝撃を発生させ、聴力もなくす。これならしばらくしたら治るしその場を素通りできる。名前は『遮幕シャマク』とつけようか考えたけど、やめておいた。ま、別に名前なんてつけなくてもいいけどね。レギュラーレベルに使うようになったらつけるけど。

 ちなみにレギュラーの例としては『隠蔽』とかだ。


 あともう一つあって、それなりの勢いで鼻に水をぶち込む魔法だ。その効果はお察し。思いついた瞬間絶対強いって確信したし。

 ああ、そうそう。光魔法で不可視光線──赤外線とかの目に見えない光を操れるようになった。どうやって操れるようになったかというと、目潰しの魔法を作ってる時に自分の目で実験してたんだが、その時に見えて、ようやく動かせた。頑張れば赤外線センサーも作れるかもしれん。




 さて、暗くなってきたし寝るか。明日早朝迎えの馬車(学校行きのバス的な物)が来るので、寝坊するわけにはいかない。きたらすぐわかるらしいから大丈夫だろうが、念には念を、だ。擬似目覚まし時計を作った。


 仕組みとしては水滴が一滴ずつ垂れるようにいい感じのアレを作り、下にコップとかをおいて一定時間経ったら水の重さで次の仕組みが動くようにする。それを幾つか重ねればタイマーになる。最後に大きめの音が鳴るようにすれば完璧だ。心置きなく爆睡してやろう。






 ☆☆☆


 カン、カン、カン!


 あーもーうるっせぇ!止まれ!まったく、、、



 ☆☆☆






「シルヴィアー、馬車きたわよー!」







「シルヴィアー、馬車いっちゃったわよー」


 え?


 ヤバい!急いで着替えねば!よし、じゃない!制服!うおお二度手間ぁぁぁぁ!

 女子用の制服着方わからん!こうか?こうなのか?もうこれでいいや!


「いってきます!」


 空を飛べばすぐだ!追いかけろー!


「ママ、女の子が空飛んでるよ」


「そんなわけないでしょ?馬鹿なこと言ってないでほら、いくよ」


 やべ。『隠蔽』!

 あっぶねー。えーと、あぁ、あれかな?うん、あれだな。デカデカと「学校」って書いてあるし。到着したらこっそり紛れ込もう。







 ◇◇◇◇






 着いた。


「全員いるな?えー、一二・・・・・・あれ、さっきより1人多いな?」


「気のせいです」


「気のせいか」


 よし、誤魔化せた。


「それでは、全員整列。入学試験を開始する」







 一つ目の試験は学力。小学生レベルだったので楽勝。

 ごめん、嘘ついた。この世界の歴史とか知らないから社会がズタボロ。とは言え合格ラインではあったはず。


 二つ目は身体能力。5歳になってからやけに体が軽く、結構いい線行けたと思う。


 そして三つ目。魔力測定。魔力を流すことで回転する水晶で測るらしい。


「次、シルヴィア」


 オレは水晶に手をかざし、思いっきり魔力を込めた。


 水晶は、破裂した。

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