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輪廻の力で最強目指す  作者: Bronze Empror
第三章 進化編
11/32

獣剣流

戦い続きだと選手が潰れかねない、という理由で数日休みが与えられた。

ないよりマシの精神で軽ーく剣を習いに行ってみる。


「おや、来たね!ということは、入門する気になったのかな?」


陽のオーラがきつい。サングラスが必要だ!


「数日休みが与えられたので、その間にちょっと教えてもらおうかな、と」


「そういうことか。師範、このものが数日だけ習いたいそうです!」


「ほほう、そうかそうか。簡易指南書は読んでくれたのかな?」


一応ね。


「では、まず軽く撃ち合いといこう。デッシよ、こい」


「はい!」


「では、両者構えて、初め!」


え、何木刀使わないの?文字通り真剣勝負?死にたくないんですけど!?


「おおおおおお!」


デッシが大上段で剣を振りかぶる。鎧装は魔法なので使わないでおこう。卑怯な感じが否めないし。


「脈動!」


発動した瞬間、全身が軽くなり景色がスローモーションになる。あー、だめだこれ。軽い全能感すらある。脳内麻薬どっばどばだ〜。


全力で踏み込み、後ろに回り込んでキック。


「うぐぉわ!?」


前のめりになるデッシに向かって剣を突きつける。


「こ、降参っ!」


「勝負あり!」


結構通用するな。ただ持続時間が長くなると心拍数が上がってどんどんハイになってしまう。その分動きも良くなっていくわけだが・・・・


「なるほど、基礎はできておるし、動きも申し分ない。成長性も期待できる!さぁ来い、我が奥義の全てを伝授してやろう」


わーい、やたー





          ◇◇◇◇





そういえば流派の名前を聞いてなかったので聞いてみた。


「ん?流派の名前?『獣剣流』っていうんじゃ。かっこいいじゃろ?」


名前の由来は獣のように素早く動き、首筋に噛み付く(を斬る)、というところかららしい。

そして奥義は2つ。『死転デスロール』と『咆哮ウォークライ』だ。


デスロールは刃を横に寝かせ、肋骨の隙間に差し込んだ後、90度捻って上に切り上げる。決まれば深傷を負わせ、うまくいけばそのまま殺せるらしい。あんま使いたくないなと思ったのは内緒だ。


ウォークライは二通り使い方があり、基本的には刃と咆哮との共鳴により起こる。一つ目は相手の武器防具を破壊する使い方、二つ目は自分の剣を振るわせて切れ味を上げる使い方。喉が凄まじく痛くなるので連続使用は控えたい。ちなみに練習中に魔力を込めると威圧の効果があることも判明した。


「まさか1日で習得するとはな。ともあれ、獣剣流免許皆伝じゃ!」


よっしゃ!





ちなみに、この時点で開いたステータスに変化があった。



──────────

 名前 黒野仁斗露

 攻撃力:200

 防御力:170

 体力:800/800

 スタミナ:1100/1100

 魔力:60,000,000/60,000,000

 所持魔法:純属性 火、風

  混合:爆破(火+風)

 スキル:不滅の意思 成長率補正 進化 熟練度補正

 称号:『獣剣流』免許皆伝

 装備:宝剣『ネオ』


 * 詳細 インベントリ

 ──────────



まず魔力が天元突破しているのと、

称号に免許皆伝、スキルに進化と成長率補正、熟練度補正が増えている。

おそらくネオの効果だろう。というかそれしか思い当たらん。このスキルのおかげで1日で免許皆伝までいけたのだと思うが、流石に半端ない。


ちなみに詳細で見た結果、進化は『一定度の成長をした際、生命の格を一段階引き上げる』というなんか凄そうなもので、成長率と熟練度はそれぞれ『成長率(熟練度)に補正がかかる』と書いてある。ここで便利なのが三重詳細表示。成長率はそのまま教えられたことを吸収し自分のものにする度合い、熟練度は魔法の属性に関することを行うことで習得しやすくなる度合いだった。


「あぁそうじゃ、魔法を使うのならこの近くに魔法教室があるから、行ってみるといい」


「ありがとうございました!」


これはいくしかないな






          ◇◇◇◇





「魔法が習えると聞いてきたのですが」


「あぁ、習えるよ」


行ってみると、出迎えてくれたのはまさしく魔法使いという格好をしたおばあちゃん。

ここで頑張って大会で優勝やでー!

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