↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、スライム娘になります!  作者: 日高 うみどり
第1章 スライム娘・修行編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/309

23話 修行6日目・夜 試験前夜

 6日目の修行も無事に終わった。

 明日はいよいよ7日目、最後の試験の日だ。

 

 クルスさんは明後日の朝、オパールさんもその日のうちに旅立つそうだ。

 私も、明後日の朝までこの家にいる事になっている。

 

「さて、晩御飯の前に、明日の試験について確認しておこう」

 クルスさんが夕食の準備中に切り出した。

 

「まず順番だけど、オパール、どうしよう」

「そうだな……僕の試験は午後のほうがいいかな」

 

「了解。じゃあ午前は俺の【冒険者の修行】の試験からだな。

 さっきも言った通り、メルティの勝利条件は『俺に1ダメージでも与えたら合格』だ。

 敗北条件は……そうだな、正午までに決着がつかなかったら、メルティの負けってことにする。

 あと、俺は明日は、メルティを倒すつもりで時々メルティのコアを狙って攻撃する。

 それを食らってメルティが戦闘不能になったらその時点で不合格。これでどう?」

 

「はい、分かりました」

「審判はオパールにやってもらおう。解析眼鏡を使って、正確に1HP計測してもらいたい」

「オッケークルるん任された」

 

 

「じゃあ次は僕の【日常生活の修行】の試験だね。前にも言ってた『はじめてのおつかい』をやってもらう。

 メルっちょはこの家から出て、近くの市場に行って、僕の指定する商品を3種類購入してからここに帰ってきてもらう。

 無事帰れたら合格、スライム娘だってバレちゃったら不合格だ。

 ただしバレそうになっても、ちゃんと上手く誤魔化せたらセーフにする。

 僕はおつかい中もずっと家にいるけど、鳥型ドローンでちゃんと監視はしておくからね。

 あとクルるんには、少し離れたところからメルっちょの事を尾行してもらいたい。

 もしメルっちょがスライム娘だってバレたらフォローしてもらえるようにね。

 言い換えると、メルっちょの前にクルるんが現れたらその時点で不合格。

 午後過ぎだから夕方ほど人は多くないけどそれなりいるから気を付けてね。だいたいこんな感じ。どう?」

 

「了解です。がんばります!」

 

 

 そして夕食の時間。ローブは洗濯中なので、上半身は人型の裸、下半身まん丸スライムのいつもの姿だ。

 

「メルっちょ、考え事?」

 私は食事の手がたびたび止まっていた。

「あ、はい、どうやったらクルスさんに勝てるのかなって……」

 午後の訓練では結局、攻撃をクルスさんに当てたのは、あの時1回きりだった。

 

「クルスさん、やっぱりすごいんですね。あの後1回も当たらなかった……」

「いや、メルっちょもあれはあれですごいよ。最後のほうはクルるんほとんど本気だっただろ?」

「え?あ、ああ、まあね……」

「え、そうだったんですか?」

 クルスさんは頷く。

 

「うん、メルティの動きがどんどん良くなっていったからびっくりしてさ。

 レベルが下がってるせいもあるけど、ほとんど手加減なんてできる余裕が無かったよ」

「そう、だったんですね……」

 自分がそこまですごかったなんて実感は湧かない。

 

「ま、だからこそ、明日の試験は最初から全力で行くよ。動きが良くなってきているとはいえ、それだけじゃあ厳しいかもよ」

「となると、メルっちょの作戦次第だね。今日は見せていない新技とか上手く組み込んで、上手くクルるんと戦うしか無いよ。

 クルるんも実践派だからね。メルっちょが成長するより早く、クルるんもパワーアップしちゃうかもよ」

「そっか……」

 

 クルスさんはAクラスの女勇者だ。

 どんな新技を繰り出したって、数回見せちゃえばあっという間に慣れてしまうだろう。

 

「あの、クルスさんって普段どんな戦いかたするんですか?」

 私は聞いてみる事にした。何かヒントがあるかも。

 

「俺か?俺はまあ……知っての通り『女勇者』だから、所謂オールラウンダーだな。

 普段は大剣をメインに使ってる。ディフェンダーっていう防御も出来る剣を使って防御力を補ってる。

 その代わり防具は必要最小限のスピード全振りって感じだな。

 後は攻撃魔法も使うけど、こっちは正直あんまり得意じゃない。回復魔法も使うけど本職よりは上手くは無い。

 まあ、万能型といえば万能型だけど、悪く言えば器用貧乏かもな」

「なるほど……」

 

「ま、試験のクルるんがレベル8くらいなのはメルっちょに有利かもね。

 勇者系って全体的に大器晩成らしくて、クルるんもそうだった。低レベルの時はそんなに強くなかったよ」

 

「まあ……物理攻撃は戦士のジョルジュ、魔法はビビアンには勝てなかったな。

 回復魔法もメインのエリーゼのMPが減った時のサブ担当って感じだったし。

 基本その場で色々役に立てることを考えながら頑張ってたな」

 

 そうなんだ。クルスさんの仲間、か……。

 

「クルスさんのパーティの他の皆さんって、どんな感じだったんですか?明日の試験には関係ないかもだけど……」

「ん?えっと、どんな感じかと言われると……」

 ビビアンさんは会ったことがあるが、他の2人はまだ知らない。

 どんな人達だったんだろうと、ふと気になった。

 

「うーん、まあ……普通、かな」

「普通、ですか?」

「うん、ジョルジュもエリーゼもどっちも昔から知ってた幼馴染なんだよな。だから改めて聞かれると、うーん……」

「まあうん、ジョジョもエリエリも、どこにでもいる普通の人って感じだったね。今でも普通にいいやつらだよ」

「な、なるほど……」

 

 ビビアンさんのインパクトがありすぎたせいか、申し訳ないけど、普通といわれてもちょっとピンと来ない。

 

「ふっふっふ。ナメて貰っちゃ困るよメルティ君。

 普通だったけど、いや普通だったがゆえに、とにかくもう面白いことになっていたんだからね」

 オパールさんが突然にやけながら語り出した。

「え、どういう事ですか?」

 

「いいかいメルティ君、よく考えてみたまえ。

 第1問。

 昔々あるところに、男の子2人と女の子1人の仲の良い3人組がいました。

 どこにでもいるような普通のお年頃の3人組。

 しかしある時突然、男の子のうちの1人が女の子になっちゃいました。さてどうなるでしょう?」

「……えっ?」

 

「第2問。

 昔からよく知る親友同士だった2人の男の子。

 片方の男の子は女になっちゃったけど、俺たちの友情は変わらないぜとお互い約束しました。

 しかしおっぱいばいんばいんになった後も元男の子は、親友君にごくごく自然にいつも通りいつもの距離感で接してきます。

 この後親友君にどのような心境の変化が起こるでしょうか?」

「え、えっ……えっ?」

 

「第3問。

 女の子は、片方の男の子に対し王子様のようなあこがれを持っていました。

 しかし王子様はある日突然消えてしまいました。それと入れ替わるように、女の子はある一人のレディと知り合いになりました。

 そのレディは、実は王子様が自分なんだよと、最初の頃は恥ずかしくて言えませんでした。

 一方女の子はレディが取るしぐさを見て、どうしても王子様を連想してしまいます。

 さて、この後どうなるでしょうか?」

「え、えっと、ちょっと待って……え、でも、え?」

 

「最後の問題です。

 この3人は、今ではみんなAクラスのベテラン冒険者になりました。

 この結末はどうなったでしょうか?」

「え、ええと、ええと……」

 

「はっはっは。とまあ、そんな感じさ。

 みんな普通の奴だったが故に、普通じゃないことが起こってしまっていろいろあったのさ。

 さあメルティ君、どうだい?分かるかい?」

 

「あ、はい……いや、分からないような、いや、なんというか……」

 

「うん、色々あったよ、色々……」

 クルスさんはどこか遠い目をしながら、それだけ答えた。

 

「そ、そうなんですね……。

 あの、それで……その、どうなったんですか?」

「うん、そうだね。最終問題だけでも答えておかないといけないね」

 

 オパールさんは真面目な雰囲気になり、答えをぽつりぽつりと答え始めた。

 

「その3人組は、すったもんだの末、親友君と女の子が恋人同士になりました。

 女の子は僧侶で、戦士の男の子はそれを護るタンクの役割でした。

 守れらる側と守る側。二人の仲が進展するのに時間はかかりませんでした。

 それに対し『女勇者』はオールラウンダー。

 一人で何でもできました。できてしまいました。

 いつしか2人と1人の間には壁が生まれ、残された1人は身を引き、遠くから2人の仲を応援することにしたのです」

 

「………………」

 しばらくの間、なんだか言葉が出なかった。

「あの、それって、じゃあ、今皆が集まらない理由って……」

 

「あ、いやメルティ、違うぞ?

 オパールは面白おかしくこう言ってるだけで、今でも皆普通に仲はいいぞ?

 集まらないのは単に本当に皆忙しくなっただけだ」

 

「ゴメンゴメン、まあすったもんだあったけど今でも全員仲良しだよ。ビビやんも僕も含めてね」

「あ、そうなんですね……」

 

「ちなみに、第2第3問みたいなハプニングはまだまだ現在進行形で増加中です。

 この間なんか、ジョジョが温泉に入ってるときにクルるんがまたまた気づかずに行っちゃって……」

「そそそ、その話は言うな!」

「え、じゃあエリエリとクルるんが下着の相談で盛り上がっていた時の話を……」

「それもダメだ!」

「えっとじゃあ……」

 

 ……うん、どうやら皆、やっぱり濃い人達みたいだ。いいパーティーなんだな。

 まあ私はそんなにキャラ濃くないから、もし私に仲間が出来てもこんなことは起こらないだろうけど……。

 

「メルっちょ、そんな顔してるけど、今やメルっちょも充分キャラ濃いからね」

「……えっ?」

 どうも私は、思っていることが顔に出やすいタイプらしい。



 

 明日に備えてお風呂のお湯を空っぽに飲み切った後、庭で散歩する。

 今日は『野良猫』くんの気配もない。約束は守ってくれているらしい。

 

 少し歩いていると、近寄って来る人影があった。クルスさんだった。

 

「や、メルティ、今日は俺も一緒に散歩していいかな」

 さすがに今朝二日酔いだったので今夜は飲んでいないらしい。

 私はいいですよと答え、クルスさんと二人並んで星空の下を散歩した。

 

「そういえばあの木、ちゃんと治ったんですね」

「オパールの奴が上手いことやったみたいだね。あいつほんと何でも出来るな……」

 

「あ、そうだ木で思い出した。あの『野良猫』の男の子、昨日の夜また来てましたよ」

「え、大丈夫だった!?」

「ええ、私の事は秘密にしてくれるみたいです。もう忍び込まないって約束もしました。

 あと、クルスさんにパンのお礼をしたいって言ってましたよ」

「そ、そっか……」

 

「あのパン、妹さんの誕生日にあげたんですって。すっごく美味しかったって喜んでたそうです」

「そっか、そりゃ良かった……」

 

「クルスさん、優しいですよね」

「い、いや、そんなことは無いよ。あの時はたまたまマジックパックに入っていたから……うん、そう、たまたまだよ」

「そっか……フフッ」

 そんなはずはないんだけどね。あんな高価なパン、普通は持ち歩いたりはしない。保存食には選ばないパンのはず。

 クルスさん、誤魔化そうとしているけど。

 

「そういえばさ、聞いていいかな。メルティはどうして冒険者になりたかったの?」

 冒険者の中には複雑な過去を持つ人もいるので、あまりこういう込み入ったことは話題に出さない。

 こういう話が出来るのは、信頼の証でもある。

 

「ええと、実はその……お金のため、でしょうか」

「お金?」

「すみません、あんなに大騒ぎしてジョブマニュアルを譲ってもらったのにこんな理由で……」

「い、いや、そんな事は……」

 

「……私、2歳か3歳の頃に父を亡くして、ずっと母子家庭だったんです。

 母は女手ひとつで働きながら私を育ててくれて……裕福では無かったけど、私の事を一生懸命育ててくれたんです。

 でも、結局母も私が10歳の頃に過労で亡くなってしまったんですけど……」

「……そう、だったんだ……」

 

「母は色んなことを教えてくれました。その中でも一番口を酸っぱくして教えてくれたのが、お金は大事だよ、って……

 私、母が亡くなる前は、教会の神父さんが教えてくれる学校で授業を受けていたんです。

 その学費を、父が亡くなった時の遺産で払ってくれたらしくて……。

 父の顔はぜんぜん覚えていないんですけど、私がちゃんとした教育を受けられて、ちゃんとした成人になれたのは、父の残してくれたお金のおかげなんです」

 

「そっか……あれ、でも、どうしてそれで冒険者に?

 けっこう危険な職業だよ?学校も行けてたなら、もっと堅実な職業に就けたんじゃない?」

 

「いえ、結局10歳までしか通えませんでしたし……

 それに、どうやら父も冒険者だったらしいんです。そのおかげで私が学校に通えるだけの遺産を残せたんです。

 だから……えっと、なんて言えばいいんでしょう、もし私がこの先死んじゃっても、将来私に家族が出来た時、家族に父のように遺産を残したいなって、そう思って……」

 

「なるほど……うん、立派な考え方だと思うよ」

「い、いえ、そうは言っても、私に家庭が持てるかなんて想像もつかないんですけどね。私ちんちくりんだったから恋愛事とかに縁が無かったし……」

「え、メルティ可愛いけどな」

「や、やだ、からかわないでくださいよ!それに、今はスライム娘ですし、この体で恋愛って言うのもさらに想像できないし……」

「いや、スライム娘のメルティも可愛いよ」

「ふあ……じゃ、じゃあ、そういうクルスさんはどうなんですか!?どうして冒険者に!?」

 

「あ、ああ、俺か……俺はその、メルティみたいにちゃんとした考えを持って冒険者になったわけじゃないんだ。なんというかその……実家から追放されちゃってさ、それで止む無く、という感じなんだ」


「つ、追放……ですか?」

 

「どこから話せばいいかな……

 俺さ、王都のそれなりの貴族の家系の生まれなんだ。

 オーディール家っていう、昔魔王を倒したって言われる勇者の子孫の分系でさ。歴代『勇者』職をたくさん輩出してきた一族の3男坊だったんだ。

 そういう家系だから、仮に冒険者にならなくても勇者のジョブに就くんだ。

 ただ、なんというか……そもそもだけど、『勇者系』ってジョブはかなり特殊でさ……。

 

 勇者系ってただの『勇者』って名前のジョブじゃなく、実際にはもうちょっと細かい分類があるんだ。

 例えば俺の親父は『黒鉄《くろがね》の勇者』っていう名前の勇者だったし、一番上の兄貴は『霧の勇者』だった。

 事前の職業鑑定でも細かい分類は分からず『勇者系』っていうざっくりとしか出ない。

 実際に就職してみて初めて細かいジョブが分かるんだ。

 で、その『霧の勇者』の兄貴がさ、本当は家を継ぐはずだった。でも、軍事演習中の事故で亡くなってしまってね……。

 2番目の兄貴は病弱だったから、繰り下がりで俺が後継者候補筆頭っていう事になった。

 少し後、俺は正式な後継者として『勇者の就職の儀』に挑んだんだ。

 そしたら……まあご覧の通り、俺は『女勇者』になってしまった。

 

 親父もおふくろも、ものすごく動揺してたよ。

 後継者となったからには結婚して跡継ぎを考えないとならないんだけど、『女勇者』じゃあね……

 親父は政略結婚とかいろいろ考えていたらしいんだけど、全てご破算。女勇者がお嫁さん貰っても子孫を残せないからね。

 お婿《むこ》さんを貰うのもダメだ。俺の好き嫌いを抜きにしても、だ。

 オーディール家を吸収しようと悪だくみする貴族連中は大勢いる。

 ジョブをやめたら男でいられるけど、勇者職に就かない男が勇者の血を紡ぐオーディール家の後継者となるのはふさわしくない。

 男として生きる道、女として生きる道、どっちも選んでも家のためにはならない。

 

 その日から一気に腫物扱いさ。

 結局後継者は一番下の、まだ小さい弟って事になった。俺はまるで、最初からいなかったかのような事にされたよ。

 そんな感じの扱いに結局耐えられなくなって、俺は家を出ていく事にしたんだ。

 黙って出ていこうかとも思ったけど、一応親父に義理立てしてその事を話したら、じゃあ追放だ、二度と家の敷居は跨ぐな、だとさ」

 

「…………」

 予想外に壮絶だった。何も言えなかった。

 

「で、俺は家を出て、冒険者になった。

 結局『女勇者』のまま冒険者をすることにした。

 勇者系って他のジョブにはなれないってのもあったけど……なんていうか、親父を見返してやりたくてさ。

 お前が追放した『女』でも、ちゃんとした冒険者になれるんだぜって、言ってやりたくてね……」

 

「……そう、だったんですね……」

 

「メルティ、そんな顔しないで。俺今充実してるよ。

 ジョルジュとエリーゼはこんなになった俺についてきてくれたし、ビビアンやオパールとも出会えた。

 他にもいろんな知り合いがいる。

 それに、メルティっていう弟子も出来たしね」

 

「……弟子……」

 そっか、私、弟子なんだ。私の事を弟子って呼んでくれるんだ。

 

「そういうわけだからさ、明日の試験、すごく楽しみにしている。

 自分でああいう負け条件つけといて何だけどさ、メルティがどんな方法で俺に挑んでくるのか、実はワクワクしてしょうがないんだ。……あ、ゴメン、プレッシャーになった?」

「い、いえ……」

 

「それで、メルティ、自信はどう?」

「正直言うとあまり無いです。でも、私も実は楽しみかもです。クルスさんに勝つためにはどうしたらいいんだろうって、さっきもお風呂でいっぱい考えてました」

 

「そっか……。

 あ、そういえばさ、実はオパールにメルティの粘着ボールを1個貰ってたんだけど、昨日の戦いですっごく役にたったよ」

「え、そうなんですか?どういう風にですか?」

「えっとね、内緒」

「え~~っ!?」

「メルティに教えたらヒントになっちゃうでしょ。だから教えない」

「そんなぁ……じゃあ私も明日の作戦、教えませんからね」

「うん、楽しみにしているよ」


 

 クルスさんとの散歩は楽しかった。明日の事を考えると緊張していたが、だいぶ解けた気がする。

 明日は試験。頑張らなければと気負いすぎていたけど、クルスさんとの戦いを楽しむつもりでいいのかもしれない。そう思った。

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。